作曲を個人に依頼したい場合に、どのようなサイトを利用すればいいのでしょうか。
個人を指名をして作曲を依頼できるサイトや、見積りをもとに比較・検討できるサイト、コンペで作曲者を選ぶサイト、Youtubeで利用できる曲を掲載しているサイトがあります。
そこで、個人に作曲を依頼できるサイトを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、個人に作曲を依頼できるおすすめのサイト7選を比較し、その違いをご紹介します。
個人に作曲の依頼ができるサイト7選
個人に作曲を依頼できるサイトを選ぶにあたって、5つのポイントを確認したいところです。
- 何を依頼するか (ゲーム音楽や動画のBGM、歌の制作、編曲・アレンジ)
- どうやって作曲者を選ぶか (1対1で依頼内容や金額を決める、コンペで募集する)
- どのような方法で依頼できるのか。(メール、電話、チャット)
- いつまでに作曲をしてくれるか。
- いくらで作曲をしてくれるか。
上記視点で、おすすめのサイトは7つあります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1. ココナラ
みんなの得意をやり取りできるスキルシェアサービスです。オリジナルの曲を作りたい場合に、作曲をできる方に、依頼をできます。
2023年10月27日時点で、4,690件の人に依頼をできます。作業の実績や評価が見れるので、評価の高い人に作曲を依頼できます。また、無料で見積もりを依頼できます。
なお、各出品者のページを開くと、プロフィールや口コミ、実績を確認します。
さらに、商用利用の可否や、著作権の譲渡の可否、修正回数、お届け日数を確認します。
なお、作曲の相場としては、5,000円~50,000円で作業を依頼できます。
◆ 基本情報
- 作曲の依頼方法: チャット
- 決済方法: クレジットカード決済、キャリア決済、コンビニ決済、電子マネー、銀行振込
- 手数料: 22%(出品者負担)
- 作曲の相場: 5,000円~40,000円
【参考記事】 ・ ココナラの使い勝手を評価!手数料や使い方、評判
2. DOVA-SYNDROME
265人のクリエイターから、直接指名をして、作曲を依頼できます。なお、指名が無い場合は、依頼内容(曲調・用途・予算)に合わせて、選んでくれます。
ゲーム、アプリ向けのBGMの作曲から、アーティスト向けのオリジナル楽曲などを依頼できます。各種BGMは10,000円~、オリジナルソングは30,000円~で依頼できます。
◆ 基本情報
- 作曲の依頼方法: Webフォーム
- 決済方法: 未公開
- 手数料: 未公開
- 作曲の相場: BGMは10,000円~、オリジナルソングは30,000円~
3. Super dolphin
Frekulを運営している株式会社ワールドスケープが運営するサービスで、自分が作ったメロディーをもとに、プロのクオリティに編曲をしてくれるサービスです。
適当に録音した音源から、匿名の編曲家チームに編曲を依頼できます。依頼をするときには、申込者名、曲名、アーティスト名を入力します。
メロディ音源をアップロードします。
歌詞を入力します。
編曲の完成イメージに近い曲名や補足説明を入力します。
オンラインミーティングした後に、編曲をしてもらえます。
◆ 基本情報
- 作曲の依頼方法: Webフォーム
- 決済方法: クレジットカード
- 手数料: -
- 作曲の相場: 88,000円(仕上がりが気に入らない場合には、返金可。但し、3,300円の手数料が発生)
4. マイソングクリエイト
コンペ形式の音楽制作支援サイトです。音楽の制作を依頼すると、4,000人近いクリエイターから
提案されたいくつかの作品を実際に聴いたうえで、比較・検討をして、選ぶことができます。
◆ 作曲を募集する例
◆ 募集に対する提案の例
個人に作業を依頼できるため、価格は比較的リーズナブルで、10,000円~30,000円で、募集しています。なお、納品時のファイルのやり取りと支払いは、マイソング・クリエイトが仲介するので、安心して決済できます。
◆ 基本情報
- 作曲の依頼方法: Webフォーム
- 決済方法: クレジットカード、現金振込
- 手数料: 20パーセント(クリエイターが負担)
- 作曲の相場:10,000円~30,000円
5. クラウドワークス
大手のクラウドソーシングサービスです。インターネットで、4,000人以上の方にアプローチでき、作曲やBGMの制作を依頼できます。受注実績や評価、プロフィールを見て、気に入った方がいれば、作曲を直接依頼することもできます。
相場を調べたところ、30,000円~で依頼できます。納期の目安は、7日前後となっています。
依頼をするときは、TOPページから「音楽・音響・ナレーション」のカテゴリーを選び、「作曲・音源・効果音」を選びます。
他の依頼者が、どのようなジャンルの仕事を依頼しているか確認できるので、参考にしつつ、仕事を募集します。
◆ 基本情報
- 作曲の依頼方法: Webフォーム
- 決済方法: 銀行振込、クレジットカード、PayPal、請求書払い(Paid)
- 手数料: 5~20パーセント(ワーカーが負担)
- 作曲の相場:30,000円~
6. ランサーズ
大手のクラウドソーシングサービスです。インターネットで、BGMの制作やゲーム用音楽、オリジナルの作曲、編曲などを依頼できます。
依頼内容を投稿して、応募してもらうこともできますし、コンペ形式で依頼することもできます。大まかな相場を調べたところ、5,000円~50,000円で依頼できます。
なお、依頼をするときには、依頼するジャンルと発注する方式を選びます。
次に、依頼する内容を登録します。すると、ランサーズに登録している方から、提案を受けられます。
◆ 基本情報
- 作曲の依頼方法: Webフォーム
- 決済方法: クレジットカード、PayPal、銀行振込、後払い
- 手数料: 16.5パーセント(ランサー側が負担)5.5パーセント(クライアント側が負担)
- 作曲の相場:5,000円~50,000円
【参考記事】 ・ クラウドワークスとランサーズを比較!どっちがおすすめか
7. audiostock
日本最大級のBGM、効果音のストックサービスです。63万点のBGM、効果音が登録されており、
Youtubeやゲーム、Web動画などでも利用できます。
特に、Youtube動画では、55万件以上に利用されており、YouTubeで利用するときに、コンテンツIDを管理している楽曲については、YouTube安心マークがついています。
単品で購入するタイプと、定額制で購入するタイプがあります。
- 単品: BGM ¥ 1,000~ 効果音 ¥ 500 ボイス ¥ 500 歌 ¥ 3,000
- 定額制: 個人 2,200円/月
◆ 基本情報
- 作曲の依頼方法: ジャンル別にBGM、効果音を探し、試聴をして、購入します。
- 決済方法: クレジットカード、単品購入の場合はコンビニ払い、プリペイド払いも可
- 手数料: -
- 作曲の相場: 単品・定額制のいずれかを選ぶ
よくある質問と回答
個人に作曲を依頼するときに、よくある質問と回答をご紹介します。
作曲を依頼する際の一般的な手順は次のとおり。
- 依頼内容を決める:依頼したい楽曲の種類や目的、長さ、雰囲気を決める。参考となる楽曲を用意すると、作曲家がイメージを掴みやすくなります。
- 依頼の投稿: 依頼内容を投稿し、予算や納期を指定する
- 作曲家の選定: 評価や実績をもとに、自分に合った作曲家を選ぶ
- 契約の締結: 著作権や修正回数に関する契約書を作成する
- ラフ音源の確認:作曲家から送られてくるラフ音源を確認し、方向性の確認をする
- 最終納品:最終版が納品され、問題がなければ支払う。
曲の料金は依頼内容やプラットフォームによって異なる。一般的な料金相場は以下の通り
- BGMや効果音: 10,000円~30,000円
- オリジナル楽曲: 30,000円~50,000円
- 高品質なプロの楽曲:50,000円~100,000円以上
- 初回の修正は無料だが、2回目以降は追加料金が発生するケースが多い
まとめ
本記事は、個人に作曲を依頼できるおすすめのサイト7選を比較し、その違いをご紹介しました。
おさらいをすると、求める内容によって、おすすめのサイトは変わります。
求める内容 | おすすめのサイト |
個人を指名して、作曲を依頼したい | ココナラ、DOVA-SYNDROME |
コンペ形式で募りたい | マイソングクリエイト、クラウドワークス |
編曲を依頼したい | Super Dolphin |
依頼内容をもとに、募集をして、比較・検討したい | クラウドワークス、ランサーズ |
登録されている音楽を買いたい | audiostock |
なお、動画を販売したい場合や、Vtuberに興味のある方は、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 動画を販売できるサイト16選!おすすめのアプリ・システム・サービス
・ Vtuberアバターの作り方!おすすめのツール12選
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Writer/編集者: 松田康