ラクスルは人気の印刷通販サイトですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
印刷の品質は高くはありませんが、格安で印刷できます。無料で利用できるテンプレートが豊富で、3000種類近いテンプレートから、チラシやパンフレット、ポスターやDMを作れます。
一方で、印刷の品質にこだわりたい場合や、急いでいる場合には注意が必要です。そこで、ラクスルを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、ラクスルの使い勝手を評価し、その便利な点と不便な点をご紹介します。
1. ラクスルの便利な点
ラクスルの便利な点は、4つあります。
- テンプレートが豊富である
- 初心者でも簡単に利用できる
- 営業日が伸びるほど安くなる
- 割引のクーポンがメルマガで届く
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 テンプレート
ラクスルは無料で利用できるテンプレートが豊富で、かんたんに、チラシや名刺、パンフレットを作れます。
チラシは2,753種類、パンフレットは64種類、名刺は234種類、ポストカードは650種類のテンプレートがあります。好みのテンプレートを使うことで、手早く作れます。
◆ チラシのテンプレート
◆ パンフレットのテンプレート
◆ ダイレクトメールのテンプレート
1.2 使い方
ラクスルは、初心者でもかんたんに印刷を依頼できます。ラクスルのトップページから、印刷したい内容を選びます。
次に、用紙の種類や片面印刷・両面印刷などを指定し、料金を選ぶことで注文できます。
また、ワードやパワーポイントなどのofficeデータでも入稿できます。
他の印刷通販サイトでは、データの変換手数料が発生しますが、ラクスルは発生しません。
1.3 料金
ラクスルは、納品日までの期間を伸ばせば伸ばすほど、安く発注できます。そのため、できるだけ納期まで余裕を持たせたスケジュールにすることでコストダウンを図れます。
1.4 クーポン
ラクスルは会員登録をすることで、定期的に割引のクーポンが送られてきます。
そのため、メルマガに登録をし、上手くクーポンを利用することで、より安く印刷できます。
2. ラクスルの不便な点
前章では、ラクスルの便利な点をご紹介しました。次に、ラクスルの不便な点を評価し、ご紹介します。
- 納期は余裕を持つ必要がある
- 品質にばらつきがある
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 納期
スケジュールが厳しい場合には、ラクスルの利用はオススメできません。
なぜならば、ラクスルは注文した時点ではいつ納品物が届くか明確になっていないためです。
ラクスルの利用の流れは、次の通りです。
(1) 商品の注文
(2) 入金
(3) データの入稿・チェック
(4) 印刷データの最終確認
(5) 受付日確定
(6) 印刷・出荷
ラクスルはこの(5)の受付日が確定して、始めて納期が決まります。そのため、入金やデータの入稿・チェック、印刷データの最終確認などの作業が遅れると、納期に間に合わなくなります。
たとえば、プリントネットなどの場合には、注文の時点で、納期が決まります。さらに、入金前に、入稿データのチェックなどをしてくれますが、ラクスルはこういった対応がされません。そのため、納期は余裕を持っておくことが大事です。
2.2 品質
ラクスルは、自社で印刷機を持たず、全国の印刷会社と提携し、各社の稼働率に応じて最適な印刷会社に発注し、印刷を行なっています。(ラクスルプレスリリースより一部抜粋・修正)
そのため、発注先の印刷会社によって納品物の品質にばらつきがでてしまいます。前回はきれいに印刷できていたのに、今回は出来が今一つということもあります。
もちろん、こういった仕組みであるため、安い価格で印刷ができる面もあります。
まとめ
本記事は、ラクスルの使い勝手を評価し、その便利な点と不便な点を紹介しました。
おさらいをすると、ラクスルのメリットは4点あります。
- テンプレートが豊富
- 初心者でも簡単
- 営業日が伸びるほど安くなる
- 割引のクーポンがメルマガで届く
一方、ラクスルのデメリットは2点あります。
- 納期は余裕を持つ必要がある
- 品質にばらつきがある
なお、他の印刷通販サイトに関する情報は、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ プリントネットの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
500mailsのFacebookやTwitterでは、起業・副業に役立つ情報を配信しています。 是非「いいね!」をして最新情報をチェックしてください
Writer/編集者: 松田康