セミナーや講演会の集客に、「講師のプロフィール」は重要な役割を果たします。
お客様は、セミナーのタイトルを見て興味をひき、講義内容を見て参加してみようと思い立ち
講師のプロフィールをみて、この人の話なら聞きたいと判断します。
本記事では、初めてセミナーの講師をする方向けに、プロフィールの書き方をご紹介します。
【参考文献】 セミナー講師の教科書 立石 剛 (著) 2016年
1. プロフィールの要素
ホームページやブログ、あるいはちらしなどでセミナーの情報を見つけた時に、お客様は必ず、講師のプロフィールをチェックします。プロフィールには次の3つの要素を書きます。
それぞれの項目を書くときに気を付けたいポイントをご紹介します。
名前
名前について読みにくい場合には、ひらがなを併せて表記します。
肩書
セミナーのテーマを語る資格があることを伝えるために、肩書だけでなく専門分野を具体的に書きます。たとえば、「税理士」と書くだけでなく「相続対策専門の税理士」といった具合に自己紹介をします。
実績
実績については、セミナーのテーマに沿った内容で記載します。例えば、「相続税対策」がテーマであれば、相続税対策に関する実績を記載します。
また、実績は具体的な数字を入れることも重要となります。「100名以上のセミナーで講師を務めた」「セミナーの参会者延べ10,000名を超える」といった具合に記入します。
2. プロフィールの掲載の仕方
プロフィールには、短いバージョンと、長いバージョンの2タイプを用意します。
チラシや雑誌などの紙媒体では短いバージョンで、プロフィールを紹介します。一方、ブログやホームページ、告知サイトでは、長いバージョンのプロフィールを使います。
具体的に、ご紹介します。(仮のプロフィールとなりますので、ご了承ください)
短いバージョン
名前: 鈴木 太郎
肩書: 『相続税対策』専門税理士。鈴木税理士事務所 代表税理士
会社名: 鈴木税理士事務所
クライアントの対象者: 「将来の相続が心配な方」向けに、相続税対策を支援
長いバージョン
名前: 鈴木 太郎
肩書: 『相続税対策』専門税理士。鈴木税理士事務所 代表税理士
会社名: 鈴木税理士事務所
クライアントの対象者: 「将来の相続が心配な方」向けに、相続税対策を支援
実績: 相続税対策関連のセミナーは年間30件を超える。
年間450件を超える税理士業界トップクラスの相続税申告実績あり。
不動産相続対策、税務調査に強く、土地評価や税金計算の複雑な仕組みを
わかり易く話すのが得意と評価され、クライアントの希望者があとを絶たない。
大手金融機関、商工会議所などで講演依頼が多数。
これまでの受講者数は10,000人を超える。
3. キャッチコピーを自動で作ってもらいたい場合
前章までで、セミナーに載せるプロフィールの書き方をご紹介しました。なお、プロフィールを作るときに、キャッチコピーは欠かせません。
ユーザーを引き付けるキャッチコピーを作るときに、ツールを利用するのも一つです。
キーワードを入れるだけで、AI(人工知能)が収集したテキストデータを元に、キャッチコピーを自動で作ってくれます。無料でお試しできます。
キャッチコピータブを開き、自分のプロフィールで伝えたい項目を書きます。
作成ボタンを押すと、プロフィールの文案が提案されます。参考になるプロフィールもあり、便利なツールです。
4. 写真
プロフィールを紹介するときに、講演写真も掲載したがほうが効果があります。
講演写真を掲載することで「人前で話せる」という印象を与えられ、参加者に安心感を与えます。なお、プライバシーの観点から参加者が特定できるような写真は使わないようにします。
まとめ
本記事では、初めてセミナーの講師をする方向けに、プロフィールの書き方をご紹介しました。
なお、セミナーのチラシの作り方や、集客方法を別の記事でまとめています。
【参考記事】 ・ セミナー集客チラシ作り方 ~かんたんに作れる!便利な技~
・ イベント・セミナー予約システムおすすめ10選を比較(無料あり)
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Writer/編集者: 松田康