Pythonの副業で稼ぐには、どのような方法で始めるのがいいでしょうか。
副業の案件を紹介するサイトを利用することで、土日だけ働いたり、在宅で働ける仕事を見つけられます。さらに、契約の代行や、クライアントとの交渉をしてくれるサイトもあります。
また、初心者や未経験者は、クラウドソーシングを利用することで、実績を積めます。そこで、Pythonで副業を始める前に、知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、Pythonの副業を始める3つの方法や、登録したいサイト8選を紹介します。
Pythonの副業で稼ぐ3つの方法
Pythonで副業を始めるにあたって、次の5点を検討したいところです。
- どのような仕事をするか。(アプリケーション開発、スクレイピング、データ分析、講師)
- どのくらいの時間を働けるか。(平日の夜、週末、週1~2時間)
- どこで働きたいか。(在宅、クライアントのオフィス、リモートワーク)
- いくら稼ぐたいか。(月数万円、月数十万円)
- 自分のスキルはどの程度か。(未経験者、初心者、経験者)
以上のポイントを踏まえて、Pythonで副業をするときに、おすすめの方法は3つあります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1. 副業プラットフォーム
経済産業省のホームページには、副業に関するレポートが掲載されています。そのレポートによると、副業で働いている方の72%は、週1~19時間を副業で働いています。
【出典】 「雇用関係によらない働き方」に関する研究会報告書 P15
Pythonの副業を探すときに、エンジニア向けの案件を紹介するプラットフォームは便利です。
始め方としては、2つのパターンがあります。
- プロフィールや実績を登録し、企業とマッチングしてくれる
- 登録されている案件を確認し、応募する
副業の案件を紹介するサイトを利用するメリットとデメリットをまとめました。
◆ メリット
- 多数の案件が一覧で掲載されているので、好条件の案件を見つけやすい
- 契約を代行してくれるため、トラブルを回避できる
◆ デメリット
- 業務経験を求められることが多い
Pythonの副業を探すときに、おすすめのサイトを2つご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 Workship
週1日から、副業で働ける案件が掲載されています。プロフィールやスキルを登録すると、希望の案件を提案してくれます。
Workshipを含めて、三者間で契約を結ぶので、契約の条件が明確になるので、企業との契約のトラブルを起こりにくくなります。
◆ Python に関する案件の例
◆ 基本情報
- 副業の案件数: 483件
- 手数料: なし
- 初心者: ×
【参考記事】 ・ Workship(ワークシップ)の評判や口コミ!メリット・デメリット
1.2 シューマツワーカー
週末あるいは平日の業務時間以降に働ける案件が掲載されています。99%の案件がリモートワークのため、少ない稼働時間で始められます。
スキルや希望条件を登録すると、企業とマッチングをしてくれます。
面談を終えて、合意ができれば、シューマツワーカーを加えて、三者でキックオフをします。その後、専任のコンシェルジュがつき、仕事上での悩みやクライアントへの交渉を相談できます。
◆ Python に関する案件の例
◆ 基本情報
- 副業の案件数: 66件
- 手数料: なし
- 初心者: ×
2. クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネットを介して、仕事のやり取りができるサービスです。匿名で始めることができ、在宅で仕事ができます。
また、初心者でも働ける案件もあるため、未経験者でも始めやすいといえます。
◆ メリット
- 匿名なので、本業に支障がでない
- 在宅で働ける
- 初心者でも始めやすい
◆ デメリット
- 手数料がある
- 単価が安い
おすすめのサイトを3つご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 ランサーズ
大手のクラウドソーシング会社で、Pythonに関する案件があります。Pythonを使ったWebアプリケーション開発や、スクレイピング、機械学習モデルの作成などの案件があります。
◆ Python に関する案件の例
◆ 基本情報
- 副業の案件数: 2,827件(Python関連で)
- 手数料: 5~20%
- 初心者: 〇
2.2 クラウドワークス
大手のクラウドソーシングで、570万件の仕事のやり取りがあります。
募集中の仕事一覧で、キーワードを利用して検索をし、興味のある仕事が見つかったら、応募します。その後、契約条件を相談して問題がなければ、契約をして、仕事を開始できます。
◆ Python に関する案件の例
◆ 基本情報
- 副業の案件数: 1,036件(Python関連で)
- 手数料: 5~20%
- 初心者: 〇
【参考記事】 ・ クラウドワークスとランサーズを比較!どっちがおすすめか
2.3 ココナラ
自分のスキルを売り買いできるマーケットです。自分のスキルやできることを出品すると、興味のある方から仕事の依頼があります。
条件を確認して問題がなければ、仕事のやり取りができます。
◆ Python に関する出品の例
◆ 基本情報
- 副業の案件数: 975件(Python関連で)
- 手数料: 22%
- 初心者: 〇
【参考記事】 ・ ココナラの使い勝手を評価!手数料や使い方、評判
3. 講師
プログラミングの講座を運営している会社に登録をして、プログラミングの仕方を教えます。
自分のこれまでの経験談を交えながら、プログラミングを教えることで、親近感をもって、学んでもらえます。
◆ メリット
- 週2、3時間から始められる
- 講師の未経験者でも始めやすい
◆ デメリット
- 開発経験が求められることが多い
おすすめのサイトを3つご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
3.1 Codecamp
完全オンラインのプログラミングスクールです。カリキュラムを作る必要がなく、教えることに集中できます。
時給は、40分 1,800円~始まり、レッスンの質や量に応じて、単価が上がります。
なお、Pythonを教える場合には、次のような募集要項となっています。
- Pythonによる開発経験3年以上
- 社会人経験1年以上
- 稼働時間目安副業:15時間〜 専業:25時間〜
3.2 テックアカデミー
オンラインに特化したプログラミングスクールです。
プログラミングでわからない箇所へのマンツーマンのメンタリングや、チャットによるサポート、課題のレビューなどを行います。
働くイメージとしては、平日の夜と、土日の夜といった具合に、空き時間で働けます。
なお、Pythonを教える場合には、次のようなスキルが求められます。
- Python
- 機械学習
- scikit-learn
- Keras
- TensorFlow
3.3 侍エンジニア
マンツーマンで受講生にプログラミングを教えるスクールです。入塾から卒業まで専属講師として併走し、担当する生徒をサポートします。
仕事を始めるときには、担当の受講生が決まると、カリキュラムを作り、レッスンを実施します。レッスンがない日はチャットでサポートをし、卒業制作までをサポートします。
なお、インストラクターの23%は、月の稼働時間が21~40時間、20%が11~20時間となります。また、インストラクターの42%は担当する生徒は1~3名となります。
なお、Pythonを教える場合には、次のようなスキルが求められます。
- Pythonにて開発経験2年以上
- 安定したオンライン環境の準備(地方・国外OKです)
- 週3時間以上の稼働時間
まとめ
本記事は、Pythonで副業する方法や、登録したいサイトをご紹介しました。おさらいをすると、求める内容によって、おすすめの方法やサイトが変わります。
求める内容 | おすすめの方法 | おすすめのサイト |
高単価の案件で働きたい | 副業のプラットフォーム | Workship、シューマツワーカー |
初心者で始めたい | クラウドソーシング | ランサーズ、クラウドワークス、ココナラ |
土日だけ働きたい | 副業のプラットフォーム、講師 | シューマツワーカー、テックアカデミー |
在宅で働きたい | クラウドソーシング | ランサーズ、クラウドワークス、ココナラ |
契約を代行してもらいたい | 副業のプラットフォーム | Workship、シューマツワーカー |
なお、副業のマッチングサイトについては、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 副業のマッチングサイト・サービス20選を比較!仕事内容、料金相場
・ Pythonのオンラインスクール・講座おすすめ8選を比較(無料あり)
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Writer/編集者: 松田康