固定客を増やすために、どのような接客を心がければいいのでしょうか。
お客様に、手紙やメールを送ることで、お店のことを思い出してもらったり、好印象を持ってもらい、固定客につなげられます。では、どのような手紙やメールを送ればいいのでしょうか。
本記事では、コストをかけずに固定客を増やす接客術をご紹介します。
1. 固定客を増やす方法(手紙とメール術)
来店したお客様に手紙やメールを送るにあたって、5つのポイントがあります。
- お客様の意識した話題をいれる
- 継続する
- 商品を売る前に人を売る
- 知識やノウハウを伝える
- 売り込まない
それぞれを詳細にご紹介します。
【参考記事】 ・ 新規顧客を獲得する20の方法
・ リピーターを増やす方法!繁盛店は実践している7つのメール術
1.1 話題
ある美容室からメールが送られたときに、どちらのほうが信頼感があるでしょうか。
例1 商品のお得情報に関するメールが送られてくる
・ 無添加シャンプー 3000円
・ 20日以内の来店で20%引き
例2 あなたの髪の悩みに関するメールが送られてくる
・ 店で教えたスタイリングの方法は覚えていますか
・ ドライヤーは、後ろから流すようにかけてくださいね
・ パーマのかかりが悪くなっていませんか
お客様のことを意識した話題にすることで、信頼感が生まれやすくなります。
1.2 継続
手紙やメールを作って送るのはたいへんな手間がかかります。そのため、次第に億劫になり、面倒くさくなります。その原因の一つが、何を書いたらいいか思い当たらないことが挙げられます。
そこで、メルマガの書き方や文例、コツをまとめています。
【参考記事】・ メルマガの書き方 ~かんたんに書ける!8つの例~
・ メルマガを初心者が始める9つの手順!テーマ決め、送り方、読者の集め方
1.3 アピール
メルマガでは、商品を売る前に「人」を売ります。店長やスタッフのことを知ってもらうことで、愛着をもってもらいます。
お客様はお店の料理のことは知っていても、店長やスタッフががどんな気持ちで料理を出しているか知りません。そのことをお客様に伝えることで、お客様がお店に親近感を持ってもらえます。
1.4 知識やノウハウ
お客様は、お店のサービスや商品だけでなく、プロの意見やノウハウに興味を持ちます。そこで最新のトレンドや、ノウハウ、商品の使い方などを伝えることで、勉強できたと喜んでもらえます。
「私が行っているお店は最先端技術の習得を怠らない。日々努力し、進歩し続けている」とわかるからこそ、「だから通い続けたい」と思ってくれるお客様も多いはずです。
1.5 売り込み
いきなり、宣伝一辺倒の手紙やメールが届けても嫌われます。そのため、手紙やメールは基本的には売り込まないことが重要です。
【参考】 お客様が来なくなる理由
そもそもお客様がお店に来なくなる理由は、2つあります。
- お店に飽きてしまう
- お店のことを忘れてしまう
お店のサービスに飽きてしまう方がいることは仕方がないと思います。
問題は、お店のことを忘れてしまう場合です。
お店のサービスには満足しているのだけど、ちょっとしたきっかけでお店に来店しなくなり
そのうちお店のことを忘れてしまうのです。
そこで、お客様に忘れられないように工夫することが重要となります。
まとめ
本記事では、固定客を増やす接客術として、お店のことを思い出してもらうために5つのポイントをご紹介しました。
なお、お店のことを思い出してもらためには、ダイレクトメールやメルマガを使うと便利です。
書き方や送るときのコツ、顧客管理のリスト(テンプレート)を別記事にまとめています。
ぜひご活用ください。
【参考記事】・ メルマガの始め方 スタートまでの全ステップを徹底解説!
・ 顧客リストの集め方と活用術! エクセルテンプレートを大公開
お店の固定客を増やす参考になれば幸いです。
500mailsのFacebookやTwitterでは、起業・副業に役立つ情報を配信しています。 是非「いいね!」をして最新情報をチェックしてください
Writer/編集者: 松田康