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POP(ポップ)の資格おすすめ3選の比較!種類・仕事・口コミ


POP(ポップ)に関する資格を比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。

POPのデザインやレイアウト、配色に関する知識が問われる資格や、レタリングやデザインツールの利用方法に関する知識が問われる資格があります。

さらに、通信講座で取得できる資格や、独学で取得できる資格もあります。そこで、POPに関する資格を取得する前に知っておきたいポイントをまとめました。

本記事は、POPに関する資格おすすめ3選と、その取得方法をご紹介します。

 

POP(ポップ)資格おすすめ3選の種類・選び方

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POPの資格を選ぶにあたって、チェックしたいポイントは5つあります。

  • 何を学ぶか。(POPのデザインやレイアウト配色レタリング、デザインツール)
  • どのような方法で学ぶか。(通信講座、書籍)
  • どこで資格を受験できるか。(指定した会場、自宅
  • どのくらいの費用が発生するか。
  • どのくらいの難易度か。

なお、POPクリエイターに必要な知識をリストアップしました。

分野 必要な知識・スキル
グラフィックデザインの基礎 色彩理論、タイポグラフィ、レイアウト設計の原則
マーケティングと広告の知識 マーケティング、ブランディング
コピーライティング 効果的なキャッチコピーと商品説明文の作成スキル
デジタルデザインツール Adobe PhotoshopIllustratorなどのスキル
印刷技術と材料知識 POP素材の選定、印刷プロセス、印刷技術
法律と倫理 著作権法、商標法、広告に関連する法規制の知識

上記ポイントを踏まえて、おすすめの資格を一覧でご紹介します。

  1.  POP広告クリエイター技能審査試験
  2.  POP広告デザイナー
  3.  POP広告アーティスト

それぞれを詳細にご紹介します。

 

1. POP広告クリエイター技能審査試験

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厚生労働大臣の認定を受けて、公開経営指導協会が運営する資格です。

販売促進や消費者の購買心理、購買心理とPOPの関連に関する知識や、ウィンドーやウォール、カウンター、フロア、シェルフ、シーリングにおけるPOP広告の役割に関する知識が問われます。

さらに、学科試験だけでなく、実技試験もあり、レタリング技術だけでなく、POP広告の作成能力も問われます。実技試験の講評を確認したところ、以下の3点が重要です。

  •  お客様の注意を引くこと:お客様が商品に興味を持ち、手に取るような印象的な作品。
  •  バランスとレイアウト:全体のバランスとレイアウトが意識され、書体が整っている作品。
  •  出題内容の理解と表現:出題内容を理解し、誰にでも伝わる表現。

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POP広告の作成技術に加えて、創造性、バランス感覚、出題内容への理解といった要素が重視され、実際の店舗での使用を想定した実践的なスキルが求められることが特徴です。

POP広告クリエイター技能審査試験 

◆ 問われる内容(学習内容)

試験の種類 問われる内容(学習内容の例)
学科試験
  • 販売促進とPOP広告、POP広告の種類と役割
  • POP広告作成の一般知識、POP広告作成に使用する用具、 用紙の種類、用途及び使用方法
実技試験
  • レタリング(角ゴシック、丸ゴシック)
  • 装飾文字による横長熟語
  • ショーカード作成、プライスカード作成、ポスター風POP作成

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(出典) POP広告クリエイター技能審査試験 

◆ 料金(税込)

5,500円

◆ 難易度

学科試験、実技試験が100点満点中ともに60点以上

◆ 受験場所

全国主要都市の一般会場および、団体会場

◆ 運営団体

公開経営指導協会

◆ 資格の取得方法

  •  通学: –
  •  通信講座・独学:検定教材 

口コミを調べたところ、Twitterでコメントがありましたので、ご紹介します。

 

2. POP広告デザイナー

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日本デザインプランナー協会が運営する資格です。

POPのデザインレイアウト配色に関する知識が問われます。また、広告デザインの関係性や、販促物の効果、さらにレタリングの仕方や、デザインの表現方法の知識も問われます。

POP広告デザイナー

◆ 問われる内容(学習内容)

  • デザインの制作手順(コンセプト、キャッチコピー、デザインとの連動、プランへの誘導)
  • CGイラストのデザイン、パッケージデザイン、エディトリアルデザイン
  • 販促物の効果、見出し、メイン記事の表記方法、詳細記事の工夫、全体の印象の確認
  • 広告戦略とデザイン、デザイン効果と目的意識、広告としてのデザイン
  • レタリングの用具、フリーハンド、文字、背景とカット、デザインツール、表現方法や実践
  • ダイレクトメールのデザイン作成、ユーザー情報からデザインを構想する方法

◆ 資格取得後のキャリア

POP広告クリエーター、小売業、販売業などの店舗スタッフ、医療・福祉施設の事務スタッフ

◆ 料金(税込)

10,000円

◆ 難易度

70%以上の評価

◆ 受験会場

在宅

◆ 運営団体

日本デザインプランナー協会

◆ 資格の取得方法

資格の概要を紹介している動画がYouTubeに掲載されていたので、ご紹介します。

 

3. POP広告アーティスト

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日本インストラクター技術協会により認定される資格です。ビジネスデザインに関する技術制作の流れ、手法に関する知識が問われます。

消費者が求めているデザインの分析方法や、オンデマンド印刷でデザインを活用する方法、オンデマンド印刷の企画から印刷までの流れに関する知識が問われます。

POP広告アーティスト 

◆ 問われる内容(学習内容)

  • POPイメージ広告の作成(デザインの抽象化、イメージの強調、キャラクターの採用、ユーザーの反響を活かしたデザイン)
  • データベース化と広告のサイクル、オンデマンド印刷の企画印刷までの流れ
  • タイトルイメージの整合性、テキスト情報の検証、キャッチコピーの力

◆ 資格取得後のキャリア

POP広告クリエーター、小売業、販売業などの店舗スタッフ、医療・福祉施設の事務スタッフ

◆ 料金

10,000円(税込)

◆ 難易度

70%以上の評価

◆ 受験場所

自宅

◆ 運営団体

日本インストラクター技術協会

◆ 資格の取得方法

なお、資格の概要を説明した動画がYouTubeに掲載されていたので、ご紹介します。

 

【参考】 ユーキャン 手書きPOP通信教育講座

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資格の取得にはつながりませんが、ユーキャンが手書きPOPに関する講座を提供しています。レタリングやデザインに関する基本的な知識を学び、文字の書き方やPOPの作り方を学べます。

ユーキャン 手書きPOP通信教育講座

◆ 問われる内容(学習内容)

  • 文字の書き方、ペンを動かすテクニック、独特なPOPフォントの書き方
  • POPの作り方、レイアウトフォントの選び方、イラストの入れ方、POP制作の流れ
  • 販売促進の基礎知識、キャッチコピーの考え方

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(出典: ユーキャン 手書きPOP通信教育講座 )

◆ 資格取得後のキャリア

ドラッグストア、スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニ、書店などの売り場スタッフ
レストランやカフェ、居酒屋

◆ 料金(税込)

29,000円(教材費用込み)

◆ 難易度

◆ 受験場所

◆ 運営団体

株式会社ユーキャン

◆ 資格の取得方法

 

まとめ

本記事は、POPに関する資格おすすめ3選と取得方法をご紹介しました。おさらいをすると、求める内容によって、おすすめの資格が変わります。

求める内容 おすすめの資格 取得方法
独学で学びたい POP広告クリエイター技能審査試験 検定教材
通信講座で学びたい POP広告デザイナーPOP広告アーティスト SARAスクール
学科実技の試験を受けたい POP広告クリエイター技能審査試験 検定教材
自宅で受験したい POP広告デザイナーPOP広告アーティスト  SARAスクール

なお、チラシの作り方や、DMの作り方については、別記事でまとめています。

【参考記事】・ イベント向けチラシ・フライヤーのデザインテンプレート7選(無料)
      ・ セミナー集客チラシ作り方!かんたんに作れる便利な技・テンプレートを紹介!
      ・ チラシを作成するコツ!インパクトのあるチラシの作り方!
      ・ ダイレクトメール(DM)のデザインのコツ、料金、見本、テンプレート

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Writer/編集者: 松田康


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