ココナラは人気のクラウドソーシングですが、使い勝手や評判はどうでしょうか。
イラストや占い、法律関係などの相談を、500円~数千円で依頼できます。ココナラによる認定制度や人気ランキング、評価などを見ることで、スキルの高い方に仕事を手軽に依頼できます。
一方で、大量の仕事を依頼しにくい点や手数料が高い点は注意が必要です。そこで、ココナラを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、ココナラの使い勝手を評価し、その便利な点と不便な点をご紹介します。
1. ココナラの便利な点
ココナラはスキルや仕事などをシェアできるサービスです。厚生省のホームページでも、取り上げられています。(出典: クラウドソーシングの活用の広がりと課題認識)P8
ココナラの便利なポイントは4点あります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 使い方
イラスト制作や、記事の制作、コンサルティングなど様々な仕事を依頼できます。
取引に失敗しないためには、次の3つの方法がオススメです。
- PRO認定されている人に依頼する
- 実績数と評価の高い人に依頼する
- 人気ランキングの高い人に依頼する
PRO認定とは、ココナラが認定した実績のある方で、品質や納期などを順守してくれる方です。また、取引でトラブルがあった場合にでも、ココナラが優先的にサポートしてくれるので安心です。
なお、実績や評価の高い人に依頼するのも一つです。評価の高さだけで選ぶのではなく、実績も多い方に依頼するほうが失敗は少ないです。
実際に仕事を依頼する前には、「出品者に問い合わせ」をしてみることをオススメします。その受け答えで、出品者の人柄や仕事のスピード感などがつかめます。
なお、Twitterで口コミを調べていたところ、ココナラに出品している方のコメントがあったので、参考までに掲載させていただきます。
おはようございます✏️
朝、メールチェックしておりますと
動画編集、制作案件につきまして
クライアント様から大変高評価を頂き
感銘でした。
とても誠実なクライアント様で素敵な方でした。継続的なご関係になれて嬉しい!
ココナラでの実績少ないのですが
是非ご依頼くださいませ☆#動画編集 pic.twitter.com/jlakTVPYVg— しをたら@ディレクター (@shiwotara) January 27, 2021
1.2 料金
ココナラは、1回500円から数千円で、さまざまなジャンルの相談あるいは仕事の依頼をできます。イラスト制作や、インターネットに関する相談、記事の制作、法律関係の相談などもできます。
料金がお手頃なので、リスクを抑えて作業を依頼できます。
1.3 チャット
ココナラで仕事を依頼するときには、トークルームを利用して打診をします。
まず、出品者がどんなことを書いてほしいか記載してありますので、その内容に従って、仕事の依頼をします。
トークルームで、仕事のやり取りが完結するため、顔を会わせずに、手軽に仕事を依頼できます。
1.4 匿名
ココナラは、匿名で作業を依頼することができます。そのため、副業の方など、作業内容を公開したくない方には、ココナラは便利です。
完全に匿名で作業ができるため、本業に支障がでる可能性は低く、手軽に始められます。
2. ココナラの不便な点
前章では、ココナラの便利な点をご紹介しました。次に、ココナラが不便な点をご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 仕事量
クラウドソーシングであれば、クラウドワークスやランサーズなどが有名です。このようなサービスは大量の仕事を募集して、多くのクラウドワーカーに仕事を依頼できます。
しかし、ココナラは、個別に一人一人に仕事を依頼する、あるいは相談することがメインなため、大量の仕事を一斉に依頼するようなことは得意ではありません。
2.2 出品者の質
どのクラウドソーシングでも同じですが、期待している成果に届かない出品者は一定数います。
ランサーズやクラウドワークスなどの場合には、本人確認や電話番号確認、機密保持確認などを確認したフリーランスに作業を依頼する仕組みがあります。
一方、ココナラの場合には、ランク付けをしています。このランクを参考にするのが一つです。
なお、詐欺まがいなサービスを出品している方もいる可能性があります。そこで、実績や評価、出品者のプロフィールなどをチェックします。
2.3 出品の手数料
ココナラは、システムの利用料は出品者が支払う形態になっています。落札者は出品額のみ負担すればいいのですが、結局、出品額のなかにシステム利用料が加算されています。
ココナラの場合には、販売価格(おひねり含む)から22%のシステム利用料が発生します。
他のクラウドソーシングの場合には、例えばランサーズの場合は20%です。クラウドワークスの場合には、5%から20%となります。そのため、他のクラウドソーシングより、手数料は高めです。
Twitterで口コミを調べていたところ、手数料の高さを指摘している方がいました。
ココナラで案件取りたいならとにかく活発に動くことが大事。運営側はサービスをたくさん使ってくれた方が儲かる。手数料高いけど広告いっぱい出してくれてるし、面倒なところやってくれてる。その恩恵はサービス使ってくれてる人に流れる。当たり前の話だけども。その考えでやればうまくいきます。
— がみ|LP専門 WEBデザイナー|6/29(水)ココナラ攻略無料セミナー開催 (@_prg_gami) June 27, 2022
まとめ
本記事は、ココナラの使い勝手を評価し、その便利な点と不便な点をご紹介しました。
おさらいをすると、ココナラのメリットは4点ありました。
- スキルのある方に、仕事を依頼できる
- 手頃な金額で相談できる
- チャットで手軽に仕事を依頼できる
- 匿名で作業を依頼できる
一方、デメリットは3点ありました。
- 大量の仕事を依頼できない
- 質の低い出品者もいる
- 出品の手数料が高い
大量の仕事を依頼するのではなく、小規模の仕事を、気軽に、依頼する場合に、ココナラは便利です。なお、副業のマッチングサイトやクラウドソーシングについては別記事でまとめています。
【参考記事】・ 副業のマッチングサイト・サービス20選を比較!仕事内容、料金相場
・ スキルシェアサービスを比較!おすすめ15選(料金表付き)
・ おすすめの大手クラウドソーシング17社を比較!仕事の種類、手数料、評判
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Writer/編集者: 松田康