オンライン商談システムを比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。
ソフトをインストールせずに商談を始められるシステムや、商談内容を録画できるシステム、複数拠点で使えるシステム、商談内容をテキスト化できるシステムがあります。
そこで、オンライン商談システムを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、オンライン商談システムおすすめ7選を比較し、その違いをご紹介します。
オンライン商談システムおすすめ7選の比較
オンライン商談システムを選ぶときに、次の8つのポイントはチェックしたいところです。
- お客様は事前に、ソフトをインストールする必要があるか。
- お客様に資料を共有できるか。
- 複数拠点で同時に接続できるか。
- 営業内容を録画できるか。
- 音声を自動でテキストにできるか。
- Web上で名刺交換ができるか
- サポートを受けられるか。
- 料金はいくらか。
上記をもとに、おすすめのオンライン商談システムをリストアップしました。
それぞれのシステムの特徴を紹介します。
オンライン商談システムの比較表
オンライン商談システムの機能の違いを、比較表にしてまとめました。
◆ オンライン商談システムの比較表
ベルフェイス | B-Room | RemoMee | Remote | はなスポット | VCRM | Calling | |
ソフト要否 | 〇(不要) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ×(要) |
資料の共有 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
複数拠点 | 未公開 | 〇 | 未公開 | 未公開 | 〇 | 〇 | 〇 |
録画 | 〇 | 〇 | 〇 | 未公開 | 未公開 | 未公開 | 〇 |
テキスト化 | 〇 | 〇 | 〇 | 未公開 | 〇 | 未公開 | 未公開 |
名刺交換 | 〇 | 〇 | 〇 | 未公開 | 〇 | 未公開 | 未公開 |
サポート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
各のシステムの特徴をご紹介します。
1. ベルフェイス
お客様はソフトをインストールする必要なく、ブラウザだけでオンラインの商談ができます。
商談をする方法は2つあります。一つは、お客様にネットで「ベルフェイス」と検索をしてもらって、接続ボタンを押すだけで、商談を始められるシステムです。
もう一つは、お客様のメールアドレスに招待のURLを送って、商談を始められます。
さらに、営業の内容を録画することができ、さらにトークを自動でテキスト化してくれます。そのため、部下の営業のトークを振り返り、助言をできます。
また、商談相手の方が、営業の資料を自由に見ることができ、お互いのマウスの位置で、どこを
見ているかわかります。
◆ 機能一覧
- インストールの要否:〇(インストール不要)
- 資料の共有:〇
- 複数拠点の接続:未公開
- 営業内容の録画:〇
- 音声のテキスト化:〇
- Webの名刺交換:〇
- サポート: 〇(チャット、専任カスタマーサポートによる導入支援)
◆ 料金プラン
未公開
2. B-Room
インターネットブラウザだけで、打ち合わせができる商談システムです。商談をするにあたって、URLで接続をする方法と、8桁のルームキーで、打ち合わせする方法が用意されています。
4か所まで複数拠点で、同時接続をする機能があるため、上司や技術者などを会議に同席してもらうことができます。打ち合わせ予定の前日に、お客様と営業の担当者にリマインドメールを送信する機能があります。
◆ 機能一覧
- インストールの要否:〇(インストール不要)
- 資料の共有:〇
- 複数拠点の接続:〇
- 営業内容の録画:〇
- 音声のテキスト化:〇
- Webの名刺交換:〇
- サポート: 〇(チャット、電話によるサポート)
◆ 料金プラン
プラン | S | M | L |
月額費用 | 35,000円 | 69,000円 | 400,000円 |
プラン | 1ルーム | 3ルーム | 30ルーム |
3. リモミー
リモミーのページに、商談番号を入力するだけで、打ち合わせができる商談システムです。画面を顧客と共有できるため、サービスのデモなどができます。
また、お客様の画面には表示されないメモを登録しておくことで、お客様にヒアリングしたい事項や連絡事項を抜けもれなく、伝えることができます。
Biztelと連携をすることで、外線番号を1つ、内線番号を3つもつことができます。さらに、通話を録音して商談の履歴データと紐付けて保管できます。
【出典】 zdnet
◆ 機能一覧
- インストールの要否:〇(インストール不要)
- 資料の共有:〇
- 複数拠点の接続:未公開
- 営業内容の録画:〇
- 音声のテキスト化:〇
- Webの名刺交換:〇
- サポート: 〇(メール)
◆ 料金プラン
プラン | RemoMeeスタンダード | BIZTEL連携プラン |
月額費用 | 15,000円~ | 20,000円~ |
4. RemoteOperator Sales
インターコムと検索をし、6桁の接続番号を入力することで、商談ができるシステムです。自分の画面をお客様に共有できたり、事前に登録したPDFファイルをお客様に見せる機能があります。
また、お客様の画面を自分が見る機能もあり、お客様に操作方法を説明できます。月額10,000円から使うことができます。
◆ 機能一覧
- インストールの要否:〇(インストール不要)
- 資料の共有:〇
- 複数拠点の接続:未公開
- 営業内容の録画: 未公開
- 音声のテキスト化: 未公開
- Webの名刺交換: 未公開
- サポート: 〇(電話)
◆ 料金プラン
営業担当者の数 | 月額費用 |
1~5人 | 10,000円 |
6~10人 | 9,500円 |
11~20人 | 9,000円 |
21~49人 | 8,500円 |
50人~ | 8,000円 |
5. はなスポット
8桁のルームキーを入力することで、オンラインで商談ができるシステムです。メールアドレスがわかるお客様には、URLを送って、ワンクリックで商談を始められます。
社内ユーザーとのみ共有することができるメモ機能や 、画面上で資料の共有あるいは受け渡しができる仕組みもあります。
なお、サポート窓口としては、ユーザー専用のチャット窓口やオンラインレクチャーを受けられる
リモートサポートがあります。
◆ 機能一覧
- インストールの要否:〇(インストール不要)
- 資料の共有:〇
- 複数拠点の接続:〇(4拠点)
- 営業内容の録画: 未公開
- 音声のテキスト化: 〇
- Webの名刺交換: 〇
- サポート: 〇(オンラインレクチャー)
◆ 料金プラン
プラン | Sプラン | Mプラン | Lプラン |
月額料金 | 35,000円 | 69,000円 | 400,000円 |
ルーム数 | 1 | 3 | 20以上 |
6. VCRM
お客様がインストール不要のオンライン商談システムです。最大10人までの同時接続できるシステムで、かつ事前にURLを発行できるため、社内会議や採用面接でも使えます。
また、商談を録画できるため、商談の振り返りや報告、新人に対する教育にも使えます。
また、導入が決定をした後は、VCRMによる導入コンサルティングを受けられ、活用方法や社内体制、資料の改善方法、トレーニング、商談のロールプレイイングを受けられます。
◆ 機能一覧
- インストールの要否:〇(インストール不要)
- 資料の共有:〇
- 複数拠点の接続:〇(10人)
- 営業内容の録画: 未公開
- 音声のテキスト化: 未公開
- Webの名刺交換: 未公開
- サポート: 〇(電話)
◆ 料金プラン
- 初期費用:98,000円
- ルーム: 36,000円/4ルーム
7. Calling
ルームのURLを送って、オンラインで商談ができるシステムです。画面の共有や資料の共有が行え、共有メモやホワイトボード機能などもあります。
ただし、スマホ・タブレットで利用するときには、専用のアプリをインストールする必要があります。また、相手先のメールアドレスがわからないと、商談ができないという課題があります。
◆ 機能一覧
- インストールの要否:×(インストールが必要)
- 資料の共有:〇
- 複数拠点の接続:〇
- 営業内容の録画: 〇
- 音声のテキスト化: 未公開
- Webの名刺交換: 未公開
- サポート: 〇(チャット)
◆ 料金プラン
1ID:月額1,500円
まとめ
本記事は、オンライン商談システムおすすめ7選を比較し、その違いをご紹介します。
おさらいをすると、求める内容によっておすすめのシステムが変わります。
求める内容 | おすすめのシステム |
商談内容を録画したい | ベルフェイス、B-Room、リモミー |
複数拠点で使いたい | B-Room、はなスポット 、VCRM |
商談内容をテキスト化してほしい | ベルフェイス、B-Room、リモミー、はなスポット |
安く使いたい | Calling |
なお、営業をAIで自動化するシステムについては、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 営業を自動化できるツール5選!フォーム営業、AIの活用方法
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Writer/編集者: 松田康