副業でライターを始めるのに、おすすめのクラウドソーシングはどれでしょうか。
初心者向けのマニュアルが充実しているサイトや、ライティングの案件が多いサイト、1文字当たりの単価が高いサイト、未経験者向けの案件が多いサイトなど、多種多様です。
そこで、副業でライターを始めたい方が、働く前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、未経験のライター向けに、おすすめのクラウドソーシングを4つご紹介します。
1. 未経験者向けのクラウドソーシング4選
未経験のライター向けにオススメのクラウドソーシングは、4つあります。
- クラウドワークス
- サグーワークス
- shinobiライティング
- ランサーズ
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 クラウドワークス
日本最大級のクラウドソーシングの一つです。ユーザー数は258万人、仕事の依頼件数は241万件となっています。ライティングの仕事は75万件と多く、ブログの記事作成、文書作成、メルマガ・DMの作成などがあります。(2019年3月28日時点)
また、経産省のホームページにも紹介資料が掲載されており、安心感のあるサービスです。
【参考記事】 ・ クラウドワークスとランサーズを比較!どっちがおすすめか
1.2 サグーワークス
記事の作成に特化したクラウドソーシングです。204,807人のライターが登録されており、月間で最高の獲得報酬額は、702,173円(2018年実績)です。
説明文の作成といった簡単な仕事から、長文コラムの作成といった本格的な仕事まで、多種多様な仕事が用意されています。募集している案件も1,332件と豊富です。
1.3 shinobiライティング
ライティングに特化したクラウドソーシングです。436,664人のライターが登録されており、4,665,473の記事がやり取りされています。
記事を作成するためのツールやチェックするツールが用意されており、初心者でもライティングを始めやすい仕組みが用意されています。
1.4 ランサーズ
日本最大級のクラウドソーシングサイトで、ライティングだけで、662,274件の仕事があります。(2018年9月6日時点)
ブログの記事や、体験談、Webサイト、メルマガや資料の作成、レポートや論文作成といった仕事があります。
2. ライターの報酬
ライティングの報酬は、1文字0.2円~3円程度といわれています。そして、記事のコンテンツやジャンル、募集サイトによって単価に違いがでます。
案件としては「500文字の記事を5個単位」や「1000文字の記事を1個単位」で依頼されることが多いです。全体的にシュフティは単価が安めです。一方、ランサーズは単価が高い案件もあります。
ただ、初心者にとっては、実績を積むのが重要ですので、最初はある程度安くても仕事を請けて、徐々に単価を上げていくのが妥当です。
3. ライティングのコツ
Webライティングの記事は、雑誌と異なり、Webサイトは検索して見てもらう必要があるため、読者が検索するキーワードを選び、そのキーワードを盛り込んだ文章を書く必要があります。
では具体的に、どんな方法でキーワードの候補を探し、Webコンテンツのどこにそのキーワードを盛り込めばいいのでしょうか。
キーワードを探すのに便利なツール、キーワードの探し方、盛り込み方をご紹介します。
3.1 便利ツール
書籍と異なり、ウェブコンテンツは検索でひっかからないと、読んでもらえません。
そのため読者が「どんなキーワードで検索するか」を考える必要があります。たとえば、「お好み焼きの作り方」に関する記事を書く場合、読者がどんなキーワードで検索をするのかを考えます
(例) お好み焼き 作り方、お好み焼き レシピ
そして「検索する人の数」「競合する記事の数」という2つの観点で、キーワードを調べます。できれば「検索数が多いが、競合する記事がない」そんなキーワードを見つけたいところです。
なお、キーワードを探すときには、次の3つのツールを使います。
では、具体的に3つのツールを使って、キーワードの探し方をご紹介します。なお、3つのツールの始め方や基本的な使い方は下の記事が参考になります。
【参考】・ 【2017年版】GoogleAdwordsキーワードプランナーの使い方とキーワード選定方法
3.2 キーワードの探し方
今回は、「お好み焼き 作り方」を例にとって、適切なキーワードの探し方をご紹介します。
まず、Googleキーワードプランナーを利用して、「お好み焼き 作り方」で検索をします。その結果、月間で1万人以上の方が検索していると確認できました。
需要が大きいキーワードで魅力的ですが、どの程度の記事が掲載されているのでしょうか。
無料SEOキーワード選定ツールにキーワードを入力し、調べます。
すると、難易度が44と高く、あまりオススメできません。(できれば30以下を目指したいところです。)そこで、他に適切なキーワードがないかを調べます。
ここで、goodkeywordsにキーワードを入力し、そのキーワードに関連するキーワードを探します。メインのキーワードを入力すると、それに関連するキーワードが表示されます。
すると、「お好み焼き 作り方 フライパン」というキーワードが候補として挙がったとします。
そこで、このキーワードで調べる人の数と競合する記事の状況を調べます。再び、キーワードプランナーで調べ、月間10~100人の方が検索していると確認できます。
たしかに、検索の数は多くはありませんが、他に掲載している記事が少なければ検討の余地はあります。次に、無料SEOキーワード選定ツールで確認すると、難易度が6と表示されました。
この難易度であれば、上位に表示される可能性が高いため、キーワードとして有力な候補となりえます。このように、3つのツールを駆使して、適切なキーワードを選びます。
3.3 文章
キーワードが決まったら、そのキーワードを次の4箇所に埋めます。
- 記事のタイトル
- 概要(discription)
- 見出し
- 本文
タイトルと概要(discription)は、検索エンジンの検索結果に表示されます。(下記参照)そのため、読者が読むかどうかに大きな影響を与えます。たとえば、「お好み焼き 作り方 フライパン」をGoogleで検索をすると、次のように表示されます。
タイトルは赤枠の箇所であり、概要(discription)は緑色の箇所になります。
とくに概要(discription)は、検索のキーワードに合致する箇所は太字で表示されるため、よりクリックしてもらえます。そのため、タイトル、概要にキーワードを盛り込むことが大事です。
まとめ
本記事は、ライターで副業をする方(未経験者)向けに、仕事を探す方法、ライターの報酬、記事を書くときのテクニックなどの基礎知識をご紹介しました。
なお、クラウドソーシングの比較などを別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 代表的なクラウドソーシング12社を徹底比較!【2020年版】
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Writer/編集者: 松田康