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BASEとBoothを比較!選ぶ前に知っておきたい7つの違い


BASEとBoothを比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。

まず、ネットショップの出店の仕方が異なります。BASEは自前のショップを作るのに対し、Boothはショッピングモールに出店します。

そのため、ショップのデザインのしやすさや、集客の仕方、連携できるグッズ作成サービス、コストに違いがでます。そこで、BASEとBoothを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。

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本記事は、BASEとBoothを7つのポイントで比較し、その違いをご紹介します。

 

1. BASEとBoothを比較する7つのポイント

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BASEとBoothを比較するにあたり、ショップの作りやすさや集客力、利益の出しやすさなどの視点で違いを検証してみました。

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上記の視点を整理すると、次の7つの点で違いがあります。

  1.  ネットショップの作り方
  2.  集客力
  3.  ショップのデザイン
  4.  グッズ作成サービスとの連係
  5.  利益の出しやすさ
  6.  匿名配送
  7.  販促機能

それぞれの違いを詳細にご紹介します。

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1.1 ネットショップの作り方

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【結論】

  •  BASE: 〇 (自前のネットショップを作れる)
  •  Booth: 〇 (創作物に特化したショッピングモールに出店する)

【比較内容】

BASEは、ネットショップの作成サービスで、自分のネットショップを無料で作れます。利用している店舗は200万店舗を超えます。

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BASE

◆ BASEのショップの例

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BASEはネットショップを作れ、クレジットカード決済にも対応しています。さらに、クーポンセールレビューなどの機能があり、顧客情報を自分で管理できます。

◆ BASE 顧客管理機能

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一方、Boothは、創作物に特化したショッピングモールです。

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Booth

商品を出品することでショッピングモールで売れます。ただし、ショップのデザインを変えたり、自分でクーポンを発行したり、セールをすることはできません。

そのため、自分のお店を単独で持ちたい方は、BASEとなります。一方、ショッピングモールに出店したい方はBoothとなります。

 

1.2 集客力

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【結論】

  •  BASE: △(自力で集客をする必要がある)
  •  Booth: 〇(Boothが集めてくれる。ただし、他の作品に埋もれる可能性がある)

【比較内容】

前章で紹介した通り、BASEを利用することで、自分のネットショップを作れます。ただし、作るだけでなく、集客をする必要があります。

集客をする方法としては、大きく4つの方法があります。

  •  TwitterInstagram、FacebookなどのSNSから集客をする
  •  イベント会場などでショップカードを配って、ネットショップに来店してもらう
  •  Googleなどの検索エンジンから来店してもらう(SEO設定
  •  ブログから集客をする

BASEは、Instagramとの連係する機能や、Googleの検索エンジンで上位表示する機能(SEO設定)があります。

◆ Instagram連携

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BASE Instagram連携

◆ SEO設定

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BASE SEO設定

一方、Boothは、創作物のオンラインマーケットとして、集客をしてくれます。ただ、他の作品に埋没してしまう可能性があります。そのため、Twitterなどを使って、集客をする方もいます。

 

1.3 ショップのデザイン

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【結論】

  •  BASE: 〇(テンプレートをもとに自由に変えられる)
  •  Booth: △(ヘッダーの画像、テーマカラー、背景画像のみ変更可)

【比較内容】

BASEは、ひな形であるテンプレートを使うことで、おしゃれなネットショップを作れます。シンプルからクール、シック、ポップなど、11種類無料のテンプレートがあります。

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さらに、有料のテンプレートが51種類あり、自分の気に入ったデザインのショップを作れます。

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一方、Boothはショップのデザインについては、ほとんど変えられません。変更できる内容は、ヘッダーの画像テーマカラー背景画像のみとなります。

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そのため、自分の好みのデザインのショップを作りたい方は、BASEがおすすめとなります。一方、デザインについては気にしない方は、Boothがおすすめといえます。

 

1.4 連係するグッズ作成サービス

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【結論】

  •  BASE: 〇(canvath、pixivFACTORY、オリジナルプリント.jp、DMM.makeと連携可)
  •  Booth: △(pixivFACTORYと連携できる)

【比較内容】

BASEは、オリジナルグッズ作成サービスと連携をして、商品を販売できます。

◆ 連係サービスと制作できるグッズ

連係サービス 制作できるグッズ
pixivFACTORY スマホケース、Tシャツ、トートバッグ、サコッシュ、缶バッジ、ステッカー、ポーチ
オリジナルプリント.jp Tシャツ、マグカップ、サコッシュ、スマホリング、タオル
DMM.make オリジナルフィギュア

一方、Boothは、pixivFACTORYと連携して、商品を販売できます。

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pixivFACTORY

作りたい創作物が、pixivFACTORYで作れる場合には、Boothがおすすめです。ただ、他のグッズ制作サービスを利用したい場合は、BASEもおすすめです。

 

1.5 利益の出しやすさ

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【結論】

  •  BASE: ◯(手数料は高い。ただし、グッズの制作費用は安い場合がある)
  •  Booth: 〇(手数料は安い。ただし、グッズの制作費用は高い場合がある)

【比較内容】

オリジナルグッズを販売するにあたり、BASEとBoothのどちらで作る方が、利益が出しやすいでしょうか。

BASEとBoothでグッズを販売する場合には、グッズを販売する価格と、グッズの制作費用手数料、月額費用を考える必要があります。

  •  利益 = グッズの販売価格 - グッズの制作費用 - 販売手数料 - 月額費用

◆ BASEとBoothでのコスト分析

  BASE Booth
グッズの制作費用 〇(連携サービスが多く、安く作れる) △(pixivFACTORYの料金となる)
手数料 △(6.6%~+40円)(*1) 〇(5.6%+22円)(*2)
月額費用 〇(0円) 〇(0円)

たとえば、BASEと連携できるオリジナルプリントでTシャツを作る場合は、400円から作れます。

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オリジナルプリントのTシャツ

一方、Boothが連携しているpixivFACTORYでTシャツを作る場合、1,500円以上が発生します。 

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pixivFACTORYの料金プラン

そのため、グッズによりますが、安く作りたい場合には、BASEがおすすめとなります。

*1: BASEはスタンダードプランとグロースプランの2つのプランがあります。スタンダードプランは 年払い 0円/月 月払い 0円/月 決済手数料 3.6%+40円。 グロースプラン 年払い 16,580円/月 月払い 19,980円/月 決済手数料 2.9%となります。

*2: (出典) booth手数料

 

1.6 匿名配送

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【結論】

  •  BASE: ×(匿名配送はできない)→ 〇(匿名配送ができます)※2024年3月6日に更新
  •  Booth: 〇(匿名配送に対応) 

【比較内容】

一般的にネットショップを開設するときには、連絡先を公開する必要があります。特定商取引法に基づく表記で、氏名住所連絡先、営業時間などを告知します。

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ただ、BASEは自分の住所を非公開にして、BASE株式会社の住所に変更して表示できます。

【出典】 事業所の住所を、購入者へ非公開にできますか

そして、「かんたん発送(ヤマト運輸連携) App」を利用することで、送り主情報の氏名や住所、電話番号を配送伝票に印字せず、購入者に匿名で商品を発送することができます。

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具体的には、送り主情報の「送り状に印字しない(手数料 ¥60)」にチェックを入れることで、購入者宛の送り状には、送り主情報が印字されず、匿名化されます。

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また、BASEを利用している方で、NAWABARIというネットショップ用のバーチャルオフィスを利用する方もいます。こちらの場合は、バーチャルオフィス上住所でネットショップを作れます。

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NAWABARI

そして、Boothも匿名配送に対応しています。そのため、自宅の住所を公開せずに、商品を配送できます。

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Boothの匿名配送サービス

【参考記事】 ・ ネットショップの住所貸しサービス4選の比較(料金表付き)

 

1.7 販促機能

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【結論】

  •  BASE: 〇(クーポン、セール、メルマガ)
  •  Booth: △(メール一斉配信)

【比較内容】

ショップのプロモーションとして、クーポンセールは欠かせません。また、メルマガで、新商品の連絡や、キャンペーンのお知らせをすることで、売上を増やせます。

BASEは、クーポンやセールを行う機能が用意されています。

◆ BASEのセールAPP

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BASEのセールAPP

さらに、メルマガを配信でき、今まで購入してくれたお客様にお知らせを送れます。

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BASEのメルマガ作成

一方、Boothは、クーポンやセールなどの機能はありません。ただし、メールを一斉配信する機能があります。

 

2. BASEとBoothの比較表

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BASEとBoothの機能や料金を比較しました。

  BASE Booth
ネットショップ作り方 〇(自前のネットショップを作る) 〇(ショッピングモールに出店)
集客力 △(自力で集客する) 〇(Boothが集客。他作品に埋もれる)
ショップのデザイン 〇(自由に変えられる) △(一部のみ変更可)
グッズ作成サービスとの連係 〇(他の4サービスと連携可) △(pixivFACTORYと連携可)
利益の出しやすさ ◯(手数料は高い。制作費は安い 〇(手数料は安い。制作費用は高い
匿名配送 〇(匿名配送に対応) 〇(匿名配送に対応)
販促機能 〇(販促機能が多い) △(販促機能が少ない)

 

まとめ

本記事は、BASEとBoothを比較し、その違いをご紹介しました。おさらいをすると、求める内容によっておすすめのツールが変わります。

求める内容 おすすめのサービス
自分のネットショップを持ちたい BASE
創作物のショッピングモールに出店したい Booth
ショップのデザインにこだわりたい BASE
クーポンやセールなどのキャンペーンをしたい BASE
グッズの制作コストを抑えたい BASE
匿名配送をしたい BASEBooth

なお、BASEBoothの使い方や評判、他のオリジナルグッズ販売サービス、デジタルデータの販売サイトについては、別記事でまとめています。

【参考記事】・ BASEの使い方と評判!メリットとデメリット、手数料を解説!
      ・ Booth(ブース)の評判や口コミ!メリット・デメリット
      ・ オリジナルグッズを販売・作成できるサイト!おすすめ18選(アプリも紹介)
      ・ データ販売サイトおすすめ10選を比較!ダウンロード販売の方法を解説

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Writer/編集者: 松田康


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