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BASEはやめた方がいいのか?BASEのメリットとデメリットを徹底解剖!


ネットショップを作るときに、おすすめされるのがBASEです。無料で手軽にネットショップを作れるところから220万ものショップが利用しています。

ただ、BASEはやめたほうがいいという声も、ネットでは散見されます。

この記事では、実際の画面を使って、BASEの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

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BASEの特徴と問題点を理解したうえで、利用するかどうかを判断してください。

 

BASEはやめたほうがいいのか。4つのデメリット

BASEは人気のネットショップ作成ツールですが、やめたほうがいいというネット上の声も散見されます。

実際にネットショップの開設でBASEを利用するのであれば、そのデメリットについて理解しておきましょう。デメリットは4つあります。

  1.  集客力が弱い
  2.  顧客情報をダウンロードできない
  3.  電話でのサポートを行っていない
  4.  手数料が発生する

それぞれを詳細にご紹介します。

 

デメリット1 集客力が弱い

ネットショップで商品を売るためには、集客力が重要です。

楽天市場やAmazonなどに出店すれば、圧倒的な集客力があるので、店舗の集客も簡単です。しかし、BASEは自分で店舗を作るため、集客が大変で稼げないと嘆く方もいます。

感覚としては、

  •  楽天市場、Amazon: デパートに出店(ショッピングモールに出店)
  •  BASE: 個人店を開業(自分でネットショップを作る)

BASEでネットショップを開設しても、地道に集客をする必要があります。Xで調べてみても、集客に苦労をしている声を聞きます。

ネットショップの集客には、GoogleやYahooなどの検索エンジンからの流入が必要となります。BASEはその対策として、SEO対策を行うアプリがあります。

◆ SEO設定

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SEO対策としては、検索されたいキーワードを、TOPページや商品ページにキーワードを登録し、流入を誘導します。

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ただ、タイトルを入れられないなどの課題もあり、集客力は弱いのが実情です。

BASEのSEO設定アプリを確認する

 

デメリット2 顧客管理をダウンロードできない

ネットショップを運営するうえで、顧客情報を整備し、購買パターンやトレンドを分析したいところです。しかし、BASEは顧客情報をダウンロードする機能がありません

そのため、独自に顧客情報を分析できなかったり、また気に入らないからと、他のネットショップ作成ツールに移行するのが大変です。

Xでも、顧客情報をダウンロードできないことを不満にしている方が散見されます。

 

デメリット3 電話でのサポートを行っていない

ネットショップを作るときに、使い方がわからないときに、電話で質問ができると助かります。しかし、BASEは電話でのサポートを行っていません

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【出典】 BASE 電話でのサポートはありますか

Xでも、電話のサポートがないことと、返信が遅いと不満をもっている方がいました。

 

デメリット4 手数料が高い

BASEは料金プランが2つあります。

料金プラン スタンダード グロース
月額費用 無料 年払い 16,580円/月
月払い 19,980円/月
決済手数料 3.6%~+40円 2.9%
サービス手数料 3%

BASEの料金プランを確認する

スタンダードプランは、月額費用などは無料ですが、販売手数料サービス手数料が発生し、6.6%以上のコストがかかります。

実際に、5,000円の商品を10個売って、売上を5万円上げた場合、BASEへ支払う費用は、50,000円×6.6%+40円×10回=3,700円となります。

そのため、単価粗利が高い商品(粗利30%以上)ないと、商売として成り立ちません。

なお、BASEの決済手数料とサービス手数料は、商品代金+送料の注文の合計金額に対して発生します。約7%ちかい手数料が発生するので、注意が必要です。

なお、手数料を抑えたい場合には、BASEのグロースプランを検討するのも一つです。スタンダードプランとグロースプランを表にまとめました。

プラン種類 月額費用 手数料
スタンダードプラン 0円/月 6.6% + 40円
グロースプラン 16,580円/月 2.9%

出典: BASEホームページ グロースプランとはなにですか。

 

なぜBASEを使うべき? BASEの5つのメリット

220万ものショップが利用されているBASEだけに、使いやすさや機能の豊富さなど、BASEには数多くのメリットがあります。おもなメリットをご紹介します。

  1.  無料で使える
  2.  かんたんにネットショップを作れる
  3.  Instagramで販売できる
  4.  販促の機能が充実している
  5.  入金サイクルが早い

それぞれを詳細にご紹介します。

 

メリット1 無料で使える

代表的なネットショップ作成ツールは有料が大半です。

代表的なネットショップ作成ツール 月額費用
makeshop 12,100円(税込)
ショップサーブ 39,000円+税
Shopify 39ドル /92ドル / 399ドル
おちゃのこネット 無料 / 3,300円/ 11,000円(税込)

一方、BASEは無料でネットショップを作れます。そのため、手軽にネットショップを作ってみたい方や、副業でネットショップを始めてみたい方にオススメです。

BASE(公式サイト)で料金プランを確認する

 

メリット2 使いやすい

BASEは、シンプルでわかりやすいネットショップ作成ツールです。BASEに出店してみたところ、機能が限られているため、迷わずにネットショップを作れました。

BASEでイラストを売るショップを開設してみました。その手順を別記事でまとめているので、ぜひご覧ください。

【おすすめ記事】・ BASEでイラストを売る!初心者でも簡単にできる販売ガイド

 

メリット3 Instagramで販売できる

BASEはInstagramで商品を販売できます。

2017年度の流行語で「インスタ映え」が選ばれたように、見映えのいい商品を投稿して、商品の魅力をアピールすることが有効となっています。

【出典】 経産省ホームページ 電子商取引に関する市場調査

BASEのInstagram販売機能を利用することで、1つの投稿で最大5つの商品タグをつけられます。

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そして、InstagramからBASEの商品ページに誘導することができます。

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BASEでInstagram販売を確認する 

BASEとインスタグラムとの連携方法については、別記事でまとめています。ぜひご覧ください。

【おすすめ記事】 ・  インスタグラムで販売できるネットショップ開設ツール!おすすめ4選

 

メリット4 販促の機能が多い

BASEは販促の機能がいろいろと用意されています。主な機能は3つあります。

◆ 販促機能1 メルマガ発行

BASEは無料でメルマガを発行できます。過去に購入して頂いたお客様に、新商品や季節商品の案内、キャンペーンやセールの紹介を行えます。

メルマガを新規に作る場合には、(1)メール件名 (2)送付日時 を決め、(3)好みのメルマガのテンプレート を選びます。

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その後、(4)メルマガの文章を記入し、画像を挿入します。
メルマガの文字は、太字にしたり、下線を付けたり、リンクを貼り付れます。

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◆ 販促機能2 クーポン

BASEは、商品を割引・値引きできるクーポンを発行できます。クーポンの割引率(%)あるいは割引額(円)を決めて発行することで、手軽にネットショップでキャンペーンセールを行えます。

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◆ 販促機能3 セール

年末のセールや、クリアランスセールなど、期間限定のセールやキャンペーンはショップの販促に欠かせません。BASEはセールを開催するための機能が用意されています。

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商品毎に1%の単位で価格を設定でき、赤文字で「〇%OFF」と表記されます。また、一律にセール価格を設定できます。

 

メリット5 入金サイクルが早い

BASEは出金の申請があってから約10営業日で、売上金が振り込まれます。

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【出典】 BASEヘルプ 振込申請した代金はいつ振り込まれますか

他のネットショップのなかには、最長60営業日ほどかかるショップもあります。そのため、資金繰りを考慮に入れた場合には、BASEは魅力的です。

 

BASEと他のネットショップ作成ツールの違い

BASEは人気のネットショップ作成ツールですが、BASE以外にもネットショップ作成ツールはたくさんあります。

ここでは、その代表的なものをピックアップして特徴をご紹介します。

名称 費用 メリット デメリット
BASE 無料
  • かんたんにネットショップを作れる
  • 集客力が弱い
  • 手数料が高い
STORES 無料
  • かんたんにネットショップを作れる
  • BASEより手数料が安い(5.5%)
  • 集客力が弱い
Shopify 月額25ドル
  • 1アイテムに写真を250枚掲載できる(BASEは20枚)
  • 越境ECが得意
  • 月額費用が発生する
Creema 無料
  • 集客力がある
  • ハンドメイド以外の商品は売れない
楽天市場 月額25,000円~
  • 集客力がある
  • デザインは変えられない
  • 月額費用が高い

楽天市場は集客力があるので、これからネットショップを運営していこうという方にはおすすめです。また、越境ECに挑戦したい方には、Shopifyもおすすめです。

そして、ハンドメイド作品を売りたい方には、Creemaもおすすめできます。

一方、まずは無料で手軽にネットショップを作ってみたい方には、BASEはおすすめです。なお、STORESとの違いについては、別記事で細かく紹介しているので、ご覧ください。

◆ おすすめ記事

・ STORESとBASEを比較!手数料・機能・使いやすさ【2024年】

 

よくある質問

BASEについて、よくある質問と回答をご紹介します。

 

Q1 2024年の最近のBASEの主要なアップデートには何がある?

BASEでは、2024年に次のようなアップデートが行われました。

 

 

まとめ

本記事は、BASEのメリット・デメリットをご説明しました。

BASEのデメリットは4つあります。

  •  集客力が弱い
  •  顧客情報をダウンロードできない
  •  電話でのサポートを行っていない
  •  手数料が発生する

一方、メリットもあります。

  •  無料で使える
  •  かんたんにネットショップを作れる
  •  Instagramで販売できる
  •  販促の機能が充実している
  •  入金サイクルが早い

つまり、次のような方は、BASEをやめたほうがいいです。

  •  ネットショップを開設して、すぐに(例えば、1か月以内に)売上を立てたい人
  •  パソコンの操作に自信がなくて、電話でのサポートが必要な人
  •  手数料を節約する必要がある人

一方、次のような方は、BASEを利用することを検討してください。

  •  個人でネットショップを始めるので、徐々に売上を立てていこうとしている人
  •  BASEの使い方がわからなくても、ネットで情報を集めて、解決できる人
  •  手数料がかかっても、問題がない人

いずれにしても、BASEは無料で始められるので、一度、挑戦してみることをおすすめします。

BASEの公式サイトで詳細を確認する

なお、ネットショップに関する記事を別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ BASEでイラストを売る!初心者でも簡単にできる販売ガイド

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Writer/編集者: 松田康


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