Study-AIは、AIを学べるオンラインスクールですが、評判はどうでしょうか。
G検定やE資格向けの講座や、初心者向けの講座もあります。また、模擬テストもあり、知識の定着が図れます。さらに、無料で閲覧できる動画もあるため、講師の教え方や雰囲気がわかります。
一方で、通学では学べない点と、転職を支援するサービスはない点は注意が必要です。そこで、Study-AIを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、Study-AIのG検定・E資格対策講座のメリット・デメリットと評判をご紹介します。
1. Study-AI のメリット
Study-AIは、AIを学べるスクールです。メリットは3点あります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 G検定対策講座
Study-AIは、G検定向けの対策講座があります。とくに、G検定を受講する方が挫折しやすいテーマに絞って、動画を利用しながら、学習を進められます。
◆ 学習内容
- 機械学習の具体的手法
- ディープラーニングの概要
- ディープラーニングの手法
◆ 講座の基本情報
- 受講料: 29,000円(1名)
- 学習時間: 24時間
- 無料トライアル: なし
なお、模擬試験が720問用意されており、知識の定着が図れます。また、Twitterで口コミを調べたところ、G検定の受講者の方でも利用している方がいたので、ご紹介します。
公式例題解説無料版 (Study-AI より) 『G 検定 模擬試験』 1時間15分 16問 https://t.co/20quQ26WJA #studyplus
— ライフ・イノヴェィタ・サンシャインみてるぞ@セフィ口ス窓主♿️ (@miteruzochan) April 10, 2020
お疲れ様です#今日の積み上げ
6/27
✅Coursera ML 3週目 テスト1まで
✅G検定白本 2週目終了
✅読書「エンジニアなら知っておきたいAIのキホン」2章6/28
✅Coursera ML 3週目終了
✅Study-AI 模擬試験 2回目#駆け出しエンジニアと繋がりたい#G検定— あき (@__akikii__) June 28, 2020
1.2 E資格向けの対策講座
Study-AIは、E資格向けの対策講座があります。ZOOMを利用して、対面でマンツーマンの指導を受けられます。
なお、マンツーマンでの指導の前に、ビデオ動画を視聴しておく必要があります。そして、マンツーマンの指導のときには、学習進捗の確認や模擬試験のヒントなどをサポートしてくれます。
◆ 学習内容
応用数学 | 線形代数 | ベクトル、行列、逆行列/固有値、固有ベクトル、固有値分解、特異値分解 |
情報理論 | シャノンエントロピー、カルバック ライブラー ダイバージェンス、交差エントロピー | |
確率と統計 | 一般的な確率分布、ベルヌーイの分布、マルチヌーイの分布、ガウス分布 | |
機械学習 | 機械学習 | 過剰・過少適合、ハイパーパラメータ、検証集合、学習データ、検証データ、テスト |
最尤推定、条件付き対数尤度、平均二乗誤差 | ||
教師あり学習 | ロジスティック回帰、サポートベクトルマシン、k近傍法、最近傍法 | |
教師なし学習 | 順伝播、線形問題と非線形問題、誤差関数、出力ユニット、隠れユニット | |
深層学習 | DLの全体像 | DLの実装と理論、手書き文字認識データの扱い方、既存手法との比較 |
方法論 | ハイパーパラメータの選択・調整、グリッドサーチ、ランダムサーチ | |
– | 誤差逆伝搬法、その他の微分アルゴリズム、計算グラフ | |
– | ニューラルネットワーク最適化課題(局所値/プラトー、鞍点、崖と勾配爆発など) | |
– | 確率的勾配降下法(モメンタム、ネステロフのモメンタム、パラメータの初期化戦略) | |
– | 適応的な学習率を持つアルゴリズム(AdaGrad、RMSrop、Adam) | |
– | 最適化戦略とメタアルゴリズム(バッチ正規化、座標降下法、教師あり事前学習) | |
– | 畳み込み処理(プーリング、構造出力、教師なし特徴量、計算グラフの展開など) | |
– | 回帰結合型のニューラルネットワーク(勾配計算、系列モニタリングなど) | |
– | 画像認識の有名なモデル(VGG、AlexNet、GoogLeNet、Resnet) | |
– | 長期依存性の最適化 勾配のクリッピング(自然言語処理とRNN、Attention、BERT) | |
– | 強化学習(価値反復法、Q学習、方策勾配法、深層Qネットワーク) |
◆ 講座の基本情報
- 受講料(税別): 45万円(1名)
- 学習時間: 126時間
- 無料トライアル: なし
1.3 初心者向けの講座
Study-AIは初心者向けの講座もあります。ゼロからAIを実装するための知識を身に着けることを
目的とした講座があります。
◆ 超AI入門講座
Chapter1 |
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Chapter2 |
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Chapter3 |
|
◆ 【超補講】AIを学ぶための本格Python講座
Pythonを使う準備 | Google Colabの使い方、処理結果の表示、計算、文字列の加工 |
プログラミングの進め方 | プログラムの役割、ライブラリの使用 |
データ | 型について、文字列、数値、配置、いろいろな型 |
処理 | 繰り返し、条件分岐、関数 |
ライブラリを使う | ライブラリのインストール、使い方、機械学習で使うライブラリ、それぞれの機能 |
Numpyとは | 高速な行列演算、機械学習ライブラリの土台 |
行列の作成・取り扱い | 行列の作成、行列の情報を得る、行列の変形・加工 |
行列の演算 | 四則演算、集約、マスク |
Pandasとは | Pandasの機能、Numpyとの関係 |
データの取り扱い | Series、DataFrame |
欠損値の処理 | 欠損値とは、Pandasでの欠損値の操作 |
データセットの連結・計算 | データセットの連結、集客とグループ化 |
Matplotlibとは | Matplotlibの機能、MatplotlibとSeaborn |
いろいろな可視化 | 折れ線グラフ、散布図、密度と等高線、ヒストグラム |
見た目の変更 | 目盛、凡例、グラフのデザイン |
Seaborn | ペアプロット、実際にデータによる使用例 |
機械学習とは | 学習と推論、教師あり学習と教師なし学習、機械学習のアルゴリズム |
sckit-learnの基礎 | sckit-learnの考え方、単回帰モデルの使用 |
いろいろな機械学習モデル | 決定木、サポートベクターマシン |
また、Youtubeでも様々な講義が公開されており、講師の説明の仕方やAIの学習の雰囲気がわかります。
2. Study-AIのデメリット
前章では、Study-AIのメリットをご紹介しました。次に、評判と異なり、Study-AIのデメリットをご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 通学
Study-AIは、オンラインでAIに関する知識を学べます。しかし、教室に通学して、講師から講義を受ける形式ではありません。そのため、講義中に講師に質問できる場は用意されていません。
そのため、通学で学びたい方の場合は、他のAI向けのプログラミングスクールで学ぶのも一つです。
【参考記事】
・ 人工知能・AIプログラミングスクールおすすめ8選(無料、社会人向け)
・ e検定(e資格)の対策講座を比較!おすすめ12選(料金表付き)
2.2 転職
AIに関する知識やスキルを習得後、そのスキルを活かして転職をしたい場合に、転職の支援サービスがあると助かります。
しかし、Study AIでは、転職を支援するサービスはありません。そのため、AIを学習後、転職を検討している場合には、他のAIに関するプログラミングスクールを検討するのも一つです。
【参考記事】
・ 人工知能・AIプログラミングスクールおすすめ8選(無料、社会人向け)
・ e検定(e資格)の対策講座を比較!おすすめ12選(料金表付き)
まとめ
本記事は、Study-AIの使い勝手と評判をご紹介しました。
おさらいをすると、Study-AIは3つのメリットがありました。
- G検定向けの対策講座がある
- E資格向けの対策講座がある
- 初心者向けの講座もある
一方、デメリットは2点あります。
- 通学で学べない
- 転職を支援するサービスはない
なお、G検定に関する講座、E資格の対策講座、人工知能に関するスクールについては、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ G検定の対策講座を比較!おすすめ7選(オンライン、無料あり)
・ e検定(e資格)の対策講座を比較!おすすめ12選(料金表付き)
・ 人工知能・AIプログラミングスクールおすすめ8選(無料、社会人向け)
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Writer/編集者: 松田康