寒中見舞いは1月6日頃から節分(2月3日頃)までに出す寒さが厳しい時期に相手を気遣って出す手紙です。
喪に服しているときは、寒中見舞いを年賀状の代わりにして、年頭の挨拶として送ります。
本記事では、寒中見舞いの書き方と文例をご紹介します。
【参考文献】 しっかりとした敬語表現マナーですぐに書けるビジネス文書の書き方
阿部 紘久 (著, 監修) 2013年
1. 寒中見舞いの書き方
寒中見舞いを出す時には2つのポイントに気を付けます。
1 服喪中は「賀詞」は避け、近況報告を書きます。
(例)「おめでとう」「年賀」「賀正」「謹賀新年」などの賀詞は避けます。
2 自分の言葉で季節感を添えます。決まり文句ではなく、身近な風物を具体的に
文中にまじえて季節感を添えるように工夫すると、丁寧な印象のあいさつになります。
それでは、寒中見舞いの文例をご紹介します。
2. 寒中見舞いの文例1
拝啓 極寒のみぎり、ますますご隆昌のこととお喜び申し上げます。
毎々格別のご厚情にあずかり、ありがたく御礼申し上げます。
さて弊社は昨年夏の創立以来、きわめて順調な経過をたどっておりますが、
これはひとえに貴下ご支援の賜と深く感謝いたしております。
なお今後とも一層のご厚誼を賜りたく、幾重にもお願い申し上げます。
厳寒の折柄、なにとぞご自愛ください。
3. 寒中見舞いの文例2
寒中謹んでお見舞い申し上げます。
昨夏〇〇でお会いして以来すっかりご無沙汰しておりますが、
ご家族様にはいかがお過ごしでしょうか。
今冬の冷え込みは格別です。予後お御身ゆえ、くれぐれも
健康にはご留意くださるようお願い申し上げます。
まとめ
本記事では、寒中見舞いの書き方と文例をご紹介しました。
ぜひ参考になれば幸いです。
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Writer/編集者: 松田康