how-to-write-estimate

見積書の書き方!他社に勝つ見積書を作る方法(テンプレート付き)


他社に勝てる見積書を作るには、どのようなポイントを押さえればいいのでしょうか。

顧客名商品名、数量、金額、納品日といった基本情報はもちろん重要ですが、それだけでは他社との差別化が難しいこともあります。

商品やサービスの強みをアピールしたり、その金額に至った理由を明確にすることも大事です。そこで、今回は他社に勝つための見積書の書き方とポイント、見本、テンプレートを用意しました。

本記事は、見積書の書き方テンプレートをご紹介します。

 

1. 見積書の書き方(記載すべき項目)

name-600px-min

見積書には、次の7点を書くようにします。

  1.  顧客名
  2.  発行日と番号
  3.  納品日と受渡し場所
  4.  有効期限
  5.  商品名、数量、金額
  6.  会社名
  7.  アピールポイント

それぞれを詳細に説明します。

 

1.1 顧客名

左上に顧客の名称(社名、所属部署、氏名)を記入します。また、お客様が個人の場合には「様」を、お客様が法人の場合には、「御中」と付けます。

 

1.2 見積書の発行日と見積り番号

右上に、見積書の発行日と見積り番号を記入します。

 

1.3 商品の納品日と受渡し場所

商品の受渡し日受渡し場所を記入します。発注先と、受渡し場所が異なる場合、トラブルが起きやすくなります。そのため、受渡しの場所は明記します。

 

1.4 見積書の有効期限

見積書の有効期限を記入します。通常、見積書の発行から2週間あるいは1か月後に指定することが多いです。

 

1.5 商品名、数量、単位、金額

商品名、数量、単位、金額など詳細に書きます。

 

1.6 見積書を作成した会社名

見積書を作成した会社名、住所、電話番号、氏名を記入します。会社名のところには、会社のロゴを入れて、会社の社印あるいは担当者の印を押すことが多いです。

 

1.7 アピールポイント

備考欄などに、商品のアピールポイントを記入します。大切なことは、金額ではなく、その価格になった理由です。

金額が高いにしろ、安いにしろ、その値段になった理由を明確に伝えます。競合より優れているポイントを明確にして、記入するようにします。

例えば、コスト削減策効率化した工程による価格の優位性を示すといった具体的な情報を記載すると良いです。

(例) ・ 競合より高値ですが、機能は他社のスペックの2倍優れています
    ・ 〇〇さまお気に入りのデザインです

 

2. 見積書のテンプレート

pc-600px-min

見積書のテンプレートをご紹介します。上記ポイントを気を付けながら、適宜、修正・加筆をしてご利用ください。

estimate-sample

ダウンロードはこちら

なお、見積書や納品書、領収書などのテンプレートをまとめているサービスもあります。

estimate-template

Misocaのテンプレート

【参考記事】 ・ 請求書の書き方(個人事業主向けの見本・テンプレートつき)

 

3. 勝てる見積書を書くポイント

business-note-600px-min

勝てる見積書をつくるには、どういったポイントをチェックすればいいのでしょうか。
2つのポイントに気を付けます。

  1.  どんな商品をいくらで提供するのかを明確に伝える
  2.  競合に負けないポイントを伝える

それぞれを詳細に説明します。

 

3.1 商品と価格

見積書は提案資料と同じように誰にでも理解しやすく書きます。特に、商品の中で理解しにくい言葉がある場合や計算式が複雑な場合は、別紙に添えるなどの工夫が必要です。

また、お客様が商品に対する深い知識がある場合には、詳細な見積書を作り、お客様の疑問を解消します。一方、お客様が商品に関する知識が少ない場合には、シンプルな見積書を作ります。

このように、お客様の理解状況に応じて、伝える情報を変える必要があります。

 

3.2 競合に負けないポイント

見積りを提示するときには、他社に負けないポイントがあるはずです。そこで、次の視点で検討して、競合に負けないポイントを明確に伝えます。

  •  機能
  •  性能
  •  アフターサービス
  •  料金
  •  納期
  •  説明のわかりやすさ
  •  デザイン

さらに、見積書にはお得な情報特典を盛り込むことで、顧客の興味を更に引き込むことができます。数量割引や初回特典、追加サービスの無料提供など、顧客にとって魅力的な要素を積極的にアピールしましょう。

 

まとめ

本記事は、見積書の書き方をご紹介しました。見積書は、単なる価格の提示資料ではなく、お客様へ情報提供する営業資料です。そこで、価格だけでなく自社のアピールポイントを明確に伝えることで、商談がスムーズにすすみます。

なお、請求書の書き方なども別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ 請求書の書き方(個人事業主向けの見本・テンプレートつき)
       ・ 請求書のクラウドサービスを比較!8つのポイントで検証【2020年】
       ・ Misocaの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!

ご参考になれば幸いです。

500mailsのFacebookやTwitterでは、起業・副業に役立つ情報を配信しています。 是非「いいね!」をして最新情報をチェックしてください

Writer/編集者: 松田康


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です