MOOCRES(ムークリ)は動画編集のスクールですが、評判や口コミはどうでしょうか。
Premiere Pro、After Effectsを学ぶだけでなく、動画クリエイターとしての実践的なノウハウを体系だって学べます。さらに、少人数制なので、生徒同士の繋がりが強く、クリエイターとして、卒業後の仕事にも役立ちます。
一方で、授業料が60万円が必要となる点と、スケジュールは調整できない点は注意が必要です。そこで、MOOCRESを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、MOOCRESに取材を行い、その取材内容をもとに、特徴や留意点をご紹介します。
1. MOOCRES(ムークリ)のメリット
MOOCRES(ムークリ)は動画編集のスクールですが、特徴やメリットは5つあります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 カリキュラム
MOOCRES(ムークリ)はカリキュラムが充実しており、実践的なノウハウを学べます。MOOCRESの代表の金 聖燁様に、カリキュラムの特徴について伺いました。
ー MOOCRESのカリキュラムの特徴は何ですか?
動画編集のクリエイターでPremiere Proをできる方は多いのですが、After Effectsができる人が少ないです。そのため、After Effectsまで学びきることで、市場価値が大きく上げられます。
そのため、AfterEffectsを中心に学習を進め、5か月で動画クリエイターとして必要なスキルを身に着けてもらいます。
現状、動画編集の教材のなかには、情報商材のような内容で、品質の低いものもあります。しかし、 動画クリエイターとしてキャリアを形成するには、動画編集の技術だけでなく、より実践的なノウハウも必要です。
具体的には、次の4点も学んでもらいます。
・ 動画クリエイターとしての営業の仕方
・ 動画を企画・ディレクションする方法
・ 動画の構成、シナリオ作り
・ デザインシンキング(レイアウト、色味、バランス理論など)
他の動画編集スクールのカリキュラムと比較しても、広範囲の内容を押さえており、カリキュラムの充実度は高いと思われます。
1.2 サポート
MOOCRES(ムークリ)は、少人数制のため、講師のサポートが手厚いのが特徴です。MOOCRESの代表の金 聖燁様に、生徒へのサポートの仕方について伺いました。
ー 生徒に対しては、どのようなサポートを行っていますか。
授業が終わった時点で、疑問点が残らないようにすることをコンセプトに運営しています。
そのため、1つの講座で20名と、少人数制で授業を運営しています。そして、1人の先生に、2人のアシスタントがついて 3名体制で授業を運営しています。
また、 課題に取り組む段階で、不明点があった場合には、グループチャットで無制限に質問ができ、24時間以内に 返信をすることを心がけています。
なお、授業は週2日行っています。
・ オフライン授業: 毎週土曜日(19~21時)
・ オンライン授業: 毎週木曜日(20~22時)
両方の授業は同じ内容を実施しますが、知識の定着度を高めるために、できれば両方に参加してもらいたいです。なお、オンラインでのみ授業に参加する方もいるので、そういった方でも授業についてこれるようにサポートします。
また、授業は録画しており、受講生はいつでも(卒業後も)閲覧ができます。
1つの教室に3名体制でついてくれるのは、心強いです。さらに、生徒同士でも勉強会をして、不明点を解消しているようです。
1.3 受講生のネットワーク
MOOCRES(ムークリ)は、少人数制のため、受講生同士の横のつながりが強いのが特徴です。MOOCRESの代表の金 聖燁様に、受講生の横のつながりについて伺いました。
ー 受講生の横の繋がりをアピールしていますが、そのメリットを説明してもらえますか?
動画編集のクリエイターは、孤独になりがちです。その点、MOOCRESで一緒に学んできた生徒は、一緒に作業をしてきたので、会社の同期のような存在となります。
動画クリエイターとして、同じような悩みを持つので、一緒に戦ってくれる仲間となります。
受講生は、学生から50代の社会人など、キャリアやバックグラウンドも多種多様で、意識が高いことが特徴です。
そのため、卒業後も、生徒同士で動画編集の仕事をしたり、困ったときには講師に聞いたりと チームで行動できるのが強みとなります。
動画の技術を一緒に学ぶだけでなく、その後のキャリアにも目配りしており、長期的な視点で生徒を育てようという姿勢が印象的でした。
1.4 仕事の紹介
MOOCRESで受講をしているなかで、スキルに応じて、講師から動画制作の仕事を紹介してもらえます。MOOCRESの代表の金 聖燁様に、案件の紹介の実績について伺いました。
ー 受講生に動画編集の案件を紹介されているようですが、実績はどのくらいでしょうか?
MOOCRESでは、これまで、約100人の受講生に仕事を紹介してきました。 クライアントから動画編集の仕事を受けるときに、受講生のスキルをもとに、クライアントの了解を得て、仕事を紹介しています。
また、出来上がった納品物を、講師側がチェックをして、一定の品質を保つようにしています。 これまで、生徒全体で200人の指導実績があります。そのうち、半分ちかい受講生が、受講中に仕事を経験しています。 もちろん、有償で案件を獲得しています。
動画編集のスキルを学ぶだけでなく、実務に参加することで、動画編集の技術だけでなく、仕事の進め方など、より実践的なノウハウを獲得できると想像できます。
1.5 オンライン動画講座 Doon
MOOCRESの受講者は、オンライン動画講座のDoonを無料で受講できます。動画の作り方に関する講座が膨大にあり、受講をするだけでも学習を進められます。
◆ Doonの画面
2. MOOCRES(ムークリ)を受講するにあたっての留意点
前章では、MOOCRES(ムークリ)で学ぶときのメリットをご紹介しました。次に、MOOCRESを受講するときの留意点をご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 授業料
MOOCRES(ムークリ)は、授業料は60万円となります。MOOCRESの代表の金 聖燁様に、授業料について伺いました。
ー MOOCRESの授業料はおいくらでしょうか。
MOOCRESの授業料は60万円となります。なお、受講料のお支払い方法や時期については、柔軟に対応させていただきます。
支払はクレジットカードで分割払いをする方法や、ボーナスの時期を利用して、支払うなど、相談は可能です。
2.2 受講のスケジュール
前章でも触れましたが、MOOCRESの受講日は次の通りとなっています。
- オフライン授業: 毎週土曜日(19~21時)
- オンライン授業: 毎週木曜日(20~22時)
そのため、木曜日・土曜日を空けられない方は、受講が難しいと想定されます。
まとめ
本記事は、MOOCRES(ムークリ)のメリット・デメリットと評判をご紹介しました。
おさらいをすると、MOOCRESのメリットは5点あります。
- カリキュラムが充実している
- サポートが手厚い
- 受講生の繋がりが強い
- スキルに応じて、動画制作の仕事を紹介してくれる
- オンライン動画講座 Doonを見れる
一方、留意点は2点あります。
- 授業料は60万円である
- 受講のスケジュールは固定されている
そのため、次のような方にはおすすめです。
- 本格的に動画を学びたい方
- 毎週木曜日、土曜日の夕方以降を空けられる方
一方、次のような方にはおすすめできません。
- できるだけ受講料を安く、動画編集の技術を学びたい方
- 毎週木曜日、土曜日の夕方以降を空けられない方
なお、他の動画編集のスクールについては、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 動画編集のオンラインスクールおすすめ12選を比較!(無料あり)
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Writer/編集者: 松田康