アイデアを売るサイトを比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。
自分で思いついたアイデアを投稿して報酬をもらうサイトや、ユーザーが積極的に意見を交換できるサイト、コンテストを通じてアイデアを競うサイトがあります。
さらに、専門家からアドバイスを受けることができるサイトもあります。そこで、アイデアを売るサイトを選ぶ前に知っておくべきポイントをまとめました。
本記事は、アイデアを売るサイトおすすめ8選をご紹介します。
アイデアを売るサイト8選
アイデアを売るサイトを選ぶには、次の4点を確認します。
- 企業がアイデアを募集するタイプか、思いついたアイデアを自由に投稿するタイプか。
- どのようなアイデアを求めているか。（新商品の企画、ビジネスアイデア、商品の改善案）
- 確実に報酬がもらえるのか。あるいは、コンテスト形式か。
- どのような報酬がもらえるのか。（賞金、アイデアの現金による購入、Amazonギフト）
上の視点から、おすすめのサイトをご紹介します。
それぞれを詳細に説明します。
1. Blabo!
ひらめきを投稿して、企業や地方自治体がそのアイデアを見て、買い取るサイトです。アイデア（お題）が掲載されているので、そのトピックについて意見を投稿します。
たとえば、次のようなアイデア（お題）が掲載されています。
- 今、もしも5年前の自分にアドバイスできるとしたら。どんなスキルや知識を習得することをおすすめする？
- 「これが原因だったの…？」自分でもびっくり！わたしの体調不良エピソードと気を付けていることって？
- 効率重視の世の中だけど、毎日の生活の中であなたが「これだけは丁寧にしている」こととその理由を教えて！
興味のあるお題が見つかったら、そのお題の詳細を確認します。また、選ばれたアイデアには、Amazonギフト券がプレゼントされます。
アイデアを投稿するときは、「アイデア募集」画面から自分のアイデアを登録します。
ほかの方のアイデアも閲覧でき、コメントや「Blabo!」（「いいね」の意味）で称賛できます。
地元自治体やアパレル、食品メーカーと連携していて、新商品が開発されています。そのため、アイデアが具体的な製品やサービスとして実現されます。
◆ 基本情報
- アイデアの提供方法： お題に答えるタイプ
- 求めているアイデア： お題による（個人の価値観、経験、事業の解決策）
- 報酬をもらえるタイプ： 審査の後、報酬をもらえる
- 報酬のタイプ： Amazonギフト
2. 不満買い取りセンター
日常生活の中で感じる不満や困りごとを買い取り、そのデータを企業や自治体に提供して、新しい商品やサービスの開発や改善を促すサービスです。
不満を投稿するときは、不満の内容を記入します。
カテゴリーを選びます。
その後、サブカテゴリー、会社名、商品名、購入場所、購入頻度を回答します。
不満による購入頻度の変化、時間帯、不満の要素、利用状況を回答します。
不満をサイトに投稿すると、内容に応じて1〜10ポイントで買取されます。貯めたポイントはAmazonギフト券と交換できます。
◆ 基本情報
- アイデアの提供方法： 自由に投稿するタイプ
- 求めているアイデア： 商品やサービスの不満
- 報酬をもらえるタイプ： 審査の後、報酬をもらえる
- 報酬のタイプ： Amazonギフト
3. アイデアマーケット
自分のひらめきやアイデアを売買できるサイトで、3,000円～50,000円で販売できます。
アイデアのタイトル、概要（問題点、解決策）、アイデアの詳細を登録します。
さらに、アイデア図のアップロード、売り値、振り込み先の口座を入力します。
なお、アイデアの売り上げから得られる利益の85％がアイデア提供者に還元されます。
◆ 基本情報
- アイデアの提供方法： 自由に投稿するタイプ
- 求めているアイデア： ビジネスの解決策
- 報酬をもらえるタイプ： アイデアを購入する人がいると報酬が入る
- 報酬のタイプ： 現金（手数料あり）
4. ココナラ
個人が持つスキルや知識をオンラインで売買できるサービスです。
ビジネスアイデアのコンサルティング、マーケティング戦略、創作活動のアイデアなど、アイデア出しを自分の商品として販売します。
「アイデア出し」を出品している方は148人いらっしゃいます。10件近い販売実績を誇る方もいらっしゃいます。
アイデア出しを出品する画面では、サービス内容、評価、金額などを掲載できます。
◆ 基本情報
- アイデアの提供方法： 自由に投稿するタイプ
- 求めているアイデア： ビジネスアイデア、商品開発のアイデア
- 報酬をもらえるタイプ： 商品を購入する人がいると報酬が入る
- 報酬のタイプ： 現金（手数料あり）
5. クラウドワークス
フリーランスや副業したい人向けのクラウドソーシングで、インターネットを利用して、企業や個人から仕事を受けられます。
アイデアコンペなどコンテスト形式の仕事が多く、ここで独自のアイデアや提案を競うことができます。採用をされると、報酬が支払われます。
コンペの例（ネーミングの募集）
コンペの例（事業アイデアの募集）
コンペの例（事例の募集）
コンペの例（新規商品のアイデア募集）
案件を探すときは、仕事内容や報酬金額で絞り込みをして検索できます。
手軽にコンペに挑戦できるので、初心者にはおすすめのサイトです。
◆ 基本情報
- アイデアの提供方法： 自由に投稿するタイプ
- 求めているアイデア： ネーミング、事業アイデア、事例、商品開発のアイデア
- 報酬をもらえるタイプ： 商品を購入する人がいると報酬が入る
- 報酬のタイプ： 現金（手数料あり）
6. 登竜門
日本最大級のコンテスト情報サイトで、ビジネスアイデアや文芸・川柳、イラスト、アニメ、雑貨、工芸などのコンテスト情報が掲載されています。
ビジネスアイデア部門では、30件のコンテスト情報が掲載されています。
各コンテストの詳細、締切日、賞金、主催者が掲載されています。
◆ 基本情報
- アイデアの提供方法： コンテストによる
- 求めているアイデア： 事業アイデア、商品開発のアイデア
- 報酬をもらえるタイプ： コンテストに勝つと賞金が入る
- 報酬のタイプ： 現金
7. StoKee
日常生活で思いついたビジネスアイデアを投稿し、売買できるサイトです。1アイデアを160円で売り買いできるサイトで、手軽に意見を交換できます。
アイデアを募集しているお題を確認します。
興味のあるお題が見つかったら、アイデアを投稿します。
投稿したアイデアについて、コメントがもらえます。
なお、自分で思いついたビジネスのアイデアを投稿して、販売もできます。具体的には、ビジネスアイデアのキャッチコピーと、思いついたきっかけ、タグ、値段をつけます。
アイデアの投稿者の名前は表示されず、匿名性が保たれます。これにより、自由な発想が促進され、肩書や背景に囚われることなくアイデアを共有できます。
◆ 基本情報
- アイデアの提供方法： お題に答えるタイプ
- 求めているアイデア： ビジネスアイデア
- 報酬をもらえるタイプ： 購入する人がいると報酬が入る
- 報酬のタイプ： 現金
8. Wemake
新商品や新規事業を開発するために、企業にアイデアを提案するサイトです。募集している案件が一覧で表示されるので、賞金総額や提案締め日を確認します。
興味のある案件が見つかったら、募集内容や提案の範囲、提案の方向性、提案に求めること、スケジュール、賞金を確認します。
なお、提案をするときには、商品や事業のタイトル、提案概要、提案内容のターゲット、課題を登録します。
課題の裏付けや解決策、顧客への提供価値を登録します。
◆ 基本情報
- アイデアの提供方法： お題に答えるタイプ
- 求めているアイデア： ビジネスアイデア
- 報酬をもらえるタイプ： コンテストに勝つと賞金が入る
- 報酬のタイプ： 現金
まとめ
本記事は、アイデアを売るサイトをご紹介しました。おさらいをすると、求める内容によっておすすめのサイトが変わります。
| 求める内容 | おすすめのサイト |
| 思いついたアイデアを自由に投稿したい | Blabo!、不満買い取りセンター、アイデアマーケット |
| 企業がアイデアを募集するサイトを利用したい | 登竜門、Wemake |
| アイデアを自由に販売したい | ココナラ、クラウドワークス |
| ビジネスアイデアを販売したい | ココナラ、クラウドワークス、登竜門、Blabo! |
| サービスの不満や意見を販売したい | 不満買い取りセンター |
なお、スポットコンサルに興味のある方は、スポットコンサルのサイトをまとめました。
【参考記事】 ・ スポットコンサルを比較！おすすめ7選（副業可、大手、料金）
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Writer/編集者： 松田康