AWSを学べるスクールを比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。
大別をすると、オンラインで学べるスクールと、教室で学べるタイプのスクールがあります。
そして、個人指導してくれるスクールもあれば、AWSの資格取得を支援してくれるスクール、無料で学べるスクールや、就業支援してくれるスクールもあり、多種多様です。
そこで、AWSを学べるスクールを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、AWSを学べるおすすめのスクール7選を比較し、その違いをご紹介します。
AWSを学べるスクールおすすめ7選
AWSを学べるプログラミングスクールを選べるにあたり、次の5つのポイントはチェックしたいところです。
- 誰を対象としているか。(初心者向け、エンジニア向け)
- 何を学べるか(インフラ、アプリ開発、資格対策)
- どうやって学べるか(通学、オンライン)
- いくらかかるか
- どのようなサポートがあるか(個別指導、ビデオチャットなど)
上記ポイントを踏めて、おすすめのスクール7選とその違いをご紹介します。
それぞれについて、詳細に説明します。
1. レイズテック
AWSをプログラミングだけでなく、インフラ技術を含めて学べるスクールです。コースは、Webアプリの開発から始まり、AWSの環境構築、インフラのコード化、自動化までを習得します。
オンラインのライブ授業で学習をし、講師への質問ができます。さらに、チャットやビデオ通話、補講などをして、理解を深めます。
◆ 学習内容
分類 | 学習内容 |
WEBアプリケーション開発 | ・Ruby on Railsの開発環境の準備。簡単なサンプルプログラムの実装 |
・プログラミング基礎の学習と実践 | |
・WEBアプリケーションの開発 | |
AWS上での環境構築 | ・VPC構築、セキュリティグループの設定、ネットワーク関連の基礎 |
・EC2、RDS、ELB、S3の環境構築、アプリケーションのデプロイ | |
・CloudWatchによる監視、IAMによるユーザー権限の設定 | |
infrastructure as codeの実践 | ・コード化作業、ServerSpecのテスト作成 |
・モジュールのインストールやアプリケーションのインストールの自動化 | |
・Ansibleを使った構成管理 | |
・コード化されたインフラ環境の自動構築の実行(CloudFormation, Ansible) |
◆ 料金
- 期間: 2ヶ月~4か月
- 料金(税込): 448,000円
◆ 基本情報
- 受講方法: オンライン
- サポート: ビデオ通話、チャット、補講
- 転職支援: 〇
- 無料体験: 〇(2週間)
【参考記事】 ・ レイズテックの評判や口コミ!メリット・デメリット、料金を解説!
2. Winスクール
AWSのクラウドサービスを学べるスクールです。AWSの各種サービスの役割や機能を、ブログシステムを構築・運用する演習を進めながら学習します。
通学制であり、講師による個人指導があるため、通学で学びたい方におすすめです。
◆ 学習内容
- AWS Technical Essentials
- Virtual Private Cloud(VPC)
- Elastic Compute Cloud(EC2)
- Simple Storage Service(S3)
- セキュリティ対策
- DynamoDB
- Elastic Load Balancing(ELB)とAuto Scaling
- Trusted Advisor
- WordPressサイトの構築
- 高可用性の実現
- 性能の監視とログ収集
- スケールアップ
- スケールアウト・インの導入
- バックアップとリストア
◆ 料金
- 期間: 4か月
- 料金: 受講料:348,700円(税込)
◆ 基本情報
- 受講方法: 通学(日本全国)
- サポート: 個人指導
- 転職支援: ×
- 無料体験: 〇
Winスクール (クラウド・AWSコースを選びます)
3. Udemy
世界最大級のオンラインビデオ講座です。AWSで245件の講座があり、プログラム未経験者向けの講座や、無料でAWSの基本を学べる講座などがあります。
また、AWS認定資格のための講座もあり、手軽にAWSの概要を理解したい方に、おすすめのサービスです。
◆ 学習内容
受講講座 | 料金 |
AWS:はじめてのAmazon Web Services | 無料 |
超初心者が最も簡単にAWSアーキテクチャ構築を学習する講座 | 2,440円 |
ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得 | 11,000円 |
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座 | 2,440円 |
超初心者がゼロからIT基礎知識とAWSの基礎力を獲得する講座 | 2,440円 |
AWSで作るWEBアプリケーション 実践講座 | 24,000円 |
◆ 料金
講座による(無料~24,000円)
◆ 基本情報
- 受講方法: オンライン
- サポート: ×
- 転職支援: ×
- 無料体験: 〇(30日間返金保証)
Udemy (AWSで検索します)
4. Geekjob
インフラエンジニアとして学習するなかで、AWSの技術も学べるスクールです。サーバやネットワーク、AWSやデータベースなど、幅広い領域を学べます。
特徴としては、就業支援までのサービスが付いており、さらに費用が無料で学べます。そのため、これからスキルアップをし、エンジニアとして働きたい方向けです。
◆ 学習内容
- サーバ構築(Linux)
- ネットワーク(Cisco機器操作)
- AWSの基礎知識
- データベース
◆ 料金
- 期間: 最短1か月
- 料金: 無料
◆ 基本情報
- 受講方法: 通学(東京)・オンライン
- サポート: 通学指導・オンライン
- 転職支援: 〇
- 無料体験: 〇
5. とらくら
AWSに特化したオンラインスクールです。コースは2種類あり、インフラの環境構築コースと、WordPress環境構築コースがあります。
講師からマンツーマンでレッスンをうけられます。
◆ 学習内容
コース | 学習内容の例 |
インフラ環境構築 |
|
WordPress環境構築 |
|
◆ 料金
- インフラ環境構築 224,400円 WordPress環境構築 198,000円 (税込)
◆ 基本情報
- 受講方法: オンライン
- サポート: マンツーマン
- 転職支援: ×
- 無料体験: ×
6. AWschcool
AWSの基礎から応用までを学べる少人数制のスクールです。メインの講師は、AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナルを保有しています。
学習内容は、個別に相談できるため、オーダーメイドで設計できます。
◆ 学習内容
講座名 | 学習内容 |
入門 | ・AWS概要紹介、活用のメリット/デメリット、主要機能 |
ハンズオン講座 | ・WEB3階層の構築 |
資格取得支援(仮) | ・AWSの資格取得支援 |
上級個別講座 | ・オーダーメイドの学習内容 |
◆ 料金
- 入門: 5,000円(税込)
- ハンズオン講座: 20,000円(税込)
- 資格取得支援: 未公開
- 上級個別講座: 未公開
◆ 基本情報
- 受講方法: 通学
- サポート: 通学指導
- 転職支援:×
- 無料体験:×
7. Code × Code
AWSの技術と、クラウドエンジニアの業務に必要な知識を学べるスクールです。また、AWSを扱うために必要なLinuxの基礎知識も学びます。
◆ AWSに関する学習内容
AWSに関する学習項目 | 学習内容 |
AWS基礎 |
|
AWSの管理 |
|
上記以外にも、Linux関連では、次のような内容を学習します。
- Linux基礎
- ネットワーク基礎
- Linuxアーキテクチャ
- サーバーの構築
- シェルスクリプト
- システムログの管理
学習をするときには、オンライン上で学習を進めます。
◆ 料金
- 228,000円(税込)
- ※ Code×Codeのキャリアサポートを利用し、Code×Codeが紹介する企業への内定が決定した場合、お祝い金として 200,000円をキャッシュバックされる。
◆ 基本情報
- 受講方法: オンライン
- サポート: チャットサポート
- 転職支援: 〇
- 無料体験: ×
Code × Code (新規受け付けを停止しています)
まとめ
本記事は、AWSを学べるおすすめのスクールを比較し、その違いをご紹介しました。
おさらいをすると、学習スタイルや求める内容によって、おすすめの講座が変わります。
求める内容 | おすすめのスクール |
オンラインで学びたい | レイズテック |
通学で学びたい | Winスクール、AWschcool |
AWSを深く学びたい | レイズテック |
インフラ技術など幅広く学びたい | Code × Code |
無料で学びたい | Udemy |
なお、AWSに関する資格やスクールに関する情報は、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ AWS資格の取得方法!種類や概要、難易度、勉強方法(無料あり)
・レイズテックの評判や口コミ!メリット・デメリット、料金を解説!
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Writer/編集者: 松田康