モバイルオーダーシステムを比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。
スマホからテーブル注文できるシステムや、事前予約ができるシステム、英語、中国語を表示できるシステム、POSと連携できるシステム、クーポンを発行できるシステムなどがあります。
そこで、モバイルオーダーシステムを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、モバイルオーダーシステムおすすめ7選を比較し、その違いをご紹介します。
モバイルオーダーシステムおすすめ7選の比較
モバイルオーダーシステムを選ぶときに、次の7つのポイントはチェックしたいところです。
- 店舗でテーブル注文できるか。
- 事前予約に対応しているか。
- POSレジと連携できるか。
- 販売管理システムと連携できるか。
- 外国語に対応しているか。
- スマホで決済できるか。
- サポートはあるか。
上記ポイントをもとに、おすすめのモバイルオーダーシステムを紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
1. O:der Table(オーダーテーブル)
スマホから、お客様がテーブル注文できるシステムです。さらに、スマホで決済ができるため、レジでの会計が必要ありません。
店舗のPOSレジとの連携もでき、レジへの注文の打ち込みが必要ありません。さらに、売上データとしてそのまま利用できるため、いつ、なにが、どれだけ売れたかが瞬時に分析できます。
また、英語・中国語にも対応しており、お客様の画面で、ワンタッチで切り替えられます。
また、飲み放題や食べ放題にも対応しており、残りの時間を表示できます。
◆ 機能一覧
- 店舗でのテーブル注文: 〇
- 事前予約: ×
- POSレジ連携:〇
- 販売管理システムとの連携:〇
- 外国語対応:〇 (英語、中国語)
- スマホ決済:〇
- サポート:〇(24時間365日)
◆ 料金プラン
未公開
2. LBB Order
お客さまが、L.B.B.Orderに登録しているお店を検索して、注文できるシステムです。事前に予約をすると、店内に注文情報が届くので、お客様が来店したら商品を渡します。
また、テーブルモードにすることで、お客様が飲食店のテーブルに表示されているQRコードを読み込むことで、お客様のスマホで注文、決済を行えます。
なお、注文時点で事前決済をするモードと、テーブルごとのお会計をまとめて精算する後精算モードの2種類の決済モードが用意されています。
なお、お客様の氏名や生年月日・電話番号・メールアドレスなどの情報を取得できます。そのため、購入後にクーポンを発行したり、メルマガを送ることもできます。
◆ 機能一覧
- 店舗でのテーブル注文: 〇
- 事前予約: 〇
- POSレジ連携:△(オプションで対応可能)
- 販売管理システムとの連携:未公開
- 外国語対応:〇(5言語に対応)
- スマホ決済:〇
- サポート:未公開
◆ 料金プラン
初期費用は0円。月額費用は10,000円〜
3. PO+S モバイルオーダー
お客様のスマホでメニューを注文できるセルフオーダー用のスマホアプリです。専用のQRコードをお客様がスマホで読み取ると、注文用の画面が表示されます。
お客様が注文をすると、そのまま厨房のプリンターから伝票が印刷されます。POSレジとの連携ができ、注文を2度打ち直す必要はありません。
また、お客様に専用のアプリをインストールしてもらう必要もないため、すぐに注文して頂けます。
◆ 機能一覧
- 店舗でのテーブル注文: 〇
- 事前予約: ×
- POSレジ連携:〇
- 販売管理システムとの連携:〇
- 外国語対応:未公開
- スマホ決済:未公開
- サポート:未公開
◆ 料金プラン
未公開
4. PLATFORM
アプリから好きな時に事前に注文できるシステムです。インストールせずに利用できるため、お客様もすぐに注文できます。
店舗で注文を受け付けると、注文・売上情報が一覧で表示されます。また、商品の品切れにも対応しています。また、オンラインクーポンを発行できたり、お客様の来店回数や注文履歴も管理できます。
なお、決済は、クレジットカード、デビットカード、Apple PayやGoogle Payに対応しています。
◆ 機能一覧
- 店舗でのテーブル注文: 〇
- 事前予約: 〇
- POSレジ連携: 未公開
- 販売管理システムとの連携:未公開
- 外国語対応:未公開
- スマホ決済:〇
- サポート:未公開
◆ 料金プラン
未公開
5. UレジMobileOrder
株式会社USENが提供するモバイルオーダーシステムです。
QRコードを読み込み、来店者自身で注文をすることで、来店者のスマホだけでセルフオーダーができます。ただし、Uレジ FOODというシステムを導入する必要があります。
なお、Uレジモバイルオーダーの紹介動画がYouTubeに掲載されているので、ご紹介します。
◆ 機能一覧
- 店舗でのテーブル注文: 〇
- 事前予約: ×
- POSレジ連携:×
- 販売管理システムとの連携:×
- 外国語対応:△(Uレジ TTOの導入で対応可能)
- スマホ決済:×
- サポート:〇(24時間365日対応)
◆ 料金プラン
未公開
6. ユビレジQRオーダー
iPadを使ったPOSレジ大手のユビレジが運営するモバイルオーダーシステムです。
ユビレジ ハンディというシステムと組み合わせることで、ユビレジ ハンディから出力されたQRコードをお客様のスマホで読み取り、直接注文できます。注文をすると、注文伝票が印刷されます。
◆ 機能一覧
- 店舗でのテーブル注文: 〇
- 事前予約: ×
- POS連携:△(ユビレジの機能で実現)
- 販売管理システムとの連携:△(ユビレジの機能で実現)
- 外国語対応:未公開
- スマホ決済:△(ユビレジの機能で実現)
- サポート:△(メールサポート 平日10:00〜17:00)
◆ 料金プラン
未公開(ただし、新型コロナウイルス対策支援のため当面は利用料無料) ※2020年11月6日時点
7. EasyEat
NTTドコモが提供するモバイルオーダーシステムです。
お客さまのスマホでQRコードを読み取るだけで、注文・支払いができます。英語、中国語、韓国語にも対応しているので、海外の方でも使えます。
なお、YouTubeにサービス概要を掲載した動画があるので、ご紹介します。
◆ 機能一覧
- 店舗でのテーブル注文: 〇
- 事前予約: ×
- POSレジ連携:未公開
- 販売管理システムとの連携:未公開
- 外国語対応:〇(英語、中国語、韓国語)
- スマホ決済:〇
- サポート:未公開
◆ 料金プラン
未公開
まとめ
本記事は、モバイルオーダーシステムおすすめ7選を比較し、その違いをご紹介しました。
おさらいをすると、求める内容によっておすすめのツールが変わります。
求める内容 | おすすめのツール |
店舗での注文を受け付けたい | O:der Table、LBB Order、PO+S、PLATFORM、Uレジ、ユビレジ、EasyEat |
事前注文に対応したい | LBB Order、PLATFORM |
POSレジと連携したい | O:der Table、PO+S、 |
外国語に対応したい | O:der Table、LBB Order、EasyEat |
スマホ決済に対応したい | O:der Table、LBB Order、PLATFORM、EasyEat |
なお、飲食店の開業の手順や、予約システムやホームページの作成、テイクアウト用のアプリについては、別記事でまとめています。
【参考記事】・ 飲食店の開業前のチェックリスト!開業マニュアル付き!
・ 飲食店のホームページ制作費用の相場と業者の選び方
・ 飲食店の予約システムおすすめ6選を比較(無料あり)
・ テイクアウト・デリバリーアプリおすすめ7選を比較!
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Writer/編集者: 松田康