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ネットショップの開業資金はいくらか。相場と7つの費用の内訳【2019年】


ネットショップの開業資金として、いくらが相場でしょうか。

ネットショップ作成ツールの導入費用や月額費用販売手数料や、ロゴを制作する費用、ドメインを取得する費用や、商品を仕入れる費用や配送費用、宣伝広告費など、様々な資金が必要です。

そこで、ネットショップの開業に必要な11の費用の内訳と相場をまとめました。

本記事は、ネットショップの開業費用とその内訳をご紹介します。

【参考文献】 成功する ネットショップ集客と運営の教科書
       染谷 昌利  (著), 鈴木 珠世  (著) 2014年

 

ネットショップの開業に必要な資金

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ネットショップを開業するには、いくらが必要でしょうか。

一般的に、起業や開業をするにあたっては、設備資金運転資金が必要です。中小企業庁の創業の手引きで、「創業時の資金計画書」を入手することができます。

◆ 開業資金の内訳(中小企業庁)※ 表の左側をご覧ください。

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【出典】 中小企業庁のホームページ 創業時の資金計画表

上の表と照らし合わせた場合、ネットショップは店舗などの設備資金が少額のため、運転資金大半となります。そして、ネットショップの開設に必要な費用は、次の11点に分けられます。

  1.  ネットショップの構築費用
  2.  ドメインの取得費用
  3.  商品の仕入れ資金
  4.  配送費
  5.  梱包資材(段ボール、クラフトテープなど)の費用
  6.  宣伝広告費
  7.  ロゴやデザインの制作費用
  8.  パソコンやプリンターの費用
  9.  ショップカードの制作費用
  10.  電話・FAX回線の費用
  11.  ウイルス対策ソフトの購入費用

それぞれを詳細にご紹介します。

 

1. ネットショップの構築費用

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ネットショップを構築するには、2つの方法があります。

  1.  自前のネットショップを作る
  2.  ショッピングモールに出店する

それぞれの場合に発生する費用をご紹介します。

◆ 代表的なネットショップ作成ツール

クラウドでネットショップを作れるツールを利用することで、自前のネットショップを作れます。主なツールの料金表をご紹介します。

  月額費用 初期費用 手数料 参考リンク
Makeshop 3000円~ 10,000円 3.6%~ Makeshopの公式サイト
カラーミーショップ 900円~ 3.240円 4%~ カラーミーショップの公式サイト
STORES.jp 0円 0円 5% STORES.jpの公式サイト
BASE 0円 0円 6.6%+40円 BASEの公式サイト

◆ ショッピングモールの利用料

自前でネットショップを作るのではなく、ショッピングモールに出店します。主なショッピングモールの料金プランをご紹介します。

  初期費用 月額出店料 システム利用料
楽天市場 60,000円 19,500-1,000,000円 2%~5.5%
Amazon 0円 4,900円 8~45%
Yahoo!ショッピング 0円 0円 0%

【参考記事】 ・ ネットショップの比較・選び方 【2019年】
       ・ MakeShopの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
       ・ カラーミーショップの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
       ・ BASEの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を解説【2019年】

 

2. ドメインの取得費用

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ネットショップを開業するときに独自ドメインを持つことは重要です。

売りたい商品の名前を含めたドメイン名にすることで、その商品名で検索されたときに検索の上位に表示されます。なお、ドメインを取得するためには、ドメインの取得サービスを利用します。

ドメインの種類にもよりますが、月額200円~1000円くらいで取得ができます。

【参考記事】 ・ ドメイン取得サービスの比較!料金表付き【2019年】
       ・ 独自ドメインのメリットと、ドメイン名を選ぶ3つのコツ

 

3. 仕入れ代金

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ネットショップを開業するには、商材が必要となります。商品の仕入れには2つの方法があります。

  •  既に市場に出回っている商品を仕入れる
  •  オリジナルの商品を開発する

オリジナルの商品を開発する場合には開発コストなどの初期コストがかかるためリスクは大きくなります。しかし、他社とは差別化を図ることができるので、高い利益率を確保できます。

一方、仕入れ商品を取り扱う場合には、在庫のコストも発生しないため、リスクを低くできます。商材を安く仕入れることができるサイトがありますので、ぜひご覧ください。

◆ NETSEA

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5000社以上の業者が扱う160万点以上の商品を取り扱っています。25万社のバイヤーが購入している日本を代表するインターネット専用の卸サイトです。

アパレル、ファッション、雑貨、美容・健康、家具・インテリア、店舗・事務用品、家電・AV・コンピューター、食品・飲料などを取り扱っています。入会費や月会費は無料です。

NETSEA

【参考記事】 ・ 仕入れサイトの比較! 国内を代表する12サイトをご紹介

 

4. 配送費

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実店舗と異なり、ネットショップの場合には商品の配送費がかかります。送料は運送会社から提示される運送の見積りに大きく左右されます。

また、配送する商品が増えれば、運送見積りにおける値引きが適用されます。商品の配送をするには、スピードと補償を満たす発送方法と、 安さを優先する発送方法があります。

◆ スピードと補償を満たす発送方法

  •  日本郵便 ゆうパック
  •  ヤマト運輸 宅急便
  •  佐川急便 飛脚宅配便

◆ 安さを優先する発送方法

到着が多少遅れたり、保証が付かなくても送料を可能な限り抑えたいというお客様には、定型外郵便や、レターパックプラスなどの方法があります。

  •  定型外郵便
  •  レターパック

宅配便だけでも複数の企業があり、それぞれに様々なサービスがあるため、自分のお店で扱う商品は、どの配送業者がいいか悩むこともあるかとおもいます。

そんなときは、「送料の虎」などの料金比較サイトを利用して調べてみてください。

◆ 送料の虎

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株式会社オクルコムが運営をする宅配便送料などをできるサイトです。「発地」と「着地」、「大きさ」、「重量」を選んで検索をすることで、各社の送料が一覧で表示されます。

送料の虎

 

5. 梱包資材の費用

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商品を配送するためには、段ボールや緩衝材、クラフトテープな納品書用紙などの梱包資材が必要となります。梱包資材の購入は、ネット通販が安いです。

◆ アスクル

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アスクルが運営するオフィス用品、現場用品の通販サイトです。名前の通り、当日または翌日には商品を配送してもらうことができます。

アスクル

 

6. 宣伝広告費用

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ネットショップを開業し軌道にのるためには、宣伝広告費を用意する必要があります。
宣伝広告には次のような手法があります。

  •  検索連動型広告(リスティング広告)
  •  アフィリエイト広告
  •  ブログの運営
  •  メルマガの運営

 

6.1 検索連動型広告(リスティング広告)の費用

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リスティング広告とは、その名の通り検索エンジンでキーワードを検索したときに
検索結果とともにそのキーワードに関連した広告を表示させます。

通常の検索結果と同様の形で上位に表示されますので、費用対効果が高いと言えます。

クリック課金型が一般的であり、表示された広告に対してお客さまがクリックしたときに
初めて課金される方式です。クリックされたときだけ料金が発生するため無駄がありません

代表的なサービスは2つあります。

またどちらのサービスを利用すると偏るのではなく、どちらも利用してみて、費用対効果の高いほうに広告宣伝費をかけていくようにしてください。なお、必要な広告費は、掲載するキーワードによって変動します。

 

6.2 アフィリエイト広告の費用

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アフィリエイト広告とは、ブログやWebサイトの運営者が広告主向けへのリンクを掲載することで、ユーザが広告主のサイトに訪問をし、商品を購入などをした段階で料金が支払われる仕組みです。

アフィリエイト広告は、商品を購入する、資料を請求するなどのアクションをした段階で課金される方式なため、完全な成果報酬型の広告形態といえます。

アフィリエイト広告の魅力は、ブロガーやレビューの体験によって口コミで他人に紹介してもらう点です。それにより、ショップや商品に信頼感や安心感が拡散されます。

アフィリエイト広告を始めるにはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と呼ばれる専門業者に登録する必要があります。

代表的なアフィリエイトプログラムを2つご紹介します。

アフィリエイト広告には、初期費用、月額費用、アフィリエイターへの報酬費用が発生します。

 

6.3 ブログの運営費用

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ネットショップとは別に、ブログを開設することで集客をする方法です。

同じ商品を買う場合に、運営者の親しみが感じられるショップで買いたいところです。また、ブログを書くことで、ネットショップ側のSEOにも効果があります。

自社でブログの環境を構築するか、あるいは有料のサービス(JUGEMなど)をつかって、ブログを始めてみましょう。

◆ JUGEM (ブログサービス)

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GMOペパポ株式会社が運営する会員数200万人を超える日本を代表するブログサービスです。ネットショップのブログに活用されている方も多数います。

なお無料でも利用できますが、月額300円を払うことで、独自ドメインをもてたり、ブログページの広告を非表示にできるので、ショップの信頼感を高めることができます。

JUGEM

 

6.4 メルマガの費用

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ホームページやブログは新規の顧客を獲得することが目的であるが、メルマガはリピート率を高めることを目指します。

有益な情報が載っているとお客様に見てもらえる可能性が高まります。そのため、お客様の利益につながるような情報を掲載していきます。

なお、最近のネットショップの構築ツールでは、メルマガを使える機能もあるのでそういったシステムを利用したいところです。

 

7. ネットショップのデザイン制作費

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ネットショップのデザインは、ネットショップの構築ツールが提供するテンプレートのデザインを
利用すれば無料となります。

一方、オリジナルのデザインでネットショップを作る場合には、次のような機材やソフトが必要となります。

  1.  デジカメ
  2.  撮影画像を修正するソフト(Adobe Photoshop CC)
  3.  デザイン、画像作成ソフト(Adobe Illustrator CC)

Adobe社のPhotoshop CCやIllustrator CCはCreative Cloud というサービスを購入することで
利用できるようになりました。月額利用料となっており、月額2,980円から利用できます。

Adobe Creative Cloud

 

8. パソコンやプリンターの費用

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ネットショップを作るには、パソコンプリンターは欠かせません。

自前でネットショップを作る場合でも、クラウドサービスを使ってネットショップを作る場合には、最低限のスペックがあれば十分動作します。

ただし、動画を作りたい場合や、オリジナルのデザインを作るために、PhotoshopやIllustratorを入れたい場合には、10万円前後のパソコンがあると作業がスムーズです。

 

9. ショップカードの作成費用

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ネットショップ用のショップカードや名刺を作ります。

ショップ名や屋号、ホームページ・ブログのURL、メールアドレスやSNSのアカウントを掲載します。URLを入力するときには、QRコードを添付すると親切です。

QRコードは無料で簡単に作れるツールがあるので、活用すると便利です。

【参考記事】 ・ ハンドメイド作家必見!ショップカード・名刺の作り方(見本付き)

 

10. 電話・FAXの費用

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ネットショップで注文を受けるときに、電話番号やFAX番号があると親切です。

また、商品を卸問屋から仕入れをするときに、FAXを活用することがあります。インターネット環
境さえあれば、パソコンでもスマホでもFAXを受付けたり、送信できるサービスもあります。

◆ インターネットFAX

 

11. ウイルス対策ソフトの費用

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ネットショップを運営するにあたり、顧客情報を扱うようになります。

ウイルスや不正アクセスなどで、顧客情報が漏えいすると大変です。そのため、仕事で使うパソコンやスマートフォンなどについてはウイルス対策ソフトを入れる必要があります。

◆ 代表的なウイルス対策ソフト

 

12. 開業資金をかけないで開業したい場合

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前章でご紹介した通り、ネットショップの開業では、システムの利用料やドメイン利用料などの固定費と仕入代金、配送費、梱包資材費、宣伝広告費などの変動費が発生します。

取り扱う商材や、どの程度リスクを背負って開業するかによって資金に大きな変動がでます。

最小限のコストでスタートするのであれば、仕入の商材にもよりますが、30~40万あれば、十分にスタートできます。(ただ、できれば50万円くらいは見ておきたいものです。)

いきなり多額の投資をするのではなく、小さくスタートして、商品のお客様の反応などを見ながら、徐々に広告費などの投資を拡大して、軌道に乗せていくことになります。

 

まとめ

本記事は、ネットショップを開業する方向けに、どれくらいの資金が必要かご紹介しました。
ネットショップの開設に必要な11の費用の概算と、コストの下げ方をご紹介しました。

なお、ネットショップの外注の仕方、宣伝の仕方などを別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ ネットショップの外注をするときの3つのチェックポイント!
       ・ ネットショップを宣伝する5つの方法!初心者でもできる広告
       ・ ネットショップのデザインを分析!繁盛店に共通する3つの法則

ご参考になれば幸いです。

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