出欠確認の依頼をメールで書くときには、どのようなポイントを押さえればいいのでしょうか。
セミナーやイベント、会議、飲み会など、様々なシーンで出欠確認をメールで行ないます。メールは便利であることは間違いありませんが、一方で、メールでの失敗もよく耳にします。
メールでのトラブルを回避するためには、読みやすさを意識したいところです。
本記事では、出欠確認をするメールで気を付けるべき、3つのルールをご紹介します。
1 件名
突然ですが、1日に平均何件メールを受信していると思いますか。
IT Leadersのアンケートによると、1日の平均メール受信数は50件超が56.5%いるようです。
( 出典: IT Leaders 読者アンケート http://it.impressbm.co.jp/articles/-/10292 )
いまや、メールへの依存度が高まった結果、毎日読みきれないほどの数のメールが届いているのが実態です。そのため、メールを読んでもらうためには、メールの件名を工夫する必要があります。
相手側にとって、件名を見てメールの中身が出欠確認とわからないものは、メールを開かずにそのまま削除されてしまう可能性があります。
そこで、出欠を確認するメールを出すときは、件名に「出欠確認」、または「出欠のお知らせ」などの語句を入れるとわかりやすくなります。
◆ 件名の例
件名 | 説明 |
【出欠確認依頼】〇〇セミナーの開催(11月10日)のご連絡 | どのようなセミナーを、いつ開催するのかを簡潔に記載し、相手に何をしてもらいたいかを伝えます。 |
【出欠確認 11/25〆】忘年会(12月5日)のご案内 | どのような飲み会を何時開催し、何時迄に何をして欲しいかを伝えます。 |
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出欠を確認するメールを書く場合、次の6点は、最低限書く必要があります。
1 開催する内容(What)
セミナーやイベントの開催を通知する場合には、セミナー・イベントの概要が伝わるようにします。特に、来場者にどんなメリットがあるのかを書くことを忘れずに。
飲み会の場合にも、どういう趣旨で行う飲み会なのか(親睦会、忘年会、歓迎会など)を
伝えたほうが親切です。
2 開催日時(When)
開始の時間と終了の時間を明記するようにします。
また、セミナーやイベントに関する出欠確認の場合には
開始時間だけでなく、開場の時間も追記するようにします。
特に、大規模なイベントの場合には、開始時間のみを書いて告知をすると
その開始時間の直前に人が殺到し、受付が混乱する可能性があります。
3 場所(Where)
開催する会場の地図が必要になりますので、お店の地図を確認できるURLを貼ります。
飲み会の場合には、「誰の名前で予約をしているのか」を伝えるとスムーズに来店できます。
4 費用(How much)
参加費がいくらかかるのか、明記します。
5 返信の方法&返信期限(How&When)
出欠の回答方法と回答期限を明記します。
飲み会で、回答期限を記載し忘れた場合、直前まで出欠の回答をしない方が続出します。
そうなると、あとで出欠の可否をフォローするなど、余計な作業が大幅に発生します。
また、回答方法を指定し、集計の業務を効率化することがお勧めです。
インターネットで出欠確認ができるWebサイトもありますので、
そういったサービスを利用することをお勧めします。
3 読みやすさ
出欠確認のメールは、だらだらと長文にしないことも重要です。
伝えるべきことを箇条書きにして、相手に読みやすく作成するのがルールといえます。
読みやすくする「こつ」を列記いたします。ぜひ参考にしてください。
- 1行は30~35文字以内
- 文章を3~5行ずつに区切り、段落ごとに間をあける
- 読点を多めにいれる
まとめ
出欠をメールで確認する場合に、気を付けるべきルールをご紹介しました。なお、メルマガの書き方や、集客、販促に役立つ情報を別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ メルマガ配信の始め方 無理せずコツコツ続ける方法を大公開
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Writer/編集者: 松田康