「投げ銭を受け取れる仕組みをつくりたいけど、どのツールを使えばいいの?」「無料で投げ銭ページが作れるサービスを知りたい」
投げ銭システムにはライブ配信でギフトを受け取る方法から、ネットショップ型で寄付ページを作る方法、ファンレター形式で支援を受け取る方法まで、さまざまな選択肢があります。手数料や決済手段も異なるため、自分の活動に合ったツールを選ぶことが大切です。
この記事では、投げ銭システムの作り方を選ぶ5つのポイントと、おすすめアプリ・ツール8選をわかりやすく比較します。各ツールの実際の設定手順も画像付きで解説するので、初心者の方でもすぐに始められます。

1. 投げ銭システムの選び方5つのポイントと8選一覧

投げ銭システムを選ぶ前に、次の5つのポイントを整理しておきましょう。
| No | 検討したいポイント | 検討する内容の例 |
|---|---|---|
| 1 | 投げ銭を受け取る方法 | ライブ配信アプリでギフト受取 / ネットショップ型 / 電子決済サービス |
| 2 | 投げ銭後のリアクション | 画像ポップアップ表示 / ありがとうメッセージの自動送信 |
| 3 | 対応決済方法 | クレジットカード / 電子マネー / PayPal / コンビニ決済 |
| 4 | グッズ販売の有無 | 投げ銭以外にグッズや有料記事なども販売するか |
| 5 | 費用 | 月額費用・手数料はいくらか |
上記のポイントを踏まえ、おすすめのツール8選を一覧でご確認ください。
| サービス名 | おすすめの使い方 | 主な決済方法 | 手数料 |
|---|---|---|---|
| Squareオンラインビジネス | 寄付・投げ銭の受付、物販も対応 | クレカ | 3.6% |
| メンバーペイ | 会員制・コミュニティ / オンラインレッスン | クレカ、コンビニ | 月額5.5%/単発7%+99円 |
| OFUSE | 創作系クリエイター(イラスト・文章・音楽等)向け | クレカ、Apple Pay、Google Pay | 10% |
| BASE | 物販+「支援」商品でのドネーション受付 | クレカ、コンビニ、Amazon Pay他 | スタンダード:3.6%+3% グロース:2.9% |
| Doneru | 配信者向け投げ銭受付 | クレカ、PayPal、Amazon Pay | 2.59%〜4.5% |
| 17 LIVE | ライブ配信での投げ銭収益化 | アプリ内ギフト(ポイント制) | 非公開 |
| note | 記事・マガジン / メンバーシップ向け | クレカ、PayPay、Amazon Pay他 | 10% |
| SB Payment Service | EC・会費課金など大規模向け | クレカ、コンビニ、PayPay、楽天ペイ等40種以上 | 要見積 |
2. 個人・クリエイター向け 無料でサイト作成型4選
無料でアカウントを登録し、すぐに投げ銭ページを作れる4つのサービスです。販売商品の設定や会員管理まで対応しているものが多く、個人の活動にも取り組みやすい構成です。
2.1 Squareオンラインビジネス

無料でネットショップを作れるサービスで、寄付商品を登録することで投げ銭の仕組みを作れます。メンバー管理・コンテンツ販売・グッズ販売にも対応しており、活動の幅を広げたい方にもおすすめです。

◆ 投げ銭システムの作り方(手順)
(手順1)ユーザー登録後、管理画面で「オンラインビジネス」を選びます。

(手順2)「サイトをデザインする」を選びます。

(手順3)文言や画像を修正します。

(手順4)新規商品の登録ページから金額を設定します。寄付サイト用のテンプレートもあり、ひな形を使うと簡単に作れます。


◆ 料金プラン
- 月額費用:無料
- 決済手数料:3.6%
◆ 基本情報
- 個人で投げ銭サイトの作成:〇 決済方法:クレジットカード
- メンバーの管理:〇 投げ銭の管理:〇
【参考記事】 Squareは個人でも使える?【結論はOK!】公式回答と審査の実態
2.2 メンバーペイ

オンラインでチケット販売や会員管理ができるサービスで、投げ銭の受け取りにも活用できます。単発と月額の両方で投げ銭を受け取れるため、継続的な支援を集めたい方に向いています。
◆ 投げ銭システムの作り方(手順)
(手順1)ユーザー情報を登録し、「単発サービスの追加」を選び、サービス名と価格を登録します。

(手順2)購入者へのメッセージや、ファイルがあれば添付できます。

月額で投げ銭を受け取る場合は、プラン名・月額費用を登録します。


◆ 料金プラン
- 月額費用:無料
- 手数料:月額定額プラン 5.5% 単発サービス 7.0%+システム利用料99円
(購入者負担 / 運営者負担を選択可能)
◆ 基本情報
- 個人で投げ銭サイトの作成:〇 決済方法:クレジットカード、コンビニ決済
- メンバーの管理:〇 投げ銭の管理:〇
2.3 OFUSE

ファンレターを送る形式で投げ銭を送れるサービスです。1文字2円のメッセージ付き投げ銭と、月額で支援できるメンバーシップの2種類があります。応援金額の90%がクリエイターへ届きます。イラスト・小説・音楽・ゲームなど、幅広いジャンルのクリエイターが利用しています。

◆ 投げ銭システムの作り方(手順)
(手順1)ユーザー情報を登録するときに、「クリエイターとして利用」を選びます。

(手順2)個人・会社のいずれかを選びます。

(手順3)「ファンレターを受け取る」と設定します。

(手順4)ファンレターを受け取ったときの自動返信メッセージを登録します。

(手順5)ファンの方がファンレターを送るときは、金額とメッセージを登録して送れます。

◆ 料金プラン
- 月額費用:無料
- 手数料:投げ銭が発生した際の金額の10%
◆ 基本情報
- 個人で投げ銭サイトの作成:〇 決済方法:Stripe(クレカ、Apple Pay、Google Pay、Vプリカ)
- メンバーの管理:〇 投げ銭の管理:〇
2.4 BASE

無料で作れるネットショップ作成ツールで、投げ銭システムを作るには「デジタルコンテンツ販売」機能を利用します。オリジナルの画像やPDFをダウンロード商品として登録し、支援として購入してもらう仕組みです。

テンプレートを選んで画像やテキストを編集するだけで、おしゃれなネットショップが完成します。


なお、BASEで商品を販売するときにはガイドラインがあるので、ルールに抵触していないか必ず確認しましょう。

◆ 料金プラン
| プラン | スタンダード | グロース |
|---|---|---|
| 月額費用 | 0円 | 16,580円 |
| 決済手数料 | 3.6%〜+40円 | 2.9%〜 |
| サービス手数料 | 3% | − |
◆ 基本情報
- 個人で投げ銭サイトの作成:〇 決済方法:クレカ、コンビニ、銀行振込、Amazon Pay、PayPal他
- メンバーの管理:〇 投げ銭の管理:〇
3. ライブ配信・動画特化型3選
ライブ配信やYouTube・動画投稿と組み合わせて投げ銭を受け取りたい方向けの3サービスです。ギフト機能やリンク型の投げ銭受付など、視聴者が使いやすい仕組みが整っています。
3.1 Doneru

ライブ配信・動画配信者向けの投げ銭受付ツールです。視聴者が投げ銭をしたときに、お好みの画像やテキストをポップアップで表示できます。また投げ銭の目標達成額を画面に表示する機能もあり、盛り上がりを演出できます。
◆ 投げ銭システムの作り方(手順)
(手順1)ユーザー登録をすると、投げ銭を受け取るリンク「どねアドレス」が発行されます。YouTubeのコメント欄にリンクを設置することで投げ銭を受け取れます。

(手順2)視聴者が投げ銭リンクをクリックすると、投げ銭画面に遷移します。

◆ 料金プラン
- 手数料:未公開
◆ 基本情報
- 個人で投げ銭サイトの作成:〇 決済方法:クレカ、PayPay、ICOCA、QuickPay、iD
- メンバーの管理:× 投げ銭の管理:〇
3.2 17 LIVE

世界で5,000万人が利用する大手ライブ配信サービスです。音楽・ダンス・ゲームなどのライブ配信ができ、視聴者はリアルタイムでコメントやギフトを送れます。クリエイターは視聴者からのギフトやチップを受け取れます。
◆ 投げ銭システムの作り方(手順)
(手順1)配信ルームに入り、右下のプレゼントマークをタップ。好きなギフトを選びタップするとライバーへプレゼントが贈られます。

(手順2)報酬はドットマネーと連携して引き出せます。報酬画面から「連携」を押します。

(手順3)ドットマネーとの連携画面でアカウント情報を確認します。

(手順4)連携が完了すると「引き出し」ボタンが押せます。引き出し金額を選び出金申請します。


◆ 料金プラン
- 月額費用:無料 還元率:未公開
◆ 基本情報
- 個人で投げ銭の受け取り:〇 決済方法:クレカ、キャリア決済、PayPal(Google Playのみ)
- メンバーの管理:× 投げ銭の管理:〇
3.3 note

個人が記事を作成・公開・販売できるサービスです。クリエイターサポート機能により、読者が任意の金額を記事の対価として支払う投げ銭の仕組みがあります。さらに有料記事を購入する際に任意金額を上乗せすることもできます。


◆ 有料記事の投稿方法(手順)
(手順1)テキスト・画像・音声・動画などを選び投稿ボタンを押します。

(手順2)投稿内容を作成した後、「公開設定」を押します。

(手順3)販売設定で「有料」を選び、価格を登録します。

◆ 料金プラン
- 月額費用:無料
- 手数料:支援金のうち10%
◆ 基本情報
- 個人で投げ銭の受け取り:〇 決済方法:クレカ、キャリア、PayPay、Amazon Pay、PayPal
- メンバーの管理:〇(メンバーシップ機能を利用) 投げ銭の管理:〇
4. 大規模・40種類以上の決済手段に対応 SB Payment Service

大手電子決済サービスで、クレジットカード・電子マネー・PayPal・銀行振込など、40種類以上の支払い方法に対応しています。オンラインゲーム・動画配信・投げ銭向けに特化したオンライン決済プランもあります。視聴者が利用しやすい決済方法で投げ銭ができることが最大の特徴です。
◆ 料金プラン
- 手数料:未公開(要見積り)
◆ 基本情報
- 個人での利用:×(法人・事業者向け) 決済方法:クレカ、コンビニ、後払い、PayPay、楽天ペイ、メルペイ、Apple Pay、Google Pay他
- メンバーの管理:〇 投げ銭の管理:〇
5. 【参考】TikTok Liveギフティング

スマホ向けのショートムービープラットフォームで、ライブ配信中に視聴者が仮想ギフトを贈れます。受け取ったギフトに対してコメントやシャウトアウトで感謝を伝えることができます。
◆ 投げ銭システムの作り方(手順)
(手順1)ユーザーは、TikTokで使えるバーチャルコインを購入します。

(手順2)LIVEルームの右下にあるギフトを選んでタップすると送れます。ギフトを送るとコメント欄で表示されます。

(手順3)投稿者はポケットから「ライブギフト」を選び、払い戻しをします。

(手順4)金額を入力し「出金する」を選びます。PayPal経由で銀行口座に振り込まれます。

◆ 料金プラン
- 無料。ギフトの還元率は未公開。
6. よくある質問(FAQ)
はい、投げ銭による収入には税金がかかります。日本国内では、個人が得た投げ銭収益は通常「雑所得」として扱われます。年間の投げ銭収入が20万円を超える場合、確定申告が必要になります。詳しくは国税庁の確定申告ページをご確認ください。
次の3ステップで管理しましょう。①収益を記録する(受取日・金額・手数料をメモ)→②年間収益を予測する(20万円超で確定申告が必要)→③税理士に相談する(収益が多い・複雑な場合)。記録を習慣化することで、確定申告もスムーズになります。
はい、可能です。Square・メンバーペイ・BASE・OFUSE・noteはライブ配信不要で投げ銭ページを作れます。たとえばOFUSEはファンレター形式で受け取れ、noteは記事販売とセットで受け取ることができます。活動スタイルに合わせてツールを選びましょう。
8選の中で手数料が最も安いのはSquare(3.6%)です。ただしクレカ決済のみ対応です。次いでDoneru(2.59%〜4.5%)、BASE(スタンダード:3.6%+3%)が続きます。手数料の安さだけでなく、対応決済方法・機能・使いやすさも合わせて比較することをおすすめします。
7. まとめ
本記事では、投げ銭システムの作り方とおすすめアプリ8選をご紹介しました。目的別のおすすめをまとめると以下のとおりです。
| 求める内容 | おすすめのサービス |
|---|---|
| ライブ配信でギフトを受け取りたい | Doneru・TikTok Liveギフティング・17 LIVE |
| 投げ銭ページを無料で作りたい | Squareオンラインビジネス・メンバーペイ・BASE |
| ファンレターと一緒に投げ銭を受け取りたい | OFUSE |
| 記事を投稿して投げ銭を受け取りたい | note |
| 豊富な支払い方法を用意したい(法人向け) | SB Payment Service |
なお、インフルエンサー向けのサイトや、電子チケットシステムについては別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ インフルエンサーが登録したいおすすめのサイト21選!募集案件、アプリ
・ 電子チケットシステム・アプリ8選の比較!デジタルチケットの作成方法
・ 集金代行サービスおすすめ8選を比較!(料金表付き)
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