Midworksはフリーランス向けの求人サイトですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
3,000件の案件が登録されており、高額の案件や未経験、副業でできる案件もあります。マージン率が15%と低めですが、保険料を折半してくれたり、年間30万円の福利厚生も受けられます。
一方で、勤務地が首都圏に限定されている点と、募集案件に年齢制限がある点は注意が必要です。そこで、Midworksを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、Midworksの使い勝手と評判をご紹介します。
1. Midworksのメリット
Midworksのメリットは9点あります。
- 高額案件が多い
- スキルや案件、勤務地別、単価別に探せる
- 副業で始められる
- 福利厚生が充実している
- マージン率が低い
- 未経験の案件もある
- 支払サイトは短めである
- 給与の80%を保証する
- 交通費を支給してもらえる
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 案件
Midworksは、フリーランス向けに3,000件以上の案件が登録されています。PHPやJava、Swiftやpythonなどの案件が多数登録されています。
なお、厚生労働省が発表する「フリーランス白書2018」では、フリーランスのうち年収800万以上(月66.6万円以上)の方は、16.7%となります。
【出典】 厚生労働省ホームページ フリーランス白書2018 P12
一方、Midworksは、月額70万以上の高額案件も、1,420件登録されています。
気に入った案件がある場合には、詳細情報として、案件の概要、応募条件(職種、ポジション)、勤務地、報酬、時間、必須スキルなどを確認できます。
また、管理画面には、スキルや就業希望時期を登録します。
おすすめの案件が随時アップデートして、紹介してもらえます。
1.2 検索条件
Midworksは検索条件が豊富で、スキル、案件、勤務地、単価をもとに、案件を探せます。
システムエンジニアやデザイナー、クリエイター、UIデザイナーなどの職種別に案件を探せます。
また、未経験でも参画できる案件が登録されています。
さらに、PHP、Perl、Java、Python、Scala、Go言語、Rubyなどのスキルを元に案件を探せます。
1.3 副業
前述のフリーランス白書2018によると、フルタイム(月140時間)で働いている人はフリーランスの52%で、残りの48%は副業として働いている方となります。
【出典】 厚生労働省ホームページ フリーランス白書2018 P11
Midworksはリモート案件も多数あり、副業でも働けます。
【出典: Midworksホームページ】
1.4 福利厚生
一般的に、独立してフリーランスで働く場合、雇用保険や労災保険などは利用できません。
【出典】 厚生労働省 フリーランス白書2018 P5
Midworksは、社会保険などの各種保険を、Midworksが半額出してくれます。さらに、福利厚生サービスのリロクラブと提携しており、年間30万円相当の福利厚生を受けられます。
飲食店やレジャー施設、ホテルや保育施設、人間ドック、資格取得、スポーツジムを、格安の価格で利用できます。
【出典:リロクラブ 福利厚生倶楽部】
さらに、次のようなサービスを利用できます。
- 確定申告ソフトのfreeeのフリーランス向けプランが無料
- 書籍代を10,000円まで負担
- 税理士LINE@相談額を負担
- 顧問税理士の紹介額を負担
1.5 マージン率
Midworksは、マージン率が低く、10~15%となっています。また、クライアントの単価が公開されています。
一般的な紹介サイトでは、20~25%が一般的です。そのため、より有利な条件で仕事を請けることができます。
1.6 未経験
Midworksは未経験者でも参画可能な案件があります。
2020年10月28日時点で調べたところ、8件の案件がありました。単価はやや低めですが、経験値を高めることができるので、魅力的な案件といえます。
1.7 支払サイト
Midworksは支払サイトが20日~35日と、比較的早く入金されます。
もちろん、ソフトウェアジョブズやクラウドテックなどでは、2週間程度で入金されます。ただ、ソフトウェアジョブズはシステム開発向けの案件が少なかったり、クラウドテックはマージン率が未公開だったりと課題があります。
Midworksはマージン率が低く、案件も豊富なので、魅力的なサイトと言えます。
1.8 給与保証
フリーランスにとって、案件が終了後、その次の仕事がアサインされる間に期間が空くのは不安が残ります。Midworksは、案件が途切れた場合に、給与を保証する制度があります。
月額契約単価の80%をもらえるため、安心感があります。
1.9 交通費
一般的に会社員の場合、勤務先までの交通費は支給してくれますが、フリーランスの場合には自分で出費する必要があります。一方、Midworksは交通費を3万円まで補助してくれます。
2. Midworksのデメリット
前章では、Midworksのメリットをご紹介しました。次に、評判と異なるデメリットを紹介します。
- 勤務地は首都圏が多い
- 年齢制限がある
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 勤務地
Midworksは案件の大半の勤務地が首都圏となります。そのため、大阪など関東圏以外を希望の場合には自分の希望に沿った案件は見つからない可能性が高くなります。
【参考記事】 ・ PE-BANKの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
・ ソフトウェアジョブズの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
2.2 年齢制限
Midworksは多くの案件に年齢制限があります。そのため、50歳以上の方に合う案件が多くありません。ご自身の年齢が50歳を超えている場合には、希望に沿う案件が見つからない可能性があります。
まとめ
本記事は、Midworksの使い勝手と評判をご紹介しました。
おさらいをすると、Midworksのメリットは9点ありました。
- 高額案件が多い
- スキルや案件、勤務地別、単価別に探せる
- 副業で始められる
- 福利厚生が充実している
- マージン率が低い
- 未経験の案件もある
- 支払サイトは短めである
- 給与の80%を保証する
- 交通費を支給してもらえる
一方、デメリットは2点ありました。
- 勤務地は首都圏が多い
- 年齢制限がある
そのため、勤務地が首都圏な方には、便利な案件紹介サイトと言えます。なお、フリーランスの求人サイトや独立する場合に役に立つ情報などを別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ フリーランスエージェントの一覧と比較!おすすめの23サイト(マージン率)
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Writer/編集者: 松田康