販促を成功させるためには、どのようなコツがあるのでしょうか。
お客様が来店するきっかけを作ったり、販促カレンダーを使ったり、お客様が商品を買わない理由を考えることで、集客につながるアイデアが生まれます。
そこで、販促アイデアを検討する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事では、販促アイデアを思いつくための5つのコツをご紹介します。
1. お客様の視点
販促のアイデアを練るときには、「お客様」の視点で考えます。
「お客様は、そろそろ忘年会のお店を選ぶ頃だろう。」
「そろそろ冷え込んできたから、お客様はたぶん温かいものが欲しいだろう」
といった具合に、企画を考えてみます。
なお、お客様がどんなことに興味を持つかを考えるときには、販促カレンダーが便利です。また、販促の企画アイデア集から、アイデアを検討する方法もあります。
【参考記事】 ・ 販促計画の立て方!一年間のイベントと販促カレンダー
・ 売れる販促企画のアイデア集
2. お店のターゲット(客層)
お店のターゲットに合わない販促をすると、集客の効果は下がります。
たとえば、落ち着いた雰囲気のお店が、「激安&ボリュームたっぷり」と書いたチラシを配ると、大勢で騒ぎたい学生さんが来店し、落ち着いた雰囲気が壊れてしまいます。
そうならないためには、お店の客層にあった販促を考える必要があります。
【参考記事】 ・ チラシを作成するコツ ~お客様の目を引くため3つの仕掛け~
3. お客様の層
家族の誕生日をお祝いするため、レストランを探す場合、どんなお店を選びますか。
もし、奥様の誕生日であれば、お洒落なフランス料理のお店を選んだり、お子さんの誕生日であれば、記念撮影やプレゼントがあるお店を選ぶかもしれません。
お客様によって、好みはそれぞれ違います。
そのため、お店に来て頂きたいお客様を決めておくことは大事です。
「どんなお客様に満足してもらうか」を明確にしたうえでアイデアを考えてみます。
その際に、次の8個の要素は考えてみることをオススメします。
- 性別・年齢
- 地域
- 職業
- 所得層
- 家族構成
- 利用シーン
- 悩み・問題
- 趣味
これらの要素を分析して、お客様のイメージを決めます。
4. きっかけ
お客様が来店するきっかけは、2つあります。
1つ目は、「お客様のタイミング」です。
「ボーナスがでたので、自分のご褒美で高級なレストランに行く。」「髪が伸びたから、美容院に行く。」こういった場合には、他のお店と比較をしてから、お店を選ぶ傾向があります。
2つ目は、「お店からのお知らせ」です。
「メルマガでクーポンが届いた」から、あるいは、「商品のチラシを見たからお店に行く。」など、お店がお客様にアプローチすることで来店する場合があります。この方法であれば、他のお店と比較をされることはありません。
なお、お店からきっかけ作りを提供するときに、参考となるアイデア集を別記事にまとめました。ぜひご覧ください。
【参考記事】 ・ 売れる販促企画のアイデア集
・ 集客のアイデア集 (成功する集客企画9選)
5. お客様が買わない理由
すでにほしい商品があるんだけど、高くて買えない。美容院に行きたいんだけど、小さな子供がじっとしてくれないから行けない。
このように、買いたいお客様には、いくつかの買えない理由があります。
こうした買わない理由を理解して、それを解消する工夫をしてアイデアを考えます。そして、買うことの背中を押す要素も考えてみるのも一つです。
まとめ
本記事では、成功する販促アイデアを思いつくための5つのコツをご紹介しました。
お店の売上を伸ばすアイデア作りの参考になれば幸いです。
【参考記事】
・ 再来店を促す販促方法 ~お店を思い出してもらう~
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Writer/編集者: 松田康