メルカリかラクマに出品する場合、どちらを利用する方がいいのでしょうか。
メルカリは販売手数料が10%かかるのに対し、ラクマは3.5%の販売手数料(10%に変更されました)で出品できます。一方、メルカリは商品を出品後、売れるまで1日以内の商品が大半ですが、ラクマは時間がかかります。
さらに、決済方法や匿名配送の可否、配送時の補償内容などもチェックしておきたいところです。
そこで、メルカリかラクマを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。本記事は、メルカリとラクマを比べ、その違いを比較表でご紹介します。
【参考文献】 月に30万円稼ぐためのメルカリ転売入門
株式会社オファーズ 阿部悠人 (著) 2016年
1. メルカリとラクマの違い
メルカリとラクマでは、どういう違いがあるのでしょうか。
大まかな違いを、ユーザ数、販売手数料、配送サービス、支払方法などを表にまとめました。
メルカリ | ラクマ | ||
利用ユーザ(ダウンロード数) | 4000万 | 400万(*1) | |
販売手数料 | 10% | 10% | |
配送サービス | らくらくメルカリ便 | ラクマ定額パック | |
A4サイズ | 195円 | 180円(ゆうパケット)(*2) | |
宅急便コンパクト | 380円 | 530円(*2) | |
宅急便 | 600円~1500円(60サイズ~160サイズ) | 680円(100サイズまで)(*2) | |
配送時トラブル | 商品代金全額補償 | ゆうパケット:補償なし らく得パック:上限30万円まで |
|
匿名配送サービス | あり | なし | |
ポイント | メルカリ内でのみ利用可能 | 楽天ポイント | |
支払い方法 | コンビニ/ATM(手数料100円) dケータイ払いプラス(手数料100円) auかんたん決済(手数料100円) ソフトバンクまとめて支払い(手数料100円) クレジットカード(手数料0円) |
コンビニ/ATM(ペイジー)(手数料216円) クレジットカード(手数料0円) |
まず最初に目に留まる違いは、利用ユーザ数です。メルカリは、ラクマと比較して、利用ユーザ数が圧倒的に多いです。そのため、お目当ての商品が見つけやすくなりますし、販売しやすくなります。
次に配送サービスにも違いがあります。まず、配送時の補償ですが、メルカリは全額補償に対して、ラクマはらく得パックは30万円が上限で、ゆうパケットの場合は補償はありません。
また、メルカリには匿名で配送するサービスがあり、住所や名前などを教えたくない方に便利なサービスがありますが、ラクマにはありません。
支払い方法についても、メルカリはdケータイ払いプラス、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなどの便利な決済方法が豊富に用意されているのに対し、ラクマはありません。
一方、出品者にとって気になる販売手数料は、メルカリは10%かかりますが、ラクマは3.5%(10%に変更されました)です。そのため、少しでも利益を出したい出品者は、ラクマが魅力的になります。
2. メルカリとラクマの機能(使いやすさ)の違い
メルカリとラクマの機能(使いやすさ)の違いをまとめてみました。メルカリとラクマも機能に大きな違いはありません。ただ、細かいところですが、検索機能などに違いがあります。
- 並び替え表示
- 類似検索機能
- 検索支援機能(他の人の検索したキーワードを表示)
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 並び替え表示
メルカリには、検索結果をもとに並び替えて表示する機能があります。次のような順番で表示できます。
- 新しい順
- おすすめ順
- 価格の安い順
- 価格の高い順
- いいね!順
一方、ラクマにはこの機能がありません。
◆ メルカリ並び替え表示
2.2 類似検索機能
メルカリは、気に入った商品の下に関連商品が表示される機能があります。そのため、気に入ったけど、値段はあわない商品の場合に、関連商品を調べることができます。
ラクマにはこの機能がありません。
◆ メルカリの関連商品の表示
気に入った商品の下のほうに関連商品が表示されます。
2.3 検索支援機能(他の人が検索したキーワードを表示)
キーワード検索をするときに、メルカリでは、「他の人が検索したキーワードが表示される」機能があります。そのため、全部の文字をいれなくても、自分が検索したいキーワードをすぐに入力できます。
ラクマは、キーワード検索する機能はありますが、他の人が検索したキーワードは表示されません。
◆ メルカリの検索支援機能
商品の検索機能といて、検索窓に単語を入力すると、他の人が検索したキーワードが表示されます。
3. どちらで買うのが適しているか
メルカリは、圧倒的にユーザ数が多いため、出品数も多く、豊富に商品があります。
また、検索機能も充実しているため、お宝の商品を探すときには、メリカリのほうがお勧めです。
4. どちらで売るのが適しているか
メルカリはユーザ数が多いため、売れるスピードが速いです。1日以内に多くの商品が売れてしまいます。(*1)そのため、とにかく早く不用品を処理したい方には、メルカリがオススメです。
ただし、メルカリは商品数が多いため、他の商品に埋没してしまう可能性もあります。一方、ラクマは商品数がメルカリほどは多くないため、埋没しないで時間がたってから売れる場合もあります。
また、販売手数料も発生しないため、利益を少しでも出したい方や、時間がたっても構わない方は
ラクマを挑戦してみる価値があります。
*1:参考記事 週刊アスキー
・ 900万DLのフリマアプリ『メルカリ』はなぜ成功したか?山田進太郎代表インタビュー
5. メルカリとラクマのダウンロード先
メルカリとフリルのダウンロード先をご参考までにご紹介します。
◆ ラクマのダウンロードページ
ラクマの公式サイトを見る (Google Play)(iTune Store)
なお、ラクマに新規登録するときに招待コードを入力することでの100円分の楽天スーパーポイントが貰えます。
招待コード:bSBg1
まとめ
本記事は、メルカリとラクマを、料金、機能、使いやすさで比べました。なお、メルカリの使い方や他のフリマアプリなどとの違いを別の記事でまとめています。
【参考記事】 ・ メルカリの使い方!効率よく掘り出し物を見つける便利な技
・ ヤフオクとメルカリの違い!初心者が押さえておきたい5つの基礎知識
・ Amazonランキングなど7つの情報源!売れ筋の商品と相場の調べ方
・ モバオクとヤフオクを比較!選ぶ前に知っておきたい5つの違い
・ ヤフオクで稼ぐ!安く仕入れる5つの技と商品相場を調べる方法
500mailsのFacebookやTwitterでは、起業・副業に役立つ情報を配信しています。 是非「いいね!」をして最新情報をチェックしてください
Writer/編集者: 松田康