ヤフオクとメルカリを比べた場合、どのような違いがあるのでしょうか。
メルカリはスマホのみで作業が済むので、3分もあれば出品できます。一方、ヤフオクはパソコンで出品するため、画像を取込み、商品ページを作るのに時間が掛かります。
ヤフオクは、30~40代のユーザーが多いため、高額で売買されることがあります。但し、オークションサイトなので、落札額を決められません。一方、メルカリは自分で価格を決められます。
本記事は、ヤフオクとメルカリを比較し、その違いを8つご紹介します。
1. ヤフオクとメルカリの8つの違い
ヤフオクとメルカリでは、8つの違いがあります。
- 出品するための手間
- 販売価格の決まり方
- 売れる値段
- 売れるタイミング
- お金のやり取りの手間
- 販売手数料
- 取り扱う商品のジャンル
- クーポン
それぞれを詳細に説明します。
1.1 出品の手間
メルカリは、出品が簡単です。スマホで写真を撮って、商品の説明を入力するだけで売れます。操作が簡単なので、3分もあれば出品できます。
一方、ヤフオク!は、商品情報や写真など詳細に登録する必要があります。 デジカメで写真を撮って、パソコンで情報を登録するなど多少の手間がかかります。
【参考記事】 ・ ヤフオクで副業をする方法!初心者でも、かんたんに稼げる方法
◆ まとめ
出品に時間をかけたくない場合には、メルカリがオススメです。
1.2 値段の決まり方
ヤフオク!はオークション形式なため、他の人といくらで買うか競い合います。そのため、思ったより高く売れる場合もありますし、安く落札されてしまうこともあります。
一方、メルカリの場合には、出品者が自由に値段をつけられます。そのため、落札者によって金額が変動するということもなく、自分が売りたい値段で売れます。
◆ まとめ
販売価格を自分で決めたい場合には、メルカリがオススメです。
1.3 売れる値段
ヤフオク!は、基本的には買いたい商品があって、その商品を探す傾向があります。
主なユーザーが、比較的お金を自由に使える30~40代が多いため、 入札者同志が競ってくれると、金額が釣り上がって、想定以上の高額で売れることもあります。
一方、メルカリは、メインユーザーである10~20代の女性と若い利用者が多いため、抑えられた価格で売買されることが多いです。
◆ まとめ
ヤフオクとメルカリで高く売れるのはどちらか調べたところ、ヤフオク!がオススメです。
1.4 売れるタイミング
ヤフオク!はオークション形式なため、すぐに商品が欲しくても、オークション終了まで待つことが一般的です。通常、商品の販売は、終了日まで時間が必要です。
一方、メルカリの場合には、購入者がじっくりと比較検討するというよりは、すぐに購入する人が多いです。そのため、大半の商品が1日以内に売れます。
そのため、家のなかにある不用品を大量に処分したいときなどには、メルカリのほうが便利です。
◆ まとめ
商品を早く売りたい場合には、メルカリがオススメです。
1.5 お金のやり取りの手間
ヤフオク!の場合は、落札者から名前、住所、電話番号を聞いて、自分の銀行口座に直接振り込んでもらいます。 そして出品者は落札者から入金を確認した段階で、発送準備をします。
銀行に行かずに入金を見逃すと、「お金を振り込んだのに、連絡がない」などのトラブルになることもあります。 そのため、銀行口座の入金状況をチェックすることが必要になります。
特に、ネット銀行を持っていない方の場合には、振込の確認のために、銀行のATMへ行って通帳記帳をする手間が生じます。
一方、メルカリの場合には、メルカリが出品者と購入者との仲介をしてくれます。そのため、直接お金のやり取り が生じないため、安心して手軽にお金のやり取りができます。
◆ まとめ
お金のやり取りは、メルカリのほうがラクです。
1.6 手数料
ヤフオク!で、手数料は売り手側に手数料がかかります。
プレミアム会員は8.8%、一般の会員は10%の手数料が発生します。なお、プレミアム会員になるためには、月額498円が掛かります。
一方、メルカリは商品が売れたときに、販売手数料は10%かかります。また、売上金が1万円未満の場合、売り手側に代金の振込手数料が210円発生します。
1.7 取引されている商品の特徴
ヤフオクは、様々なジャンルの商品が売買されています。特に、高価なブランド品や電化製品、ホビーなども多く出品されています。
一方、メルカリも万遍なく商品が販売されており、なかでもアパレルや雑貨などが多いです。
【出典】 経産省 電子商取引における市場調査 P65
◆ まとめ
ブランド品を販売したい場合には、ヤフオク!がオススメです。
1.8 クーポン
ヤフオク!の場合は、初回利用時に使えるクーポンなどのキャンペーンはありません。(2020年5月20日時点)
一方、メルカリは、初回利用時に500円分のクーポンを使えます。そのため、操作性や使いやすさなどを確認するときに便利です。
使い方としては、メルカリに会員登録をするときに、招待コードを入力します。
招待コード: WBGJCD(2022年6月28日時点)
※ 招待コードを利用することで、500円分のポイントを獲得できます。
◆ まとめ
クーポンを利用したいときは、メルカリのほうがお得です。
2. ヤフオクとメルカリの比較表
ヤフオク!とメルカリの違いを表形式にまとめました。
【凡例】〇:優位である ×:優位でない
ヤフオク! | メルカリ | |
出品するための手間 | × (手間である) |
〇 (かんたん) |
販売価格の決まり方 | × (入札者の状況次第) |
〇 (売り手が決める) |
売れる値段 | 〇 (高い場合もある) |
× (安め) |
売れるタイミング | × (通常、落札終了時間まで待つ) |
〇 (出品後すぐ) |
お金のやり取りの手間 | × (振込状況のチェックなどが必要) |
〇 (かんたん) |
販売手数料 | 販売手数料8.8%~10% | 販売手数料の10% |
商品の特徴 | 〇 (高値の商品も取り扱う) |
△ (アパレル、雑貨は得意) |
クーポン | × (なし) |
〇 (初回利用時に付与) |
ヤフオクとメルカリの使い分け術としては、ヤフオクは、30代~40代のユーザが多いため、高く売れます。そのため、手間や時間をかけても、高額で売りたい場合にはヤフオク!がオススメです。
一方、ヤフオクと比べ、メルカリは出品の手間がかんたんです。 そこで、ネットで不用品などを 手軽に、すぐに売ってみたい方にはメルカリがオススメとなります。
3. ヤフオクとメルカリでも売れないとき
前章では、ヤフオクとメルカリの違いを紹介しました。両サービスの欠点として、出品してみたものの売れない、あるいは想定より安く売れてしまう場合があります。
こうした場合には、宅配・出張の買取サービスを利用するのも一つです。
◆ 大手の買取サービス
- バイセル (無料で、自宅まで査定、買取をしてくれます)
まとめ
本記事は、ヤフオクとメルカリの違いについて、ご紹介しました。メルカリ、ヤフオク!での売り方や確定申告の仕方、無料でネットショップを作る方法などを別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ メルカリの使い方!効率よく掘り出し物を見つける便利な技
・ モバオクとメルカリを比較!選ぶ前に知っておきたい5つの違い
・ メルカリで確定申告は必要?経費の例、申告の方法などの基礎知識
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Writer/編集者: 松田康