社労士が効率よく営業するには、どのような方法があるでしょうか。
ホームページやブログを開設して、積極的に情報を発信したり、SNSやメルマガなどを活用して、読者を囲い込んでいくことで、徐々に見込み客が増えていきます。
そこで、社労士が営業をする前に、知っておきたいポイントをまとめました。
本記事では、社労士の営業ツールを4つご紹介します。
社労士の4つの営業方法
社労士の代表的な営業方法は4つあります。
- ホームページ
- メルマガ
- セミナー
- 他事務所との連携
それぞれについてご紹介します。
1. ホームページ
ホームページやブログ、SNSを活用して情報を発信をします。継続して情報を発信し続けることで、徐々に引き合いが増えていきます。
ホームページを作るには、必要な情報は5つです。
- 仕事の理念
- 事務所の所在地、電話番号
- 業務メニュー
- 実績、お客様の声
- 問合せフォーム
【参考記事】 ・ 士業のホームページ作り!おすすめのテンプレート4選【2020年】
2. メルマガ
ホームページは、お客様がアクセスしない限り、見てもらえません。しかし、メルマガなどのニュースレターであれば、定期的に情報をお届けできます。
その結果、お客様の記憶の片隅に居続けることができるため、 なにかあったときに、声をかけてもらいやすくなります。
ニュースレターでは、誰もが楽しんで読んでもらえることが必要です。そこで、次のような情報を盛り込んでおきたいです。
- 法律改正や助成金の情報
- 最近の話題、身近な出来事
【参考記事】 ・ ダイレクトメール(DM)のデザインのコツ、料金、見本、テンプレートを紹介
・ メルマガ配信の始め方 無理せずコツコツ続ける方法を大公開
3. セミナー
社労士の営業方法として、セミナーは有効です。 普通の人とちがい、社労士は国家資格があるため、セミナーを聞く側はすんなりと話を受け入れます。
また、「失敗しない採用セミナー」や「未払い残業代対策セミナー」など社労士が開催するセミナーは 経営者や総務担当にとっては、興味を引く内容ばかりです。
セミナーができる社労士は、生命保険会社、銀行、商工会議所などからセミナーの依頼を受けることができます。セミナーを開催するには、次の5点を決めます。
- テーマを決める
- ターゲットを決める
- 日時を決める
- 場所を決める
- 集客方法を決める
それぞれを詳細にご紹介します。
3.1 テーマ
セミナーの開催ステップですが、まずテーマを決めます。
直近の法改正や、新聞で取り上げられている内容であれば、興味をもってもらいやすいです。
どんなセミナーを聞いてみたいか、お客様に聞いてみるのも一案でしょう。
【参考記事】 セミナーのテーマの決め方を別記事にまとめました。
・ 成功するセミナーの企画術
3.2 ターゲット
誰に聞いてもらいたいか、誰をお客様にしたいかを決めます。たとえば、つぎのような方が考えられます。社員数20人以下の社長や人材育成担当などがターゲットとして魅力的です。
3.3 日時
ターゲットに合わせて、参加しやすい日時を決めます。たとえば、社長であれば、平日の昼あるいは夕方、人材育成担当であれば、平日の昼が考えられます。
3.4 場所
セミナーの会場は、参加者にとってわかりやすい場所、キレイな場所を選びます。会場は、ネットで調べると色々と出てきます。セミナー会場の選び方は別記事にまとめておりますので、ご覧ください。
【参考記事】 効率よく探す!イベント会場の探し方
3.5 集客方法
セミナーの成否を握るのが、集客です。集客の仕方はいろいろとあります。
- DM
- ホームページ
- ブログ
- メルマガ
- SNS
- 広告
一番費用対効果が高いのは、自分が今まで名刺交換をさせていただいた方に送るメルマガです。 自分の知っている方に送るものと、知らない方に送る場合反応が全く違います。
セミナーの案内メールの送り方を記事にしていますので よろしければご覧ください。
セミナーの集客方法・開催方法をまとめております。ぜひご覧ください。
【参考記事】
・ 成功するセミナー集客の5つの鉄則
4. 他の事務所と連携する
士業の仕事は、他の士業の方と結びつきが強いことが特徴です。
とくに繋がりをもっておきたいのは、税理士です。
税理士は、お客様の財務状況や社内の状況を把握されています。
そして社員数が増えたときには、労務の専門家である社労士が必要だということを知っています。
これまで、そういった専門家をしらないということであれば、インターネットなどで検索をして
事務所の近くの税理士に連絡をし、一度会いにいくことをおススメします。
まとめ
本記事では、社労士の代表的な営業方法を4つご紹介しました。ぜひ効率よく集客をして、新規顧客を増やす一助になれば幸いです。
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Writer/編集者: 松田康