この記事では、初心者でも簡単にプロトタイプを作れるように、Uizardの使い方を紹介します。
Uizardは、ドラッグ&ドロップするだけで、本格的なデザインができます。また、AIが自動でレイアウトを提案し、おしゃれなウェブサイトを作ってくれるので、ワクワクします!
それでは、早速、始めてみましょう!
◆ この記事は以下のような人におすすめ!
- プロトタイプを手軽に作りたい方
- Uizardの使い方を知りたい方
- Uizardの使い方と設定方法
- テンプレートを使った簡単なデザイン作成
- ゼロからデザインを作成する方法
- AIツール「Autodesigner」を活用したデザインの作成方法
- スクリーンショットや手書きのスケッチからデザインを作成する方法
- デザインをエクスポートする手順とファイル形式の選択
Uizardの使い方
それでは早速、Uizardの使い方を紹介します。Uizardを使いこなすために、次の6つのステップを理解していきます。
1. ユーザー登録をする
まずは、Uizardのユーザー登録をします。
Uizard公式サイトにアクセスし、「Sign Up For Free」を押します。(右上の赤枠です)
名前と姓、メールアドレス、パスワードを登録します。
アンケートに答えると、料金プランが表示されるので、Freeプラン(赤枠)を選びます。
2. テンプレートを使ってみる
Uizardの使い方をご紹介します。テンプレートの画面から、好みのデザインを選びます。
選んだデザインが表示されます。
文字をクリックすると、自由に変更できます。
文字のフォントサイズを変更できます。
変更したい画像をクリックして、「Image」を選ぶと、画像を差し替えられます。
画像の素材集が表示されるので、探している画像のキーワードを入力することで、無料で利用できる素材を探せます。
画像の素材集だけでなく、Uploadsを選べば、自分のパソコンにある画像に差し替えられます。
テンプレートには複数の画面の雛形があり、画面間のリンクも設定されています。
リンクの設定を編集する場合には、水色の雷マークをクリックします。
リンク先のページを設定できます。
出来上がってきたら、右上の「Preview」を押すと、画面がどのように見えるかを確認できます。
設定したページの遷移についても、クリックして動作を確認できます。
3. ゼロから作ってみる
続いて、Uizardでテンプレートを使わずに、デザインをゼロから作る方法をご紹介します。
まず、メインメニューから「New Blank Project」を選びます。
プロジェクトタイプ(Desktop、Tablet、Mobile)を選びます。
空のプロジェクトが作られ、編集画面が表示されるので、一から画面を作れます。各スクリーンに必要なコンポーネント(ボタン、テキスト、画像など)を配置していきます。
テンプレートからRectangleを選び、ドラッグ&ドロップで置きます。
ボタンの追加をします。
また、フォームを追加します。
Imageを選び、追加したい画像をドラッグ&ドロップすることで、画像を追加します。
もちろん、ゼロから作るので、手間がかかります。そこで、次の章では、AIでデザインを作る方法をご紹介します。オシャレなデザインを作ってくれるので、ワクワクしますよ!
AIツール(Autodesigner)を使ってみる
UizardのAI機能をつかって、デザインを作る方法をご紹介します。
管理画面トップにある「Generate with Autodesigner」を選びます。
AIが質問をするので、回答をします。(下の画面では、僕が英語で回答しているように見えますが、チャット上に回答例が表示されるので、選ぶだけです!)
つぎに、どんなデザインを作ってほしいかを指示します。(自由に入力する項目なので、日本語で指示をしています。)
画面のデザイン案が4つ作られました。気に入ったデザインを選びます。
出来上がったデザインをもとに、編集を始めます。
日本語で指示をしても、こちらの意図をふまえたデザイン案を作ってくれるので、便利です。
スクリーンショットからデザインを作る
ほかにも、Uizardは手書きのスケッチやスクリーンショットをもとに、デザインを作れます。
管理画面トップにある「Start from Screenshot」を選びます。
画像をアップロードする場合には、左側のアップロードボタンを選びます。
事前に作っていた画像をアップロードし、「Import」を選びます。
Uizardにファイルがインポートできました。文字やデザインを編集していきます。
デザインをエキスポートする
デザインをエキスポートする場合には、Ctrl+Aなどを使って、エキスポートしたい箇所を選び、右メニューのHandoff</>を選びます。
その後、出力するファイル形式(PNG、JPEG、SVG、PDF)を選びます
エキスポートが完了すると、ダウンロードが自動的に行われます。
料金プラン
ここまでご説明した内容はUizardのFreeプランでできます。Uizardの料金プランは3つあります。
プラン | Free | Pro(※1) | Business |
料金 | $0 | $12/月 (年額請求) | $39/月 (年額請求) |
プロジェクト数 | 2 | 100 | 無制限 |
AIの作成数 | 月3回 | 月500回 | 月5000回 |
AIエンジン | Autodesigner 1.5 | Autodesigner 2.0 | Autodesigner 2.0 |
テンプレート数 | 10 | すべて | すべて |
(※1)Proプランは 年額請求の場合は月12ドルです。一方、月額請求の場合は月19ドルとなります。そのため、1年以上使う目途のある方は、年額プランをご利用ください。
まずはFreeプランで始めましょう! そして、慣れてきたら、Proプランがおすすめです。また、企業で利用する場合には、Businessプランとなります。
まとめ
この記事では、Uizardの使い方をご紹介しました。おさらいをすると、Uizardでデザインを作るときには、3つの方法があります。
- テンプレートを使う
- AIを利用する
- スクリーンショットや手書きスケッチを読み込む
使ってみた感触では、テンプレートを使うほうが自分のイメージしたプロトタイプを作れます。ただ、自分のイメージがない場合には、AIを活用するのも一つです。
無料プランから始めることができるので、まずは気軽に試してみてください。
なお、イラストをAIで作れるツールについては、別記事でまとめています。
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Writer/編集者: 松田康