イベントを開催するにあたり、集客は重要です。
集客に成功しているイベントが共通して行っている告知方法を集めてみました。
本記事では、イベントの告知をする11の方法をご紹介します。
【参考文献】 「イベント」で繁盛店!―実例満載!高付加価値なお店にしよう (DO BOOKS)
カデナクリエイト (著) 2002年
1. チラシ
概要・特徴
- 会場の周辺施設、ターゲットとなる人が来そうな施設にチラシを置きます。
気を付けたいこと
- チラシを置く前には、必ず施設側への確認が必要となります。
- イベントで使えるチラシのテンプレートをご紹介します。
◆ ラクスルのチラシテンプレート
ラクスルのテンプレートを見る (チラシ・フライヤーを選びます)
◆ Canvaのチラシテンプレート
Canva Proのテンプレートを見る (デザインツールで、30日間は無料で利用できます。)
◆ Pixtaのチラシテンプレート
【参考記事】 ・ イベントで使えるチラシのテンプレート(無料)を5つご紹介!
2. 対面
概要・特徴
- イベントに興味ありそうな知人や友人に声を掛けます。
気を付けたいこと
- 日頃から他のイベントにも参加し、イベントに参加する方を増やす努力も重要です。
- 誘った人の知人にも来てもらえるように、詳細情報が書いてあるチラシを渡します。
3. 告知サイト
概要・特徴
- イベントに特化した告知サイトに掲載します。
- 申し込みフォームの設置や参加者の集計を行うことができるサイトもあります。
- イベントに特化して告知をするので、イベントに興味をもってくれたユーザーを、次回イベントに招待することができるサイトもあります。
気を付けたいこと
- 参加者情報が集計できないサイトがあります。
- 告知サイトでイベントの予約を受け付ける際に、参考となる記事をご用意しました。
⇒ イベント・セミナー予約システムおすすめ10選を比較(無料あり)
◆ イベントの予約受付サイト
イベントやセミナーの予約、集金、顧客管理を行えます。定員の人数を設定でき、クレジットカードでのネット決済や、予約忘れないでねメールを送る機能もあります。
なお、無料で使えるので、手軽にネット予約の仕組みを導入できます。
【参考記事】 ・ STORES予約(旧、クービック)の口コミと評判!使い方や料金
4. ホームページ
概要・特徴
- イベントの概要や様子などをホームページに掲載します。
気を付けたいこと
- イベントの活動状況などを更新するようにします。
- SNSなどと連携をすることで、より集客の効果があがります。
イベントを告知するのに便利なホームページ作成ツールは2つあります。
◆ イベントテンプレート(ペライチ)
無料でイベント向けのホームページを作れます。テンプレートも多数あるため、女性向けのイベントやクリスマスイベント、ビジネス向けのイベントなどに使えます。
【参考記事】 ・ ペライチの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説
◆ イベントテンプレート(Jimdo)
KDDIウェブコミュニケーションズが提供するホームページ作成ツールです。イベント情報を伝えるフォトギャラリーやFacebookやツイッターとの連携も可能です。
【参考記事】 ・ Jimdoの6つのメリットと2つのデメリット!
5. クラウドファンディング
概要・特徴
- クラウドファンディングでプロジェクトを作成し、招待します。
- 資金集めだけでなく、告知・集客の効果もあります。
気を付けたいこと
- 定期的な活動報告が必要となります。
- プロジェクトを登録した後に、審査が必要となります。
6. メルマガ
概要・特徴
- イベントに来る可能性がある人に、メルマガでイベントを案内します。
- 時間をかけずに、低コストでたくさんの人に案内できます。
気を付けたいこと
- メールの配信の許可を得られているメールアドレスを用意する必要があります。案内メールを送る事を事前に了承しておきます。また、イベントの案内をするときには次のような断り書きを、メール本文に書くことをオススメします。
——————————————————————————————————
このメールは、弊社イベント・セミナーなどにご来場頂いた皆様、名刺交換をさせて頂いた
皆様・メール配信をご希望の皆さまに配信させて頂いております。
このようなメールをご希望でない場合には、お手数ですが、XX@XX.comにご連絡ください。
配信解除をさせていただきます。
—————————————————————————————————— - メールでイベントの集客をする際に、参考となる記事をご用意しました。ぜひご覧ください。
【参考記事】
・ メルマガを初心者が始める9つの手順!テーマ決め、送り方、読者の集め方
7. ブログ
概要・特徴
- ブログは便利なツールです。
無料で告知でき、前回のイベントの様子を伝えることができます。写真などを掲載し、雰囲気を味わってもらいましょう。
気を付けたいこと
- 写真や動画、お客様の声などを掲載する際には、お客様に許可を取るようにします。
8. X(旧、ツイッター)
概要・特徴
- X(旧、ツイッター)でイベントを告知します。
気を付けたいこと
- 限られた文字数なので、イベントの詳細を伝えることはできません。イベントへの興味を持たせ、イベント告知サイト(ページ)への誘導のみに特化します。
- ハッシュタグ検索により、閲覧する数が増える可能性があるので、ハッシュタグを付けます。
- 【今週末開催】【イベント情報】といったように、文字を際立たせる工夫をします。
9. フェイスブック
概要・特徴
- Facebook上でイベントを作成し、招待します。
- 招待、投稿、広告機能があり、シェア等の機能で拡散する可能性があります。
- 宣伝媒体としてだけでなく、日頃から関係作りに利用できます。
気を付けたいこと
- イベントページにカバー画像を設定します。
- 招待する人を一律に選ぶのではなく、イベントに関心のありそうな人を選びます。たとえば、東京で開催するイベントに福岡に住んでいる人を呼ぶのは、相手の気分を害する可能性があります。
10. DM
概要・特徴
- たくさんの人にイベントの案内ができます。
気を付けたいこと
- 効果を高めるために、手書きのメッセージを書き添えます。
- DMの案内をする場合、DMの目的を表示し、個人情報保護法を順守した配慮が必要です。
- ダイレクトメールの送り方は別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ ダイレクトメールのデザインに必要な6つの知識
11. ニュースリリース
概要・特徴
- メディア(新聞・雑誌、Webサイト)にプレスリリースを送ります。
- 地元メディアや業界メディアに取り上げてもらうことで、効果的な広報ができます。
気を付けたいこと
- メディアに取り上げて頂くために、イベント自体の情報価値を検討する必要があります。
- どんな読者に読んで欲しいかを考え、メディアを選択します。
(例)
・お客様の年代、性別
・地元の人、広範囲の地域、全国のお客様
・特定の業界、業種
まとめ
イベントを告知で使える方法、その方法を使うときの注意点を記載しました。
なお、イベントの集客、運営に役立つ情報を別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ イベントを企画するために、集客イベントの事例を学ぶ!
・ イベント会場の探し方!効率よく探す方法
・ イベント運営会社を効率よく見つける方法
・ イベント企画書の書き方講座(9種類のテンプレートつき)
・ イベントで使えるチラシのテンプレート(無料)を5つご紹介!
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Writer/編集者: 松田康