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ハンドメイド作家の確定申告の条件と申告方法!6つのステップで申告

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ハンドメイド作家の方向けに、確定申告をする必要のある条件をまとめてみました。会社員である場合と、専業主婦である場合では、条件に違いがあります。

本記事は、ハンドメイド作家が意識したい確定申告の条件と、その申告方法をご紹介します。

【参考文献】 個人事業の経理と節税〈’14年版〉―フリーランス・自営業者
       青木 茂人 (著) 2014年

 

1. 確定申告が必要な条件とは

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ハンドメイド作家にとって、確定申告は必要なのでしょうか。 通常、個人事業主や法人であれば確定申告は義務付けられています。一方、専業主婦や副業でハンドメイド作品を販売している方はどうなのでしょうか。

国税庁のホームページでは以下のように記載されています。

  •  会社員で副業の場合には、年間の所得が20万円を超える場合
  •  専業主婦などの場合には、年間の所得が38万円を超える場合 

※ ・ 国税庁ホームページ 申告書の提出が必要な方
  ・ 国税庁ホームページ 基礎控除額          

所得とは、収入から必要経費を差し引いた「利益」となります。

そのため、たとえば、1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得が、(副業の場合)20万円(専業主婦の場合)38万円を超える場合には、 基本的に確定申告が必要となります。

従って、月の平均売上が10万円の売上げがあり、必要経費が6万円かかったとすると所得は4万円となり、年間で48万円となります。その場合、確定申告が必要となります。

 

2. 確定申告までのステップ

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確定申告をする必要がある場合に、どのような方法、手順をとればいいのでしょうか。

おおまかにいうと、確定申告をするまでには次の6つのステップをとります。

  1.  領収書やレシートを集めます
  2.  控除証明書を集めます
  3.  申告書を税務署から入手します
  4.  確定申告用のソフトに入力します
  5.  申告書類を自動で作成します
  6.  税務署に提出します

それぞれの方法を詳細にご紹介します。

 

2.1 領収書やレシート

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作品を作るのにかかった資材のレシートや領収書などを集めます。保管しておきたい領収書やレシートをリストアップしました。

  •  食事代 (仕事の打ち合わせの食事代)
  •  書籍代
  •  システム利用料 (マーケットプレイスなどの利用料、ホームページの利用料)
  •  交通費 (イベント会場への移動費)
  •  宣伝広告費 (ちらし、パンフレット、名刺などの作成費)
  •  荷造り運賃(包装材料費、運送費)
  •  水道光熱費(水道代、電気代、ガス代)
  •  通信費(電気代、切手代、インターネット使用代)

そのときに、プライベートに使ったレシートと、仕事で使ったレシートをきっちり分けることが重要となります。上記のようなハンドメイド作品の販売に関わる出費は経費として計上できます。

 

2.2 控除証明書

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税金計算に有利になるように、所得控除となる書類を予め集めておきます。

たとえば、例年10月頃になると保険会社などから契約者に「控除証明書」が送られてきます。さらに、医療費の領収書なども集めておきます。申告をすれば控除されますので、大切に保管しておきます。

なお、医療費の領収書は個人の管理となります。紛失しないように気を付けましょう。

 

2.3 申告書

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申告書を税務署から入手します。方法は3通りあります。

  1.  直接もらいに行く
  2.  郵送してもらう
  3.  国税庁のホームページからダウンロードする

最近は、e-Taxというインターネットを使った電子申告という方法もあります。詳細は後述します。

 

2.4 確定申告用のソフト

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経費や売り上げた代金などを計算します。電卓や手計算する方法もありますが、記入ミスや計算ミスなどが発生する可能性もあります。

計算ミスが発生した場合には、後で数字のつじつまが合わなかったりし、照合の作業に手間取ります。そこで、確定申告に関する知識があまりなくても、比較的簡単に確定申告の書類の作成を手伝ってくれる確定申告用のソフトを利用することをおすすめします。

◆ 代表的な確定申告用のソフト

確定申告用のソフトというと、とっつきにくいイメージがあるかと思いますが、最近は簿記の知識がなくても無料で使うことができるソフトもでてきています。

確定申告用のソフトの選び方は別記事でまとめています。ぜひご覧ください。

【参考記事】 ・ 白色申告のソフトを比較!機能、使いやすさ、価格で検証

 

2.5 申告書類

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確定申告のソフトで自動的に確定申告の書類を作成する機能などがあります。そのソフトのガイダンスに従って申告書類を作成します。(上の図のイメージは、MFクラウドという確定申告ソフトになります。)

ほかにも無料で利用できる確定申告のソフトもあります。ソフトの機能・料金・使い方などは、別記事をご覧ください。

【参考記事】 ・ 白色申告のソフトを比較!機能、使いやすさ、価格で検証

 

2.6 税務署

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申告書類がそろったら、税務署に提出します。提出方法は3通りあります。

  1.  税務署に持参する
  2.  郵便や信書便で提出する
  3.  インターネットで提出する

 

2.6.1 持参

税務署内に相談コーナーなども設けられているので、申告書の書き方が分からない場合には質問できます。また簡単ではありますが、記入漏れをチェックしてもらうこともできます。

 

2.6.2 郵便や信書便

税務署に行けない場合などは、通信日付印(郵送の場合、消印)が押された日が提出日とみなされます。書留の郵便で送れば、郵送の証拠が残るのでオススメします。

【参考】 国税庁ホームページ 税務手続き関する書類の提出期限

 

2.6.3 インターネット

自宅のパソコンから、インターネット(e-Tax)を使って申告をします。電子証明書の所得などの事前準備が必要となりますが、自宅から提出できます。

詳細はe-Taxのホームページをご覧ください。 → e-Taxの確定申告書等作成コーナー

なお、e-Taxを使う場合には、事前に準備(電子証明書とICカードリードライターの用意など)が必要となります。詳細はe-Taxのホームページをご覧ください。 → e-Tax事前準備の流れ

 

まとめ

本記事は、ハンドメイド作家にとって、確定申告の必要な条件と、その申告の仕方をご紹介しました。

なお、本記事で掲載されている内容は一般的な内容となります。そのため、置かれている状況によっては異なる見解になる場合もあります。税金に関する疑問は、税務署でも丁寧に答えてくれますので、所轄の税務署にお問合せしていただくことをおすすめします。

本ブログでは、ハンドメイド作家として販売や運営に役立つ情報を別記事にまとめています。

【参考記事】 ・ ハンドメイド作家の開業!後悔しないために必要な11の知識
       ・ ハンドメイドのサイトを比較!販売サイトを選ぶのに必要な知識
       ・ ハンドメイド作品の販売方法!知らないと損をする5つの売り方
       ・ ハンドメイド作家必見!ショップカードの作り方

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