ラクサバは格安のレンタルサーバーですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
月額99円で2GBのディスク容量を利用でき、独自ドメインを3つまで登録できます。管理画面は使いやすく、WordPressも簡単に導入できます。さらに、電話によるサポートもあります。
一方で、データの転送量が限られている点については注意が必要です。そこで、ラクサバを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、ラクサバの使い勝手と評判をご紹介します。
1. ラクサバのメリット
ラクサバのメリットは、4つあります。
- 低価格で利用できる
- WordPressのインストールが簡単
- 複数のデータベースとマルチドメインに対応している
- 電話サポートを受付けている
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 料金
ラクサバでは、月額99円~986円の間に4つの料金プランが用意されています。
プラン | ミニ | ライト | ベーシック | ゴールド |
月額料金 | 99円~ | 263円~ | 420円~ | 1,005円~ |
容量 | 2GB | 10GB | 30GB | 60GB |
マルチドメイン | 3個 | 6個 | 20個 | 100個 |
データベース | 0個 | 2個 | 10個 | 25個 |
WordPressインストール | × | ○ | ○ | ○ |
データベースを使いたい場合、あるいはWordPressを導入したい場合には、ライト版で利用できます。他のレンタルサーバーと比較しても、コストパフォーマンスが高いです。
1.2 WordPress
ラクサバは、管理画面が使いやすく、簡単にWordPressをインストールできます。
◆ WordPressのインストール手順
手順1 WordPressの「インストール設定」を選びます。
手順2 MySQLデータベース名は「Create New Database」を選び、インストールを選びます。
手順3 「インストール確定」を選びます。
手順4 インストールが完了します。
【出典:ラクサバホームページ】
1.3 複数DB・マルチドメイン
ラクサバでは、最安値の「ミニプラン」(月額99円~)でもドメインが3個作成できます。さらに、ベーシックプラン(月額420円~)以上であれば、ドメインを20個も作成できます。
さらに、データベースについてもライトプランでデータベースを2個作成できます。月額263円で2つのデータベースを作成でき、低価格で利用できる点が魅力です。
なお、WordPressなどを利用したい場合には、検証環境を作るために、できればデータベースは2つ作成できるプランのほうが無難です。
1.4 電話サポート
ラクサバは、ライトプラン(月額263円~)以上であれば、電話のサポートを受付けています。
格安のレンタルサーバーのなかには電話サポートを受付けておらず、メールやWebフォームによる
問合せのみのサービスがあります。
サーバーの設定の仕方に疑問があったときや、システムの障害が発生したときに、Webフォームやメールによる問合せでは一度にいろいろなことを聞けないため、作業が滞る場合があります。
一方、ラクサバはライトプラン以上で電話のサポートを受け付けているため、助かります。
2. ラクサバのデメリット
前章では、ラクサバのメリットをご紹介しました。次に、評判とは異なり、ラクサバのデメリットを説明します。
- データ転送量が少ない
- お試しの利用の場合にはクレジットカードの登録が必要
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 データ転送量
ラクサバはデータの転送量が十分に用意されていません。
通常、ホームページの平均的なデータ転送量は3.4MB(出典: HTTP Archive)です。
【出典】HTTPアーカイブ
仮に、月間10万ページビューのホームページを作る場合
3.4MB × 100,000 = 340GB/月 となります。
ラクサバは最も安いプランのライトプランの場合、月間30GBのデータ転送量で足りません。なお、ベーシックプランでも月間200GBのデータ転送量となります。そのため、アクセス数が多いことが予想される場合には、他のレンタルサーバーの検討もしたいところです。
◆ データ転送量
プラン | ミニ | ライト | ベーシック | ゴールド |
データ転送量(月間) | 30GB | 60GB | 200GB | 600GB |
2.2 お試し利用
ラクサバはお試しで10日間の利用が可能です。ただし、クレジットカード払いの申込みであることと無料お試し期間中に、本契約の取消をしないと契約が適用される仕組みになっています。
お試しの利用をするときには注意が必要です。
まとめ
本記事は、ラクサバの使い勝手と評判をご紹介しました。ラクサバのメリットは4つありました。
- 低価格で利用できる
- WordPressのインストールが簡単である
- 複数のデータベースとマルチドメインに対応している
- 電話サポートを受付けられる
値段の割に、電話サポートを付けられたり、WordPressをインストールできるなどコストパフォーマンスの高いレンタルサーバーと言えます。一方、デメリットは2点ありました。
- データ転送量が少ない
- お試しの利用の場合にはクレジットカードの登録が必要
データ転送量が少ないため、大規模なWebサイトを作成する場合には注意が必要です。なお、他のレンタルサーバーに関する情報は別記事でまとめています。
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Writer/編集者: 松田康