質問するだけで、情報収集・資料の作成・予約まで全部おまかせ！
そんな夢のような作業をしてくれるのが、次世代AIツール「Genspark AI」です。
検索だけではありません。提案書のたたき台を作ったり、契約書のテンプレートを探したり、レストランの予約までAIがサポート。調べものにかかる時間と手間をカットできます。
この記事では、Genspark AIの特徴、使い方、便利な活用方法、他のAI検索ツールとの比較、料金プランまで、初心者にもわかりやすくご紹介します。
情報収集を効率化したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
1. Genspark AIとは？
Genspark AIは、ユーザーの質問によって、AIエージェントが情報を収集・要約し、1ページに整理されたレポートを作成してくれるツールです。
■ 主な特徴
- 複数のAIエージェントが協力して情報の収集、要約を行ってくれる
- 資料を作ってくれる
- 作業を代行してくれる
自分が知りたいことを伝えると（例 Gensparkについて教えて）
情報を整理して教えてくれます。
このように、AIが情報を収集し、ポイントを整理したレポートを作成してくれます。
（ なお、レポートの作り方については、提案資料を作ってもらう で解説しています。）
また、ホテルや飲食店の予約もAIがサポートしてくれます。たとえば、「7月1日に京都のホテルを予約して」と伝えると、
7月1日に予約できるホテルと料金を一覧で教えてくれます。
このように、希望条件に合うホテルを一覧で表示してくれるので、予約の手間も大幅に省けます。
手軽な調べものから、予約や資料作成までをAIがサポートしてくれるのが、Genspark AIの魅力です。それでは、次に「Genspark AIの使い方」を具体的に見ていきましょう。
2. Genspark AIの使い方
Genspark AIの使い方をご紹介します。次の5つのステップでご紹介します。
それぞれを詳細に説明します。
2.1 ユーザー登録をする
Genspark AIを利用するにあたり、まずユーザー情報を登録をします。
（手順1） まず、Genspark AIにアクセスします。AIに質問を入力してみます。
（手順2） Gensparkを初めて利用する場合は、まずログインが必要です。以下のような画面が表示されるので、希望する方法を選んで、アカウントを作ります。
ログイン後はすぐに「スーパーエージェント」の画面に進み、質問を入力して使い始められます。
2.2 提案資料を作る
さっそく、Gensparkを利用してみましょう。まず、提案資料を作ってもらいます。
（手順1） 知りたい内容ややってほしいことを入力します。たとえば、「Gensparkの導入に関する提案書をつくって」このように入力すると、AIエージェントが調査を始め、回答してくれます。
（手順2） 質問を送信すると、Gensparkの複数のAIエージェントが作業を始めます。
（手順3） AIエージェントによる調査が完了すると、画面に提案書が表示されます。質問を投げかけるだけで「提案書のたたき台」が作れます。
（手順4）作られた提案書を確認します。1枚目はタイトルや目次があります。
2枚目は、Gensparkの特徴がまとめられており、「提案書のたたき台」が作れています。
（手順5） 資料が出来上がったら、右上のアイコンをクリックします。
（手順6）共有をするときは、URLのリンクをコピーする方法と、Twitterで共有する方法、Facebookで共有する方法があります。
2.3 レストランの予約をする
Genspark AIで、レストランの予約を手伝ってもらいます。
（手順1） 希望の内容を伝えます（例 6月8日に横浜で海の見える席でランチをしたい）
（手順2） 候補となるレストランを挙げてくれます。
ちなみに、それぞれのレストランは実在し、海の見える席があります。たとえば、レストランRe:Journalは、以下のようなページです。
他の、Colonial Beach、ミクニ ヨコハマも、海の見える席がありました。
（手順3） 予約をするように指示をします。すると、予約の可否を教えてくれます。
さらに、6月8日でランチを予約をするための電話の代行をしてくれます。
下のボタンを押すことで、予約を取ってくれます。
2.4 資料をダウンロードしてもらう
Gensparkには、業務で必要となるテンプレートやPDFファイルを検索し、ダウンロード可能なリンクを提示してくれる機能があります。
たとえば「業務委託契約書のひな形を探して」と入力すると、AIが該当するテンプレートを検索し、信頼性の高いサイトから提供されているひな形を提示してくれます。
（手順1）「業務委託契約書のひな形を探して」と入力します。
（手順2） AIエージェントが、テンプレートを検索し始めます。
（手順3） テンプレートの特徴や用途を整理し、複数の候補をわかりやすく教えてくれます。
（手順4） ダウンロード可能なテンプレートを教えてくれます。
（手順5） 業務委託契約書を選ぶと、サンプルがダウンロードできます。
このように、Gensparkは検索からファイルの入手までを一貫してサポートしてくれるため、書類作成の手間を大きく削減できます。
2.5 情報を整理、分析する
Gensparkは、指示をすると、情報を表形式に整理し、比較や分析まで支援してくれる機能があります。Excelのような操作は不要で、リサーチ結果をそのまま表にまとめたいときに便利です。
たとえば、「国内の生成AIサービスを10個リストアップして」と入力すると、次のようなステップで情報を整理してくれました。
（手順1）依頼したい内容を入力します。今回は「国内の生成AIサービスを10個リストアップして」と依頼しました。
（手順2）GensparkのAIエージェントが、日本の代表的な生成AIサービスを調査し、日本語に特化したモデルや用途別に特徴を整理して提示してくれます。
（手順3） 生成AIサービスの開発企業や用途、特徴を表形式で教えてくれます。
調査結果を表にまとめ、サービス名・開発企業・特徴・主な用途が列ごとに整理されており、社内向けの説明資料にも使える内容となっています。
他のAI検索ツールとの比較
GensparkはChatGPTやPerplexityとの違いを表にまとめました。ご紹介します。
| 項目 | Genspark AI | ChatGPT | Perplexity AI |
|---|---|---|---|
| 回答形式 | 1枚のWebページで提示 | チャット形式で回答 | チャット形式で回答 |
| 特徴 | 複数AIエージェントが分担して調査・提案を生成 | 柔軟な会話型AI | コンパクトな回答 |
| 出力内容 | 提案書、企画書などの文書 | 文字中心の自然文 | 質問に対する簡潔な答え |
| ユーザー操作感 | 質問で1ページが生成される | 対話しながら、深堀り | 質問→答えが返る |
| 利用シーン | 資料作成、予約代行など | 文章生成、要約、翻訳、コード作成など | 調べ物、論文検索、事実確認などに最適 |
| 料金 | 無料、月額24.99ドル | 無料、月額20ドル | 無料、月額20ドル |
料金プラン
Genspark AIは、無料でも十分に使える一方で、本格的に活用したい方向けに有料プランも用意されています。ここでは、各プランの内容を比較しながらご紹介します。
| プラン名 | 料金 | 主な機能 | 利用対象 |
|---|---|---|---|
| Free | $0/月 | ・200クレジット/日 ・1GBのAIドライブ ・限定的なAIアクセス |
お試し・個人利用向け |
| Plus | $24.99/月 （年払いで$239.99） |
・10,000クレジット/月 ・50GBのAIドライブ ・全AIへの優先アクセス ・画像・動画生成も利用可 |
業務・副業利用向け |
| Pro | $249.99/月 （年払いで$2399.99） |
・125,000クレジット/月 ・1TBのAIドライブ ・最上位AIモデルと生成機能 ・フル機能とサポート付き |
企業・クリエイター向け |
なお、クレジットとは、会話の長さやツールの使用、モデルの複雑さによって変わります。まずは、Freeプランで試してみて、使用するクレジット数をもとに、プランを選んでみてください。
まとめ
本記事では、Genspark AIの使い方についてご紹介しました。
ビジネスの現場では、「正確で信頼できる情報を、いかに迅速に収集し、活用できるか」が大切だと思います。
Genspark AIは、従来の検索エンジンとは一線を画し、調査・要約・分析・資料の作成までを担うAI検索ツールです。複数のAIエージェントによる処理で、時間と労力をかけずに、精度の高いアウトプットを得られます。
本記事でご紹介したとおり、Genspark AIは次のような特徴があります。
- 検索からレポートの作成までを支援
- ホテルやレストランの予約をしてくれる
- 契約書や提案資料のテンプレートも取得できる
- 情報を比較・分析し、表形式で教えてくれる
- 無料プランからスタートでき、月額制で高度な機能も使える
今後、生成AIや検索AIは、単なる情報収集ツールにとどまらず、「思考と業務のパートナー」としての役割が期待されます。
Genspark AIは無料で使えるため、調べ物や資料作成に時間をかけたくない方は、まずは使って体験してみてください。
なお、他の生成AIに関して知りたい場合には、次の記事もおすすめです。
【参考記事】
・ Napkin AIの使い方！アイデアを見える化！資料作成AIツール
・ 動画生成AIおすすめランキングTOP8！実際に使ってみたら優勝は？
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Writer/編集者： 松田康