CPIサーバーは、法人向けのレンタルサーバーですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
月額3,800円で、ディスクが無制限に利用できます。管理画面は使いやすく、WordPressを簡単にインストールできます。さらに、検証環境を作り、本番移行を行えます。
一方で、廉価版のプランがない点は注意が必要です。そこで、CPIサーバーを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、CPIサーバーの使い勝手と評判をご紹介します。
1. CPIサーバーのメリット
CPIサーバーのメリットは6つあります。
- 無制限にリソースを使える
- 自動バックアップしてくれる
- テストサーバーが付いている
- WordPressのインストールが簡単
- 365日電話サポート
- セキュリティ対策が手厚い
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 ディスク容量
一般的なレンタルサーバーはディスク容量の上限に制限があります。そのため、サーバーを利用しているうちにディスク容量が逼迫し、追加コストが発生することがあります。
しかし、CPIサーバーはディスクを無制限に利用できます。また、データベースやドメインも無制限に作れます。また、データ転送量も無制限なため、アクセスが集中しても心配ありません。
1.2 自動バックアップ
CPIサーバーはSmartRelease(スマートリリース)というツールを利用することで、データを自動バックアップしてくれます。バックアップを取得するタイミングは4つあります。
- 毎日深夜帯
- リリース時点
- ファイルの転送時点
- リストア時点
バックアップは30世代まで自動的にバックアップを取得してくれるばかりか、リストアも簡単に行えます。とくに、無料でワンクリックで行えるのは助かります。
他のレンタルサーバーの場合には、バックアップは無料で行えても、リストアは有償で行う場合が多く、価格面でも優れています。
1.3 テスト環境
CPIサーバーはテスト環境を作ってくれます。そして、テストサイトで検証し終わったら、ワンクリックで本番環境に移行できます。
そのため、本番環境へのファイルの移行漏れや、間違ってファイル削除するなどのトラブルを防げます。
1.4 WordPressのインストール
WordPressは人気のCMSですが、インストールをする際に、権限設定をしたり、データベースを作るなどの作業が発生します。
一方、CPIサーバーは簡単にWordPressをインストールできるメニューが用意されています。 コントロールパネルから次の手順で行えます。
(手順1)管理画面から「WordPress」を選びます。
(手順2)インストール先のフォルダを指定します。
(手順3)URLをクリックします。
(手順4)「さあ、始めましょう」をクリックします。
(手順5)データベース名、ユーザ名、パスワードを入力し、「送信」をクリックします。
(手順6)「インストール実行」をクリックします。
(手順7)タイトルやユーザ名、パスワードを入力し、「WordPressをインストール」をクリックします。
(手順8)インストールが成功した旨、表示されますので、ログインをクリックします。
(手順9)ユーザ名、パスワードを入力し、ログインします。
CPIサーバーのWordPressのインストール方法を確認する
1.5 365日電話サポート
レンタルサーバーのなかには、電話のサポートに対応していないサーバーがあります。仮に、サーバーの設定で不明点があった時や、障害で問合せをしたいときにメールでは対応が遅れます。
また、電話のサポートを受付けているサーバーでも平日のみの対応が一般的です。
一方、CPIサーバーは、土日を含めて365日電話のサポートを受付けています。そのため、安心して サーバーの運用を委託できます。
1.6 セキュリティ
CPIサーバーは、ファイヤウォールはもちろん、不正侵入を検知するシステムやWAF(Webアプリケーションファイアウォール) を導入し、様々なセキュリティリスクからサーバーを守る仕組みを取り入れています。
さらにユーザーとの暗号化通信を実現するSSLサーバーの証明書を無償で提供してたり、万一Webサイトが改ざんされた場合にでも、ウェブサイト改ざんを検知するサービスを提供しています。
CPIのホームページでは、Webサイトのリスクに対して、各種セキュリティ対策をわかりやすく説明しており、参考になります。 ご興味がございましたら、ご覧ください。
2. CPIサーバーのデメリット
前章では、CPIサーバーの便利な点をご紹介しました。次に、評判と異なり、CPIサーバーの不便な点として、「料金が高めな点」が挙げられます。
CPIサーバーは料金プランが1つで、ACE01というプランで月額費用 3,800円(税別)となります。
他のレンタルサーバーのなかには、月額数百円で提供しているサーバーもあり、格安のレンタルサーバーと比べると値段は高めです。
しかし、この一つのプランで、ディスク容量や登録できるドメイン数、データベース数、データ転送量が無制限なため、値段はやや高めですが、妥当な料金です。
なお、コストを抑えたい方は他のレンタルサーバーについて調べてみるのも一案です。 ご参考までに他のレンタルサーバーの料金をご紹介します。
【参考記事】・ 法人向けレンタルサーバーの徹底比較!料金表付き【2018年度】
まとめ
本記事は、CPIサーバーの使い勝手と評判をご紹介しました。
おさらいをすると、CPIサーバーのメリットは6点あります。
- 無制限にリソースを使える
- 自動バックアップしてくれる
- テストサーバーが付いている
- WordPressのインストールが簡単
- 365日電話サポート
- セキュリティ対策が手厚い
一方、月額3,800円かかるという点がデメリットとなります。そのため、月額費用を負担できるのであれば、無制限にリソースを利用できる点で、おすすめのレンタルサーバーと言えます。
なお、他のレンタルサーバーに関する情報は別記事でまとめています。
【参考記事】・ ヘテムルの使い勝手と評価!便利な点と不便な点を徹底解説!
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Writer/編集者: 松田康