メルマガを利用するデメリットは何でしょうか。
メルマガに書いてある内容がつまらないため、お客様の気持ちが離れてしまう。そもそも、メルマガに書くネタが無くて、続かないなど、失敗例があります。
さらに、メルマガは古く、時代遅れであるという考え方をする方もいます。
本記事では、メルマガのデメリットである失敗事例とその対策をご紹介します。
【参考文献】 ネット集客での売上に直結する 見込み客リスト(メールアドレス)の集め方・使い方
望月高清 (著) 2014年
1. コンテンツ
メルマガが読まれない理由の一つとして「コンテンツがつまらないから」と言われます。
メルマガを始める場合、商品の発売情報やキャンペーン情報など、薄っぺらい情報を書きがちです。その結果、読者に面白くないと見捨てられてしまいがちです。
では、読まれるメルマガになるためにどんな対策をすればいいでしょうか。
2つの方法が考えられます。
- 商品にまつわる周辺情報を書く
- メルマガ作りをサポートする
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 周辺情報
メルマガを書くときには、商品の発売情報よりも、商品に関する周辺情報が重要です。たとえば、商品の使い方や、開発者の想い、製造方法などのこだわり情報などです。
また、お客様が知りたいようなノウハウ、技術情報、業界の動向などのニュースを伝えます。こうすることで、お客様はメルマガを読み物として認識し、価値を感じてもらえます。
【参考記事】・ メルマガを初心者が始める9つの手順!テーマ決め、送り方、読者の集め方
1.2 メルマガ作り
メルマガを作るにあたって、ライターに何の情報も与えずに依頼することがあります。そうすると表面的な情報を提供してしまいがちです。
そこで、開発部門や営業部などの部門を超えて、メルマガの担当者に情報を提供するようにします。そして、メルマガ担当者が書いた文書をチェックし、一緒にブラッシュアップを図ります
2. メルマガの効果
読者からメルマガの評価を下げる理由として、発行者側が「すぐに結果を求めようとする」点が挙げられます。メルマガを発行後、すぐに「注文実績に効果があったか」と評価をします。
発行して数回でメルマガに結果を求めるするのは難しく、できれば半年くらいの時間をかけて、お客様との関係を深めていきたいものです。
なお、お客様と良好な関係を作るメルマガになるために、どんな点を気を付ければいいでしょうか。2つのポイントがあります。
- コミュニケーションツールと位置付ける
- お客様との関係作りを考慮した文面にします
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1. コミュニケーションツール
先ほどもお伝えしましたが、メルマガをチラシのような営業ツールとみなすのではなく、お客様とのコミュニケーションをする場ととらえ、長期的な視点でとらえます。
お客様との関係作りの仕方については別記事でまとめています。ぜひご覧ください。
【参考記事】 ・ メルマガを書くコツ! ついつい読んでしまう記事を書く方法
2.2. お客様との関係
メルマガでいきなり商品を売りつけるのではなく、「自社のことを知ってもらう」「もっと商品のファンになってもらう」という視点でメルマガの文面を作ります。
どんな切り口であれば、商品のことを好きになってもらえるでしょうか。あるいは、読者が読んでよかったと思ってもらうために、どんなコンテンツがいいでしょうか。
この2点を考えつつ、文面を作りましょう。
3. ターゲット
読者を絞り込まずにメルマガを始めるため、当たり障りのないメルマガになる場合があります。
しかし、ターゲットを絞り込まないために、軸がぶれたメルマガは、誰も面白いと思わない内容になってしまう場合があります。
では、どのようにして面白いメルマガを作ればいいのでしょうか。
3.1 一人の読者
どの読者にもウケるようなコンテンツを作ろうとするのではなく、特定の一人の読者が喜ぶような
メルマガを作るようにします。
とくに扱う商品が法人向けの特殊な商品(ネジメーカ限定の金型製造、店舗向けの食材卸など)の場合、逆にプロ向きのメルマガを書きます。
読んでいる方はプロということを前提に、メルマガを書くことで、魅力的なメルマガを作ることができます。
まとめ
本記事では、メルマガのデメリット(失敗例)とその教訓をご紹介させて頂きました。お客様に喜んでいただけるようなメルマガ作りの参考になれば幸いです。
500mailsのFacebookやTwitterでは、起業・副業に役立つ情報を配信しています。 是非「いいね!」をして最新情報をチェックしてください
Writer/編集者: 松田康