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退職の挨拶状 ~書き方と6つの文例~


退職の挨拶状を書くときには、どのような書き方をすればいいのでしょうか。

時候の挨拶とともに、退職の事実、在職中に受けた御礼今後の抱負などを書きたいところです。そして、定年退職、途中退社、独立などのシーン別に、6つの文例を用意しました。

本記事は、退職の挨拶状の書き方文例をご紹介します。

 

1. 文例1 (定年退職)

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謹啓  若葉萌え出ずる頃、皆様におかれましてはますますご清栄のことと
お喜び申し上げます。
                                   さて、私儀
〇月末日をもちまして、〇〇〇株式会社を定年退職いたしました。おかげさまで在職〇〇年
の間大過なく職責を果たすことができましたのも、皆様のご指導とご鞭撻の賜物と、心より感謝
いたしております。
 しばらくは身体を休め、時折旅行でも出かけながら、第二の人生の計画を立てたいと存じます。何卒変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。
 まずは略儀ながら書中をもちまして、御礼かたがたごあいさつ申し上げます。   謹白

 

2. 文例2 (定年退職)

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謹啓  若葉萌え出ずる頃、皆様におかれましてはますますご清栄のことと
お喜び申し上げます。
                                   さて、私儀
〇月末日をもちまして、〇〇〇株式会社を定年退職いたしました。〇〇年余りの長きにわたり
大過なく職務をまっとうできましたのも、皆様のご指導とご鞭撻の賜物と、心より感謝いたして
おります。
 今後は、少し休養をいただき、趣味の〇〇を楽しみながら、第二の人生の計画を立てたいと存じます。何卒変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。
 まずは略儀ながら書中をもちまして、御礼かたがたごあいさつ申し上げます。
                                    謹白

3. 文例3 (定年退職)

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謹啓  秋冷の候、皆様にはますますご清祥にお過ごしのこととお慶び申し上げます。                                   さて、私儀、
〇月〇日付をもちまして、〇〇〇株式会社を定年退職いたしました。入社以来〇〇年の間、
皆様にはひとかたならぬお世話になり、あらためて厚く御礼を申し上げます。これまで
大過なく勤め上げることができましたのも、ひとえに皆様のご厚情とご支援のおかげと、
心より感謝いたしております。
 今後は、これまで休日に限っておりました〇〇の活動を本格化させ、 これまでの
ご恩返しをさせていただきたいと考えております。
 皆様には、どうぞ従前と変わらぬご厚誼ご指導をお願い申し上げます。
 まずは略儀ながら書中をもちまして、御礼かたがたごあいさつ申し上げます。   敬白

 

4. 文例4 (定年退職)

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謹啓 春暖の候、皆様にはますますご清栄の段、大慶に存じ上げます。
 さて、私こと、〇月〇〇日付をもって、〇〇年にわたって勤めてまいりました
〇〇〇株式会社を定年退職いたしました。在職中は公私ともに格別のご高配を
賜り、お陰様で大過なく定年を迎えることができました。厚く御礼申し上げます。
 今後は〇〇の勉強に励むかたわら、家族旅行などもゆっくりと楽しみたいと
考えております。
 今後とも末永くご指導、ご鞭撻くださいますようお願い申し上げます。     敬白

 

5. 文例5 (途中退社)

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拝啓 秋冷の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、私儀、このたび家業を継承するため、鈴木商事株式会社を円満退社いたしました。
同社在勤中は公私にわたって格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
 今後とも変わらぬご厚誼のほどをお願い申し上げて、退社のご挨拶まで申し上げます。
 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。         敬具

 

6. 文例6 (退職と独立の通知)

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拝啓 秋冷の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、私ことこのたび、のれんわけのため、二十年間お世話になりました〇〇〇を、
〇月〇日をもちまして円満退職いたしました。皆様方にはこれまで公私を問わず
格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
 今後は郷里の宮崎県宮崎市に念願の店をかまえ、より一層精進して第二の料理人
人生をスタートさせるつもりでございます。皆様方には開店の準備が整い次第、
あらためてご通知申し上げたく存じます。
 今後ともよろしくご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
                                   敬具

 

7. 退職の挨拶状の書き方

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退職の挨拶状を書くときのポイントは3つあります。

  1.  退職の挨拶状を書くときには、次の6点を盛り込みます。
     ・ 時候の挨拶
     ・ 退職の事実
     ・ これまでお世話になったお礼
     ・ 今後の抱負
     ・ 今後の交誼のお願い
     ・ 結語
  2.  在勤中の思い出は淡々と書くようにします。
  3.  定年などで仕事から引退するときは、今後力を入れていきたい分野について、
     前向きな抱負を書くことで明るい文面になります。

 

まとめ

本記事では、退職の挨拶状の書き方と文例をご紹介しました。

なお、定年後の働き方や、セミリタイアについては、別記事でまとめています。

【参考記事】・ 定年後におすすめの資格15選!(男性、女性、未経験者向け)
      ・ セミリタイアしたい方におすすめの仕事11選!仕事内容、報酬、スキルで比較

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Writer/編集者: 松田康


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