デジタルデータの販売サイトを比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。
イラストや写真、動画などを販売できるサイトや、マンガや電子書籍を販売できるサイト。サンプルを試聴してから、BGMを販売できるサイトや、手数料が安いサイトなど、多種多様です。
そこで、デジタルデータを販売できるサイトを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、デジタルデータの販売サイト11選を比較し、その違いをご紹介します。
データ販売サイトおすすめ11選の比較
デジタルデータの販売サイトを選ぶときには、次の6つのポイントを確認したいところです。
- どのようなコンテンツを販売するか。(画像、電子書籍、動画、音楽、ゲーム)
- どのデータ形式に対応しているか。
- 容量はどのくらいか。
- ダウンロードの有効期限や回数は設定できるか。
- 月額費用、手数料はいくらか。
- サポートはあるか。
上記のようなポイントを踏まえて、おすすめのサイトは11個あります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1. BASE
無料でネットショップを作れるツールです。200万ショップ以上が利用しており、クレジットカード決済なども簡単に導入できます。BGMなどの音楽データや写真素材などの画像データ、PDFなどを販売できます。
デジタルコンテンツ販売Appという無料で使えるアプリを使うことで、音楽データや写真データなどのデジタルコンテンツを販売できます。
お客様は、デジタルデータを購入すると、購入後のメールに記載されているURLをクリックすることでダウンロードできます。
◆設定方法
商品管理画面で、「商品を登録」ボタンを押し「デジタルコンテンツ」を選びます。
商品名、商品画像、商品の説明文を入力します。
価格や在庫数を登録します。
表示・公開をチェックし、デジタルコンテンツをアップロードします。
なお、複数のデジタルコンテンツを一度に購入することはできないので、注意が必要です。また、データをダウンロードするときには、スマホやタブレットでのダウンロードは、エラーが生じる場合があります。
【出典】 ・ BASE デジタルコンテンツ販売APP
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 音楽データ、写真素材などの画像データ、PDFなどの書類データ
- データ容量: 1KB以上1GB以内のファイル
- ファイル形式: jpg、png、zip、mp3、PDF、AVIファイル
- ダウンロードの有効期限や回数: 3回まで
- 月額費用: 無料
- 販売手数料: 6.6%~+40円 (*1)
- サポート:メール、チャット
【参考記事】・ BASEの使い方と評判!メリットとデメリット、手数料を解説!
*1: 料金プランは2つあります。スタンダードプラン 月額無料 決済手数料 3.6%~+40円+サービス利用料3%。グロースプラン 月額5,980円 決済手数料2.9%~となります。
2. STORES
BASEと同様に、無料でネットショップを作れるサービスです。音楽や写真、講座の教材、資料、マニュアルなどの電子データをダウンロードできます。
さらに、音楽や動画の試聴や、画像のサンプルを無料でダウンロードする機能もあります。なお、お客様は、デジタルデータを購入すると、購入完了画面で、ダウンロードできます。
◆設定方法
管理画面から、機能追加を選び、ダウンロード販売をONにします。
アイテムの追加で「デジタル」を選びます。
アイテム画像、アイテム名、価格を入力し、ファイルをアップロードします。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 音楽データ、写真などの画像データ、PDF
- データ容量: 1GB以内のファイル
- ファイル形式: jpg、png、gif、pdf、css、html、plain、richtext、basic、mp3、x-aiff、x-midi、wav、mpeg、quicktime、x-msvideo、x-ms-wmv、x-ms-asf、x-sgi-movie、zip、x-zip、epub
- ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
- 月額費用:無料(フリープラン)、月額2,980円(プレミアムプラン)
- 販売手数料: 5% プレミアムプラン 3.6%
- サポート:メール
【参考記事】 ・STORES.jpの使い方と評判!便利な点と不便な点を徹底解説
3. note
クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、コンテンツを販売できるサービスです。記事を作成し、有料のエリアを設定することができます。
マンガや技術書のPDFファイル、プレゼンテーション用のテンプレートファイル、Excel、Word、SketchファイルやPhotoshopのブラシなどのデザインデータが売買されています。
◆設定方法
投稿で「テキスト、画像、音声、動画」を選びます。
記事の場合には、「公開設定」をクリックします。
無料か有料を選び、価格や購入者からの返金申請の可否を決めます。
なお、画像データを投稿するときは、「投稿できる画像をドラッグ&ドロップ」で追加できます。
値段の設定方法は、テキストの場合と同じです。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 記事、画像、音声、動画
- データ容量: (画像)1ファイル10MB以内のファイル(音声)1ファイル最大100MB
- ファイル形式: jpg、jpeg、gif、png、psd、ai、lip、pdf、mp3、m4a、wav、aiff、flac、epub、mp4、mov、avi、zip、rar
- ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
- 月額費用:無料
- プラットフォーム利用料: 10%(有料記事、有料マガジン) 20%(定期購読マガジン)
- 決済手数料: クレジットカード決済 5% 携帯キャリア決済 15%
- サポート:メール
*1: note ファイルをアップロードできるようになりました
4. BOOTH
漫画やイラスト、小説、音楽、音声作品、ゲーム、素材データなどを販売できます。
音楽データはダウンロード商品で約20,000件、漫画は約12,000件、イラストは約9,600件あります。小説や書籍では、15,000件近いダウンロード商品があります。
◆ 設定方法
商品登録画面で、「ダウンロード商品を登録」を選びます。
年齢制限、商品説明文を登録します。
ファイルをアップロードします。アップロードできる1ファイルは1GBまでです。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 音楽データ、漫画、イラスト、小説・書籍
- データ容量: 1ファイルは1GB以下
- ファイル形式: jpg、jpeg、gif、png、psd、ai、lip、pdf、mp3、m4a、wav、avi、aiff,、flac、epub、mp4、mov、zip、rar
- ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし(*1)
- 月額費用: 無料
- 販売手数料: 5.6%+22円
- サポート:メール、チャット
*1:Booth ダウンロード商品の再ダウンロードはできますか
【参考記事】 ・ Booth(ブース)の評判や口コミ!メリット・デメリット
5. SKIMA
SKIMAは、クリエイターと依頼者がコミュニケーションを取りながら、イラストやデザインなどのクリエイティブな作品を販売できるプラットフォームです。
イラストやデザイン、キャラ販売、文章など、さまざまなジャンルの作品を販売できます。ダウンロード販売の仕方をまとめました。
ユーザー登録後、自分の作品を出品できます。出品時には、キャラ販売を選びます。
次に、商品のタイトルと商品内容を登録します。
さらに、商品の金額を登録します。販売手数料は自動計算され、受取金額が表示されます。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 画像ファイル
- データ容量: 16 MB以下
- ファイル形式: jpg, jpeg, png, gif
- ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
- 月額費用: なし
- 販売手数料: 16%~22%
- サポート:メール
6. Kindleダイレクト
Amazonで電子書籍を無料で出版できるサービスです。アメリカやカナダ、イギリス、ドイツ、インド、フランスなど、世界中に書籍を販売することができます。
電子書籍や有料のマンガを販売する方法もありますし、無料マンガをAmazonに投稿して、読者に読んでもらう方法もあります。
◆設定方法
管理画面で、「電子書籍または有料マンガ」あるいは「無料マンガ」を選びます。
本のタイトル、タイトルのふりがなを入力します。
レーベル、シリーズ情報を登録します。
著者を入力します。
カテゴリーや成人向けコンテンツか否かに回答します。
原稿と本表紙を登録します。
出版の地域、ロイヤルティープランを選び、小売価格を設定します。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 電子書籍、マンガ
- データ容量: 650 MB 以下(*1)
- ファイル形式: docx、EPUB、HTML、MOBI、RTF、TXT、PDF(*2)
- ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし(*3)
- 月額費用: 無料
- 販売手数料: 30%(*4)
- サポート:メール
なお、電子書籍の販売を代行してもらいたい場合には、電子書籍の販売代行サービスを利用するのも一つです。
- ネオパブ・オーサーズプレス (無料で出版できます。販売手数料は40%が掛かります)
- パブフル (19,800円~で電子書籍を出版できます。word、一太郎、PDFファイルから、キンドルに最適化してくれます)
*1:Kindle 電子書籍の原稿ファイルのサイズの削減
*2:Kindle サポートされている電子書籍のファイル形式
*3:JAGATホームページ
*4:Kindle はじめに
7. カラーミーショップ
月額0円からネットショップを作れるツールです。クレジットカード決済の手数料が4%~と手数料が、やや低めに抑えられています。(*1)さらに、電話によるサポートを受けられます。
イラストや写真、音楽、動画素材、3Dプリンターのデータ、ゲームやアプリ、マンガや小説、楽譜や演奏、学習法や料理のレシピなどを販売できます。
お客様がクレジットカード決済で商品を購入した場合、カート内の決済でのみ購入完了した後に、ダウンロードリンクが表示されます。
一方、銀行振込やコンビニ決済などの、カートでの決済ではない場合には、入金メールにダウンロードのURLが自動挿入される仕組みになっています。
◆ 設定方法
デジタルコンテンツの販売サイトの作り方がYouTubeに掲載されていたので、ご紹介します。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: イラスト、写真、動画素材、マンガ、小説、歌唱、演奏、楽譜、ゲーム、アプリ、レシピ
- データ容量: 200MB(1商品に1ファイル)
- ファイル形式: 全て可能
- ダウンロードの有効期限や回数: 設定できない
- 月額費用: フリー 0円~ レギュラー 4,950円 ラージ 9,595円
- 決済手数料: 4%~(クレジットカード決済・後払いの場合) コンビニ払い 130円~(*1)
- サポート:メール、電話
【参考記事】 ・ カラーミーショップの使い勝手と評判!テンプレート、機能、手数料
*1:フリープランの場合は、決済手数料は6.6%+30円です。それ以外は、4%です。なお、販売手数料は無料です。
8. Shopify
世界175か国で利用されているネットショップを作成ツールです。100以上のデザインテンプレートでおしゃれなストアを作れます。
また、Facebook、Instagram、noteなど他サービスとの連携でマルチチャネル販売もできます。デジタルコンテンツを販売するときには、次のようなアプリを利用することがおすすめです。
- Sendowl: 期限付きリンクやライセンスキーを発行できるデジタルコンテンツ販売アプリ
- Single Music: ミュージシャン向けの音楽販売アプリ
- Thinkific:専門知識をカリキュラムにして、収益化できるアプリ
- digital Downloads: メールでダウンロードリンクを受け取れるアプリ
なお、アプリは英語表記なので、英語が苦手な方にはおすすめできません。
◆設定方法(Digtal Downloadsの場合)
digital Downloadsというアプリを選び、導入します。
メール添付、あるいはチェックアウト時にダウンロード先のリンクを表示するかを設定できます。
ダウンロードされると、ダウンロード数が表示されます。
なお、日付ごとのダウンロード数などもわかります。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 未公開
- データ容量: 未公開
- ファイル形式: 未公開
- ダウンロードの有効期限や回数: 回数は設定可
- 月額費用: 33ドル~
- 販売手数料: 3.4%~
- サポート:メール
【参考記事】 ・ Shopifyの使い方と評判!メリットとデメリット、手数料を徹底解説!
9. 楽天Koboライティングライフ
楽天Koboが提供する電子書籍出版サービスです。小説やマンガ、写真集などを、カナダやアメリカ、イギリス、ドイツ、インド、シンガポール、タイ、日本などに販売できます。
Kindleと違って、電子ファイルとして受け取れるファイル形式がEPUB3形式のみである点は注意が必要です。また、プレビュー機能がありません。
◆設定方法
管理画面で、「電子書籍を始める」を選びます。
タイトル、サブタイトルを入力します。
説明文を入力します。
作品データを投稿します。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 電子書籍、マンガ
- データ容量: 100MB以下
- ファイル形式: EPUB3 形式
- ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
- 月額費用: 無料
- 販売手数料: 45%(80円~298円まで)70%(299円~100,000円)(*1)
- サポート:メール
10. TUNECORE Japan
自分の曲を、185カ国以上の配信ストアに販売できるサービスです。iTune StoreやApple Music、Amazon music、LINE MUSIC、Spotify、レコチョク、AWA、Tiktokなどに配信できます。
YouTube収益化サービスというサービスがあり、ファンなどが投稿したYouTube動画で自分の曲がBGMなどに利用されると、YouTubeの収益を80%還元してくれるサービスもあります。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 楽曲
- データ容量: 10分以内
- ファイル形式: WAV
- ダウンロードの有効期限や回数: 制限なし
- 月額費用: シングル 1410円/年 アルバム 4750円/年
- 販売手数料: 0% YouTube収益化サービスは20%
- サポート:メール
11. Gumroad
無料でデジタルコンテンツを販売できる海外のサービスです。
ネットショップなどを作らなくても、アイテムを登録するだけで、手軽に販売できます。また、SNSなどでシェアすることで、簡単に友人に売ることができます。
基本的に英語表記なので、英語に慣れていない方は操作に戸惑う可能性があります。
◆設定方法
商品の登録画面で、「商品名」「説明文」を登録します。
ファイルをアップロードします。
値段を入力します。
なお、簡単な概要がYouTubeに掲載されていたので、ご紹介します。
◆ 基本情報
- 販売できるコンテンツ: 写真、イラスト、書籍、ゲーム、楽曲
- データ容量: 未公開
- ファイル形式: 未公開
- ダウンロードの有効期限や回数: 未公開
- 月額費用: 無料
- 販売手数料: 8.5%+ 30¢(*1)
- サポート:メール、チャット
*1:Gumroad の料金表
まとめ
本記事は、デジタルデータを販売できるサイトを比較し、その違いをご紹介しました。
おさらいをすると、求める内容によって、おすすめのサイトが変わります。
求める内容 | おすすめのサイト |
月額費用が無料でデジタルデータを販売したい | BASE、STORES、note、BOOTH |
手数料を安く、デジタルデータを販売したい | カラーミーショップ |
英語でも問題なく、利用できる | Shopify、Gumroad |
電子書籍を販売したい | Kindleダイレクト、楽天Koboライティングライフ |
音楽を配信ストアで販売したい | TUNECORE Japan |
なお、イラストや写真を販売する方法や、自作の曲を販売する方法については、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ イラストや絵を販売できるサイト!おすすめの17のサイトをご紹介
・ ストックフォトサイトの比較と選び方!写真を販売して稼ぐ方法
・ 自分の曲を売る方法!音楽を売る12のサイトと稼ぐ方法をご紹介
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Writer/編集者: 松田康