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弥生会計オンラインの使い勝手と評判!メリット・デメリット


弥生会計オンラインは人気の会計ソフトですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。

スマホでレシートをスキャンすると、スキャンした情報から、自動的に仕訳データを作れます。
また、画面のガイダンスに従うことで、簡単に勘定科目を選べるなど優れた機能があります。

一方で、連携できるシステムが少ない点と、2名以上が利用する場合には、追加ライセンスが必要な点は注意が必要です。そこで、弥生会計を利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。

本記事は、弥生会計オンラインの使い方や使い勝手、評判・口コミを紹介します。

 

1. 弥生会計オンラインのメリット

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弥生会計オンラインのメリットは、6点あります。

  1.  入力画面が使いやすい
  2.  スマホでレシートをスキャンする機能が便利
  3.  ネットバンク、クレジットカード、他社アプリと連携できる
  4.  無料で利用できる
  5.  豊富なレポートがある
  6.  無料で経費精算を使える

それぞれを詳細にご紹介します。

 

1.1 使いやすさ

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かんたん取引入力画面は、経理の初心者でもわかりやすい機能が用意されています。

たとえば、科目をクリックすると、勘定科目の説明が書かれており、適切な勘定科目を選びやすくなっています。

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さらに、日常的な言葉をもとに勘定科目を選べます。例えば、飲食代の場合、「飲食」と入力すると「取引先との飲食代」と表示され、勘定科目と摘要に自動的に入力されます。

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勘定科目に苦手意識のある経理初心者にとって、使いやすい機能です。

弥生会計オンラインかんたん入力画面を見る

 

1.2 レシートのスキャン機能

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弥生会計オンラインの便利なスマホアプリとして、弥生レシートという無料のアプリがあります。スマホでレシートを撮影し、送信をすると、撮影データをもとに自動的に、データを作れます

(手順1) 「弥生レシート」というアプリをダウンロードします。

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(手順2)アプリを起動し、レシートを撮影・送信します。摘要や金額が自動的に登録されます。

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(手順3)パソコンの弥生会計オンラインで「スマート取引取込」をクリックすると、スキャンしたデータが取りこまれ、自動的に勘定科目も割り当てられて、登録されています。

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他のクラウド会計ソフトでは、スキャンはできるものの、結局、勘定科目や摘要は手作業で入力する必要があるのですが、弥生会計オンラインは自動的に行ってくれます

そのため、レシートをスキャンするだけで、サクサク仕訳データを作ってくれるため経理の作業が圧倒的にラクになります。

弥生会計オンライン レシート取込機能を見る

 

1.3 自動連携

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弥生会計オンラインは、スキャンデータネットバンククレジットカード、MoneyLook、Zaimとった銀行口座管理アプリなどとの連携ができます。

自動連携をすることで、手入力で会計データを入力する手間が省けます。

◆ 自動連携可能なサービス

分類 アプリ名
銀行口座 MoneyLook、Zaim、Moneytree
請求書作成 Misoca、MakeLeaps
POSレジ Airレジ、スマレジ、ユビレジ
経費精算 STREAMED、Staple for 弥生
画像取込 ScanSnap Cloud、弥生 レシート取込

弥生会計オンライン 連携システムを見る

銀行口座やPOSレジとの連携による作業効率の向上については、中小企業庁のホームページでも掲載されています。

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【出典】 中小企業庁のホームページ クラウド会計の副次的効果

口コミを調べていたところ、Twitterにコメントがありましたので、ご紹介します。

https://twitter.com/toyamamasaaki/status/1476399367058001925

 

1.4 料金

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弥生会計オンラインは、無料最大1年間、利用できます。そのため、使い方や操作性などを確認してから購入できます。

◆ 弥生会計オンラインの料金プラン

プラン セルフ ベーシック
年額(税抜) 26,000円 35,200円
電話サポート △(最初の2か月無料)
メールサポート △(最初の2か月無料)

弥生会計オンライン 料金プランを見る

 

1.5 レポート

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弥生会計オンラインは、自動的に取引・残高のレポートや損益レポート、帳簿を出力します。

◆ 取引・残高レポート(日別取引レポート、残高試算表、残高推移表)

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◆ 損益レポート、科目別損益レポート、取引先別損益レポート

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◆ 現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳、仕訳帳、総勘定元帳

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口コミを調べていたところ、Twitterにコメントがありましたので、ご紹介します。

 

1.6 経費精算

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弥生会計オンラインは、Staple for 弥生を利用することで、経費精算機能を無料で利用できます。

⇒ 当サービスは2019年12月27日をもって、終了しました。

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パソコン、スマホ、タブレットから経費精算処理が行えます。さらに、ワークフロー機能もあるため、上長の承認や経理による承認も行えます。

また、領収書の画像を添付したり、交通系のICカードを自動で読み込む機能もあります。これらの機能を無料で利用できるのは魅力的です。

 

2. 弥生会計オンラインのデメリット

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前章では、弥生会計オンラインのメリットをご紹介しました。次に、評判とは異なり、デメリットをご紹介します。3点あります。

  1.  複数人で利用する場合には追加ライセンスが必要
  2.  連携できるサービスが不足している
  3.  ショートカットキーが不足している

それぞれを詳細にご紹介します。

 

2.1 ライセンス

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クラウド会計ソフトであるfreeeやMFクラウド会計は、2名以上の利用があった場合でも追加コストが発生せずに利用できます。

一方、弥生会計オンラインの場合には、複数の方が利用する場合、人数分のライセンスが必要となります。そのため、弥生会計オンラインを複数人で利用する場合は、コスト面で注意が必要です。

弥生会計オンライン 料金体系を見る

 

2.2 連携できるサービス

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クラウド会計ソフトであるfreeeやMFクラウド会計の場合には、自動連係できる金融機関などが3,600社以上あります。さらに、金融機関・クレジットカードだけでなく、ECサイトや決済サービスとも連携しています。

一方、弥生会計オンラインは約1,250社の金融機関・クレジットカードと連携できますが、ECサイトや決済サービスとの連携が整っていないことがあります。たとえば、Amazon、Square、Airレジ、GMOイプシロン、BASEなどとは連携していません。

そのため、Amazonで消耗品や書籍などを購入したときに、他のクラウド会計ソフトであれば連携して仕訳データを作成してくれますが、弥生会計オンラインの場合は別作業が必要となります。

 

2.3 ショートカットキー

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会計ソフトで高速に大量の仕訳データを入力する際に、ショートカットキーが便利です。MFクラウド会計の場合には10種類のショートカットキーがあり、マウスを使わずにキーボードだけで作業が進められます。

◆ MFクラウド確定申告のショートカットキー

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インストール型の弥生会計にはショートカットキーが用意されていますが、弥生会計オンラインにはショートカットキーが用意されていないようです。そのため、高速に大量に仕訳データを入力する場合には、少々手間を感じます。

 

まとめ

本記事は、弥生会計オンラインの使い勝手と評判を、実際の画面とともにご紹介しました。

おさらいをすると、弥生会計オンラインのメリットは5点あります。

  1.  入力画面が使いやすい
  2.  スマホでレシートをスキャンする機能が便利
  3.  ネットバンク、クレジットカード、他社アプリと連携できる
  4.  無料で利用できる
  5.  豊富なレポートがある

一方、デメリットは3点あります。

  1.  複数人で利用する場合には追加ライセンスが必要
  2.  連携できるサービスが不足している
  3.  ショートカットキーが不足している

弥生会計オンラインの詳細を確認する

なお、他の会計ソフトとの違いを別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ 弥生会計とMFクラウド会計を比較!機能、料金、使いやすさを比べる!
       ・ freeeと弥生会計オンラインを比較!機能・料金・使いやすさで検証
       ・ 白色申告のソフトを比較!機能、使いやすさ、価格で検証

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Writer/編集者: 松田康


弥生会計オンラインの使い勝手と評判!メリット・デメリット” に1件のフィードバックがあります

  1. Kenny ozaki

    弥生オンラインを検討してましたが、やはりやよいデスクトップとフリーの組み合わせでやろうかと思います。
    参考になりました。

    返信

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