イベントを開催するが、告知するにあたり「どんな文章を書けばいいかわからない」ということはありませんか。
企画そのものは面白いのに、告知がうまく行かず、イベント会場はがらがらだった・・・
という事態は防ぎたいところです。
本記事は、イベントを告知の文章を書くときに気を付けたい3つのポイントをご紹介します。
ターゲット
「誰にでも参加して欲しい」という告知文では、誰も参加してくれません。
例えば、男性のための料理教室を行う場合、男性にターゲットを絞り込むだけでなく、年齢層についても絞り込むことが必要です。
例えば、20代の男性で「料理教室には参加してみたいが、年配の男性と一緒だと説教めいたことを言われるので参加をためらった」という意見があったそうです。性別のみならず、年齢層を絞り込むことで、イベントの参加者が増える可能性があります。
さらに、性別・年齢以外に、ライフスタイルや職業まで考えてみます。参加者を明確にすることで、開催する時間帯や曜日もターゲットに合わせることができ、効率よく集客できます。
例えば、子育てしている母親の場合
⇒ 平日の午前中のほうが集客しやすくなります。
仕事をしている人の場合
⇒ 土曜日の午後、日曜が参加しやすくなります。
年配の人の場合
⇒ 平日の午後のほうが集客しやすくなります。
このようにターゲットを絞ることによって、ターゲットにあった開催日を決めることができます。
【参考記事】 ・ イベントの告知方法!集客に成功したイベントが実践する10の方法
イベントの売り
イベントを行う場合には、イベントを実施するための企画書があると思います。しかし、企画書をコピーして告知文を作っても、お客様には分かりません。
例えば、地震対策を啓発するイベントを開催するとしましょう。
企画書では、
・ 住宅密集地での耐震対策
・ 耐震補強のための啓蒙活動
といった表現があったとしても告知文に書くのは適切ではありません。
なぜなら、「住宅密集地」「啓蒙活動」という言葉は、普段の会話の中では使いません。やはり、お客様に伝わる表現にする必要があります。
そして、イベントに来ると、どんなメリットがあるのか売りを伝えます。イベントに参加すると、何を学べるのか、何を経験できるのか、を伝えましょう。
たとえば、
・ 親子で体験できる大地震模擬体験イベント
・ 子ども避難生活体験イベント
であれば、誰を対象にしたイベントで、何を体験できそうかわかります。
イベント名とキャッチコピー
イベントを告知サイトやメルマガで案内するときには、イベント名だけをタイトルにして告知するのではなく、キャッチコピーなども含めて告知したほうが、目を引きやすくなります。
例えば、
・2020年サマーイベントのご案内
⇒ 2020年サマーイベントのご案内 ~ 極上ワイン飲み比べ ~
と書いたほうが、訴求力があります。
・サマーフェスタ 2020のご招待
⇒ サマーフェスタ2020のご招待 ~都会の緑の中で夏の夜を贅沢に過ごしませんか~
と書いた方が目にとまります。
イベントの集客や、キャッチコピーについては、別記事でもまとめています。
【参考記事】 ・ イベントで使えるチラシのテンプレート(無料)を5つご紹介!
・ イベント会場の探し方!効率よく探す方法
・ 伝えたいことが伝わる!メルマガタイトル&キャッチコピー232!
ネット予約できる仕組み
さらに、イベントの予約を手軽にネットで受け付ける仕組みを用意します。
イベントや展示会、ワークショップ、ライブなどで使われている予約システムです。定員の人数を設定したり、クレジットカード決済に対応したり、リマインドメールを送る機能があります。
無料で使えるので、テンプレートなどを活用して、ネットで手軽に予約できる仕組みを用意します。
まとめ
集客に成功するためのイベント告知文の文章術をご紹介しました。
なお、イベントに向けて集客や運営の仕方・ノウハウを別記事に掲載しています。
ご興味がございましたらご覧ください。
【参考記事】 ・ イベントで使えるチラシのテンプレート(無料)を5つご紹介!
・ ダイレクトメールの書き方!お客様の心をつかむ5つの方法
・ イベント運営会社を効率よく見つける方法
イベントの告知には、「ターゲット」と「イベントの売り」を明確にすることが大切です。
本記事が、イベントの集客の一助になれば幸いです。
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Writer/編集者: 松田康