レイズテックはAWSに特化したスクールですが、学びやすさや評判はどうでしょうか。
現役エンジニアによるオンライン授業で、Webアプリケーションの開発からAWSの環境構築まで、幅広く学べます。わからない箇所がある場合は、チャットやビデオ通話で質問できます。
一方で、受講料は207,900円以上がかかる点と、通学での受講はできない点は注意が必要です。
そこで、レイズテックを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。本記事は、レイズテックのメリット・デメリットと評判をご紹介します。
1. レイズテックのメリット
レイズテックは、Webアプリケーションの開発から、AWSの環境構築までを学べるプログラミングスクールです。メリットは2点あります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 カリキュラム
レイズテックは、Ruby on Railsを利用したWebアプリケーションの開発で、プログラミングの基礎を学べます。
さらに、アカウントの作成からEC2インスタンスの立ち上げ、EC2、RDS、ELB、S3の環境構築、監視やユーザーの権限の制御までを学びます。
そして、ServerSpecを使ったテストや、Ansibleを使った構成管理などを学べます。
◆ WEBアプリケーション開発
学習内容 | 時期 |
Ruby on Rails上でのサンプルプログラムの実装 | 第1週 |
プログラミング基礎(基本型、クラス、メソッドなど) | 第2週 |
シンプルなWEBアプリケーションの開発 | 第3~4週 |
◆ AWSでの環境構築
学習内容 | 時期 |
アカウント作成、VPC構築、セキュリティグループの設定、ネットワーク | 第5週 |
EC2インスタンスの立ち上げ、RDSの立ち上げ | 第6週 |
EC2、RDS、ELB、S3の環境構築、繋ぎこみとアプリケーションのデプロイ | 第7週 |
CloudWatchを使った監視、IAMによるユーザーの権限制御 | 第8週 |
◆ infrastructure as codeの実践
学習内容 | 時期 |
AWS環境と同じ環境をコード化(YAML) | 第9週 |
コード化作業 | 第10週 |
コード化したものをCloudFormationを使って作成 | 第11週 |
ServerSpecを使ったテスト | 第12週 |
ServerSpecのテスト作成 | 第13週 |
AWS環境へモジュールやアプリケーションのインストールの自動化(Ansible) | 第14週 |
Ansibleを使った構成管理 | 第15週 |
コード化されたインフラ環境の自動構築(CloudFormation,Ansible) | 第16週 |
1.2 サポート
レイズテックは、現役のエンジニアによるオンライン授業を受けられます。そして、不明点が
ある場合には、チャット、ビデオ通話、マンツーマン、補講などの方法でサポートしてくれます。
なお、オンラインの質問は、土日や業務時間後でも可能です。
- 対応時間: 10:00 ~ 24:00(月曜日 ~ 日曜日)
RaiseTechの公式キャラクターのテッくんがTwitterで発信しているので、どんなレビューをしてくれるのかイメージがわきます。
コードを書いていて、
「実装に至った理由」まで
自分で説明できたら完璧✨コードレビューを受けるときに、
実装の意図がわかったら
相手もレビューしやすい!コードレビューがより充実したものに
なるはず♪#RaiseTech— テッくん@RaiseTech公式 (@RaiseTech_Info) September 27, 2020
みんなはテストの
アンチパターンって知ってる?例えば、
他のAPIテストが正しく動くことを前提にした
APIテストを書いてないかな?テストってとっても難しいけど
奥深くて面白い✨Qiitaにはテストに関する記事がたくさんあるから
ぜひ検索して読んでみよう!!#RaiseTech— テッくん@RaiseTech公式 (@RaiseTech_Info) September 26, 2020
人目のつくところで宣言すると、
強制的にやらざるを得ない状況にできるから、
「自分を奮い立たせたい!」
という人はおすすめ✨
戸部先生がSlackで
「今後のスケジュール(9月〜2月)
コミット用スレッド」を立ててくれたからみんなも
宣言してみよう!!#RaiseTech— テッくん@RaiseTech公式 (@RaiseTech_Info) September 25, 2020
また、RaiseTechを受講した方が、その感想をYouTubeに掲載しているので、参考になります。
2. レイズテックのデメリット
前章では、レイズテックのメリットをご紹介しました。次に、評判と異なり、レイズテックのデメリットをご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 受講料
レイズテックは、フルコースと単体コースの2種類があります。
フルコース | 単体コース | |
受講料 | 346,500円 | 207,900円 |
授業回数 | 16回 | 8回 |
なお、いざ学びたいが、金額が大きいし心配な方は、2週間の無料トライアルを利用されることをおすすめします。
また、20万円以上のまとまった金額ではなく、月額数千円で学習を始めたい方は、別のオンラインスクールの検討も一つです。
【参考記事】 ・ AWSを学べるスクールおすすめ5選を比較!(無料あり)
2.2 通学制
レイズテックは、週1回のオンライン授業で講義を行います。そして、不明点などはチャットなどのサポートを受けて学習を進めます。
ただ、通学では学べません。そのため、講師や生徒と同じ教室で学びたい方は、別のプログラミングスクールの検討も必要です。
【参考記事】 ・ AWSを学べるスクールおすすめ5選を比較!(無料あり)
まとめ
本記事は、レイズテックの使い勝手と評判をご紹介しました。
おさらいをすると、レイズテックは2つのメリットがあります。
- AWSの技術を幅広く学べる
- サポートが充実している
一方、2つのデメリットがあります。
- 受講料が207,900円~である。
- 通学制ではない
そのため、次のような方にはおすすめです。
- AWSの技術を基礎から応用まで学びたい方
- メンターと一緒に学習を進めたい方
一方、次のような方にはおすすめできません。
- 月数千円で学習を始めたい方
- 通学で学びたい方
なお、AWSを学べるスクールやAWSの資格の学び方は別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ AWSを学べるスクールおすすめ5選を比較!(無料あり)
・ AWS資格の取得方法!種類や概要、難易度、勉強方法(無料あり)
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Writer/編集者: 松田康