MOVAは動画編集のスクールですが、評判はどうでしょうか。
動画編集ソフトの使い方やカメラ撮影の仕方を学ぶだけでなく、案件の獲得方法や動画クリエイターとして心得、プレゼンテーションスキル、マーケティングの仕方まで、幅広く学びます。
一方で、授業料として660,000円がかかる点と、通学をする必要がある点は注意が必要です。そこで、MOVAを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、MOVAの評判や口コミ、メリット・デメリットをご紹介します。
1. MOVAのメリット
MOVAは動画編集のスクールですが、メリットが4つあります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 カリキュラム
MOVAは動画クリエイターとして、動画編集ソフトの使い方や動画制作の知識を学べます。具体的には、3つの分野について、学習できます。
- Premiere Pro
- After Effects
- カメラ撮影
それぞれを詳細に説明します。
◆ Premiere Pro
実写映像やYouTubeの編集に使用するPremiere Proの操作全般について学習します。
- Adobe Premiere Proの操作・各パネルの説明
- ワークフロー(インポート~エンコード)
- カット
- BGM・SE追加
- フレーム単位操作
- マスク
- エフェクト
- フェード
- テロップ
- カラーコレクション
- 速度調整
- クロップ
◆ After Effects
After Effectsの基本操作を理解したのちに、モーショングラフィックスやMVなど実践で使用する技術を、学びます。
- 3D空間の理解
- デザイン(色調、色味、構図etc)
- モーショングラフィックス
- 企業CM制作
- 映画予告制作
- ニューモーフィズム
- インフォグラフィックス
- MV(ミュージックビデオ)
◆ カメラ撮影
カメラの設定方法や撮影時のライティング(光の扱い方)など、プロが実際に使用しているテクニックや知識を、実践式の授業で学びます。
1.2 案件の獲得方法
MOVAは動画クリエイターとして、案件の獲得方法を学べます。具体的には、3つのポイントを学びます。
- クリエイターとしてのマインド
- マーケティングの仕方
- プレゼンテーションの技術
それぞれを詳細に説明します。
◆ クリエイターとしてのマインド
生き残るクリエイターになるために、何を意識すべきかを学びます。具体的には、クリエイターとして、「おもしろい、かっこいい」を追求するだけではなく、ビジネス的な視点を学びます。
◆ マーケティングの仕方
ターゲットとすべきお客様は誰か、単価の設定の仕方、どのようにしてお客様を獲得し続けるのかなど、(動画クリエイターとして)知っておきたいマーケティングの基礎を学びます。
◆ プレゼンテーション
プレゼンテーションをするにあたり、クライアントとの打合せで話すべき内容を学びます。具体的には、授業内で商談をイメージして、ロールプレイングを行い、プレゼンスキルを身に着けます。
1.3 パーソナルサポーター
MOVAでは、パーソナルサポーターがいて、次のようなサポートをしてくれます。
- 毎週の進捗確認
- 学習を進めていく中で悩みや疑問などを解消
また、わからないことはオンライン上でいつでも講師に質問できます。
また、全クラスの課題動画について添削を行っていますが、制作途中にわからないことがあれば質問ができるだけでなく、提出後も何度でも添削を行い、完成までフィードバックしてくれます。
1.3 クラスのスケジュール
MOVAは、1年間を通して、Begineer、Standard、Expertの3つのクラスで学んでいきます。
クラス | 学習方法 | 学習内容 | 期間 |
BEGINNER | オンライン |
|
2か月 |
STANDARD | 通学/オンライン |
|
6か月 |
EXPERT | 通学 |
◆ ディレクターコースの場合
◆ クリエイターコースの場合
|
4か月 |
MOVA様に取材をしたところ、Standardクラスでは、4つのクラスを開講しています。(2021年2月時点)
- 土曜 10~13時
- 土曜 14~17時
- 日曜 10~13時
- 日曜 14~17時
そのため、週末の時間がとる必要があります。なお、平日の開講については、検討中とのことです。
2. MOVAのデメリット
前章では、MOVAで学ぶときのメリット・良い点をご紹介しました。次に、評判と異なり、MOVAの課題をご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 授業料
MOVAは、授業料の内訳は以下の通りとなります。
- 一括払い: 660,000円(税込)
このなかには、Begineer、Standard、Expertクラスの費用がすべて含まれています。なお、一括で難しい場合には、分割での支払も対応しています。
分割回数 | 初回 | 2回目以降 | 手数料 |
24回 | 150,000円(税込) | 26,800円(税込) | 16% |
12回 | 180,000円(税込) | 48,000円(税込) | 7% |
そのため、ある程度、まとまった金額が発生します。なお、低価格で動画編集を学びたい場合には、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 動画編集のオンラインスクールおすすめ15選を比較!(無料あり)
2.2 受講場所
MOVAは、オフライン講義が週1回あり、東京都渋谷区の本社で開講しています。Begineerクラスはオンラインですが、StandardクラスとExpertクラスは通学します。
そのため、東京に通えることが前提となります。なお、オンラインのみで学習をしたい場合には、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 動画編集のオンラインスクールおすすめ15選を比較!(無料あり)
2.3 転職サポート
MOVAは、起業に特化した動画クリエイタースクールであり、MOVA卒業後にMOVAPRO、MOVA MASTERの認定を受けることで、案件を紹介していただけます。
ただし、転職のサポートは行っていません。そのため、動画クリエイターとして、転職もサポートしてもらいたい場合には、別のスクールの検討も必要です。
【参考記事】 ・ 動画編集のオンラインスクールおすすめ15選を比較!(無料あり)
まとめ
本記事は、MOVAのメリット・デメリットと評判をご紹介しました。
おさらいをすると、MOVAのメリットは4つあります。
- 動画に関するカリキュラムが充実している
- 動画クリエイターとして、案件の獲得方法を学ぶ
- パーソナルサポーターがいる
- クラスのスケジュールを選べる
一方、デメリットは3つあります。
- 授業料は66万円である
- 受講場所は、東京のみである
- 転職のサポートはしていない
そのため、次のような方にはおすすめです。
- 動画クリエイターとして独立して働けるようになりたい方
- 課題を添削してもらいたい方
- 東京に通える方
一方、次のような方にはおすすめできません。
- 動画編集を手軽な金額で学びたい方
- 東京に通えない方
なお、動画編集に関する他のスクールについても、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 動画編集のオンラインスクールおすすめ15選を比較!(無料あり)
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Writer/編集者: 松田康