Windowsを利用できるVPSを比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。
CPUやメモリなどのスペックはもちろん、サポート体制や自動バックアップの有無などに違いがあります。また、料金体系が違うため、誤った選択をすると余計な出費が発生する場合もあります。
そこで、Windows VPSを選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、Windowsを利用できる国内、海外のVPSを比較し、その違いをご紹介します。
1. Windows VPS選びのポイント
Windows VPSを選ぶときには、次の3つのポイントをチェックします。
- 機能の充実度(サーバーの稼働率、バックアップ、セキュリティ、サポート)
- 料金(月額費用や初期費用がリーズナブルで、コストパフォーマンスが良いか)
- リモートデスクトップ機能の有無(リモートでの操作、仮想デスクトップの性能)
上記のポイントを基準に比較・検証を行い、おすすめのWindows VPSの総合ランキングを作成しました。
手っ取り早く、各ツールの特徴をご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。
- カゴヤのVPS
- ConoHa VPS
- ABLENET VPS
- お名前.com デスクトップクラウド for MT4
- ウィンサーバーVPS
- Xserver VPS for Windows Server
- シンクラウドデスクトップ for FX
- Indigo for Windows Server
- さくらのVPS
- 使えるネット
- SPPD仮想Windowsデスクトップサービス
- GMO VPS
- ウィルネット
- WIN-VPS.com
- Time4 VPS
2. Windows VPSの比較(機能、料金、リモートデスクトップ)
Windows VPSについて、以下の視点で比較・検証しました。
それぞれの視点で、ランキングを作ってみました。
2.1 機能の充実度
機能の充実度で検証しました。具体的には、次の2点でチェックしました。
- 初心者でも操作しやすいか(作業手順がわかりやすいか、UIが使いやすいか)
- セキュリティとサポート体制が充実しているか(バックアップ機能、サポート対応時間、SSL証明書の対応状況)
その結果、ConoHa VPS > ウィンサーバーVPS >ABLENET VPSでした。特に、ConoHa VPSは、電話サポートや回線速度などが高く評価され、セキュリティ機能も充実しているため、初心者にも適しています
2.2 料金
料金という視点で検証しました。具体的には、次の3点でチェックしました。
- 月額費用はいくらか
- 初期費用はいくらか
- 時間課金が可能か(短期利用時にコストを抑えられるか)
検証をした結果、カゴヤのVPS >Indigo for Windows Server > GMO VPSでした。カゴヤのVPSは、日額課金が可能で、短期利用には非常にコストパフォーマンスが高いため、おすすめできます。
なお、VPSのスペックごとに料金を比較しました。
2.3 リモートデスクトップ機能
リモートデスクトップ機能の有無について検証しました。特に、リモート操作のレスポンスや、デスクトップ環境のスムーズさが重要なポイントです。
結果、お名前.com デスクトップクラウド > ConoHa VPS > Xserver VPS でした。お名前.com デスクトップクラウドは、リモートデスクトップ環境のパフォーマンスが高く、FX自動売買など、リモート操作を多用するユーザーに特に好評です。
Windowsを利用できるVPSの比較・選び方
Windowsを利用できるVPSを選ぶにあたり、次の5つのポイントを比較・検討したいところです。
- どのような目的で使うか。(FXの自動売買、短期間の実証実験、リモート環境の用意)
- 利用可能なOSのバージョンはなにか。(Windows ServerのOS、エディション)
- Microsoft Officeは利用するか。
- スペックはどうか。(CPU、メモリー、SSD/HDD、データの転送量)
- いくらで利用できるか。(月額費用、初期費用、最低利用期間)
上記の観点から、おすすめのVPSをリストアップしました。
- カゴヤのVPS
- ConoHa VPS
- ABLENET VPS
- お名前.com デスクトップクラウド for MT4
- ウィンサーバーVPS
- Xserver VPS for Windows Server
- シンクラウドデスクトップ for FX
- Indigo for Windows Server
- さくらのVPS
- 使えるネット
- SPPD仮想Windowsデスクトップサービス
- GMO VPS
- ウィルネット
- WIN-VPS.com
- Time4 VPS
それぞれを詳細に説明します。
1. カゴヤのVPS
カゴヤ・ジャパン株式会社が運営しているVPSサービスです。日額33円で利用できるVPSサービスです。日額で利用できるため、ムダなコストをかけないで済みます。
初期費用は無料であり、他のVPSと比べても格安です。
◆ 料金プランとスペック※ 2024年9月13日時点
CPU | 1コア | 2コア | 4コア | 6コア | 8コア | 10コア |
日額費用 | 36円 | 52円 | 142円 | 228円 | 433円 | 804円 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
メモリ | 1GB | 2GB | 2GB | 6GB | 8GB | 16GB |
SSD | 35GB | 40GB | 60GB | 120GB | 200GB | 600GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2022、 Windows Server 2019 Datacenter(64bit)、Windows Server 2016 Datacenter(64bit)
- 回線速度: 未公開
- プランの変更: 可能
- 電話によるサポート: あり
- 自動バックアップの機能: ない
- お試し版: なし
カゴヤVPSの良い評判をまとめると、コスパの良さが評価されています。
おはようございます!
さぁ今日から日足ブレイクEAのフォワード開始
まずは1ヵ月完全放置してみようVPSはカゴヤさん、ちょっと動きが遅いのが心配ですけど・・
— M@FX兼業初級 (@M_sideline) January 22, 2024
Xserver VPS、2GBの1ヶ月更新だと割と高めだから12ヶ月更新の方が良さそうだな。
あと1ヶ月更新だとKAGOYA VPSが少しSSD容量少ないけど600円代で契約できるからコスパだったらカゴヤかな— ねくす (@utaha_ne) January 14, 2024
一方、セキュリティに不安がある声もありました。
カゴヤのVPS windows serverを契約。色々設定しないと思うように行かないことだらけ笑
— ねぴあ (@OzXccXgyTHmxvqt) March 11, 2023
カゴヤVPS、メールで本当に申し込んだ?と連絡があり、確認メールを返信したら開通した
…のは良いのだけど、開通案内メールに自分が申し込みフォームから打ち込んだパスワードが平文で記載されている
パスワード管理どうなってんだ??
割と有名なイメージだったけど、使ってる人の意見聞きたいかも— Jun Ohashi (@Jun_Ohashi) May 8, 2024
2. ConoHa VPS
GMOインターネット株式会社が運営するConoHaのWindows Serverシリーズです。Microsoft OfficeやGoogle Chrome、Skypeなどがプレインストールされており、仮想デスクトップ環境として利用しやすいです。
支払い方法が多様で、クレジットカード、Amazon Pay、Paypal、Alipay、銀行決済、コンビニ支払いなどに対応しています。初期費用が無料、かつ最低利用期間がない点で手軽に使えます。
なお、3か月以上利用する場合には、VPS割引キップを利用することで、最大10パーセントお得になります。
◆ 料金プランとスペック(税込)※ 2024年9月13日時点
まとめトクの場合(12か月の場合)
プラン | WIN1GB | WIN2GB | WIN4GB | WIN8GB | WIN16GB |
月額費用 | 1,102円 | 2,215円 | 4,320円 | 8,531円 | 16,081円 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
CPU | 2コア | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB |
SSD | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
時間課金の場合(最低利用期間なし)
プラン | WIN1GB | WIN2GB | WIN4GB | WIN8GB | WIN16GB |
月額費用 | 1,210円 | 2,420円 | 4,719円 | 9,317円 | 17,545円 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
CPU | 2コア | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB |
SSD | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
ConoHaのVPS Windows Serverの料金プランを見る
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2022、2019 Datacenter Edition / Windows Server 2016 Datacenter Edition
- 回線速度:100Mbps 共有回線
- プランの変更可否:変更可能
- 電話によるサポート: あり
- 自動バックアップの機能: 不明
- お試し版:なし
【参考記事】 ・ ConoHa for Windows Serverの使い勝手と評判
ConoHaのWindows Serverの良い評判をまとめると、スムーズな動作や利用期間が柔軟である点が評価されています。
EAはやったことないですね。
EAの動作に不安ということであれば、conohavps(https://t.co/iLbzZuU3hj)が利用期間の縛りがない時間単位の契約があるのでそちらでスペック試して駄目なら解約してみたいな形でテストしてみてはいかがですか?(早期解約に関してはご自身でしっかりとご確認下さい)— maggie@FX (@__mad_maggie) January 7, 2024
最近conohaのレンタルサーバー(Windows Server)を契約してみたけど、月々2000円ちょっとで立てられてお手頃で、なによりこのデスクトップがデータセンターにあると思うととても感動した。
— よっしー♐♓ (@11ry14) January 5, 2023
一方、悪い評判としては、サポートの対応や解約時のライセンスについて注意が必要です。
conohaでWindowsサーバ借りてるんだけど、謎のエラーで入金チャージできない。
通常サポート問い合わせらしいんだけど、サポート電話窓口が年末全く受けてつけて無いのは想定外なんよ・・・。— masachaco@楽曲公開中(固定ツイ) (@masachaco) January 3, 2024
conohaでwindows serverを削除したのにofficeのライセンスだけ残ってずっと毎月2500円かかり続けてた
使う場所がなくてもライセンス料はかかり続ける
忘れてるアホから搾取する携帯会社みたいな仕組みにしてあるのかよく見たらGMOのサービス。。。
気をつけなきゃいけなかった— tomoaki kobayashi (@_tomoaki_k) March 2, 2023
3. ABLENET VPS
老舗のレンタルサーバーABLENETのVPSサービスです。全プランSSDを採用しており、データ転送量も無制限です。仮想デスクトッププランもあり、MT4などFXの自動売買ツールも利用できます。
また、オプションでMicrosoft Office SALを選ぶと、Microsoft Officeを利用できます。MT4のインストールの仕方もわかりやすく、各証券会社や為替取引所からソフトをダウンロードします。
ソフトをインストール後、デスクトップにあるプログラムを起動します。
次のような画面が立ち上がれば、完了です。
(出典) ABLNET VPS より
◆ 料金プランとスペック ※ 2024年9月13日時点
プラン | Win1 | Win2 | Win3 | Win4 | Win5 |
月額費用(税込) | 1,931円~ | 2,621円~ | 4,166円~ | 6,194円~ | 16,001円~ |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
CPU | 仮想2コア | 仮想3コア | 仮想4コア | 仮想5コア | 仮想8コア |
メモリ | 2GB | 3.5GB | 6GB | 10GB | 16GB |
HDD | 100GB (SSD 60GB) |
100GB (SSD 120GB) |
200GB (SSD 150GB) |
200GB (SSD 150GB) |
SSD 150GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2022、2019、 2016
- 回線速度: 200Mbps 共有回線
- プランの変更: 可能
- 電話によるサポート: なし
- 自動バックアップの機能: なし
- お試し版: あり
【参考記事】 ・ ABLENETのVPSの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を解説!
ABLENETの良い評判をまとめると、実績のある点が評価されています。
お名前VPSあまりに高杉。
契約更新期間を迎えるが、解約します。今後は
国内口座→ABLENET
海外口座→HYONIXで、EA運用しまっす (´・Д・)」
— ケイケイ(K_K) (@noranuco101) March 24, 2024
ただ、値上げをしている点に不満に思っている方がいます。
ABLENET、無茶値上げじゃん。安い海外VPS探さないと。
— 嵌株上等! (@hamekabu_jyouto) February 15, 2023
WIN-VPSを4年弱使ってます
年156ドル(BRONZE3なので少しお高め)
画像はMT4(3枚),MT5(2枚)のリソース状態
ABLENETやFBS無料も使ってましたが、操作感が一番重いです
ただMT4で放置するだけなら私はこれで十分ですが、頻繁にEA入れ替えなどする方にはストレスなぐらいRDPが重いかもしれません pic.twitter.com/wvA71WQhgv— ITサービス屋さん@EA作成請負人 (@FX_SysTradeEA) February 2, 2023
自動売買用のVPS変えようと思うんだ
ABLENET使ってるけど画面が小さいのよねデスクトップ全体に広がるくらい
要は自分のPCの画面と同じくらいに
展開できるVPS無いかねぇ・・・。しかし稼働EA増えたね~現在6種類#自動売買
— じゅりあーに3世 (@Messiah3rd) May 12, 2024
4. お名前.com デスクトップクラウド for MT4
GMOインターネット株式会社が運営するWindowsサーバーのリモートデスクトップサービスです。上記2つのVPSサービスとはやや趣向が異なり、データセンター内にあるWindowsサーバーをリモートデスクトップで利用できるサービスです。
Webやメールなどのサーバー関連の機能はなく、デスクトップ環境が用意されています。MT4をはじめとするFXの自動売買ツールを実行させる場合はおすすめできます。
また、サービス品質保証制度(SLA)を導入しており、99.99%以上の月間サーバー稼働率を保証し、水準を下回った場合は返金保証をしています。
- 99.99%未満 99.50%以上の場合: 10% 返金保証
- 99.50%未満: 30% 返金保証
◆ 料金プランとスペック ※ 2024年9月13日時点
プラン | スタートアップ2G | スタートアップ3G | スタンダード4G |
月額費用(税込) | 2,640円 | 3,630円 | 4,620円 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
メモリー | 2GB | 3GB | 4GB |
MT推奨個数 | 3 | 5 | 8 |
CPU | 3コア | 4コア | 8コア |
SSD | 120GB | 150GB | 200GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2019(デスクトップはWindows10のイメージ)
- 回線速度: 10Gbps 共有回線
- プランの変更: 可能
- 電話によるサポート: あり
- 自動バックアップの機能: ない
- お試し版: なし
お名前ドットコムデスクトップの良い評判をまとめると、スマホからアクセスできる点が評価されています。
去年はプチフリーズがひどかったお名前.comのデスクトップクラウドのVPSだけど、改善されたのかいつの間にか全く発生しなくなっていた。
— 無料EA「ダ・ヴィンチ」公式【ゴールド&FX全通貨対応】 (@Davinci_EA) February 10, 2024
はじめまして!私MT4は使ってないですが、お名前.comのMT4向けデスクトップクラウドとかはどうですか?画面小さいですがスマホからも操作できるはずですよ。
— レックス@foREX (@listingafi) February 10, 2024
5. ウィンサーバーVPS
アシストアップ株式会社が運営するVPSサービスです。Windows Server 専門のホスティングサービスであり、WindowsサーバーやVPS、仮想デスクトップサービスなどを提供しています。
最新のWindowsOSを利用でき、Windows Server 2022、2019、2016を利用できます。また、MicrosoftのHyper-Vを利用しています。
◆ 料金プランとスペック(税込)※ 2024年9月13日時点
プラン | VPS23-1G | VPS23-2G | VPS23-4G | VPS23-6G |
月額費用 | 1,045円~ | 2,090円~ | 3,850円~ | 6,160円~ |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
CPU | 3コア | 4コア | 6コア | 7コア |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 6GB |
SSD/HDD | 120GB/150GB | 150GB/250GB | 250GB/0.4TB | 0.4TB/0.6TB |
プラン | VPS23-8G | VPS23-12G | VPS23-16G | VPS23-32G |
月額費用 | 8,250円~ | 13,200円~ | 15,950円~ | 31,900円~ |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
CPU | 9コア | 9コア | 10コア | 12コア |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB | 32GB |
SSD/HDD | 550GB/800GB | 700GB/900GB | 1TB/1,4TB | 2TB/2,8TB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2022/2019/2016
- 回線速度: 非公開
- プランの変更: 〇
- 電話によるサポート: あり
- 自動バックアップの機能: ない
- お試し版: 〇
【参考記事】 ・ ウィンサーバーの使い勝手と評判!便利な点と不便な点をご紹介
口コミを調べていたところ、Xにコメントがありましたので、ご紹介します。
VPSを契約するならお名前よりWinServerの方が絶対にいい。前者は提示価格に加えてサービス調整料とか言って2000円くらい多くとる
WinServerは前者よりは小さな会社で、運用面に不安もあるが、担当者が親身になって対応してくれるし調整料もない
連絡しても3日も放置の前者を取る理由はもはやない— Marizo (@hagyson) March 22, 2024
6. Xserver VPS for Windows
レンタルサーバーの「エックスサーバー」が提供するWindows搭載のVPSです。Windows Server Hyper-Vを利用できます。
また、FXの自動売買をしたいときは、Windows Server for Remote Desktop(月額990円)をライセンスとして追加購入することで、仮想デスクトップ環境を利用できます。
OSは、Windows Server 2022 Datacenter Edition、Windows Server 2019 Datacenter Editionを利用できます。
◆ 料金プランとスペック(1か月単位)※2024年9月13日時点
プラン | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB |
月額費用 | 1,980円 | 3,960円 | 7,920円 | 15,840円 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB |
CPU | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア |
NVMe SSD | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2022 Datacenter Edition、Windows Server 2019 Datacenter Edition
- 回線速度: 10Gbps共有(200Mbps制限あり)
- プランの変更: 非公開
- 電話によるサポート: 〇
- 自動バックアップの機能: 非公開
- お試し版: なし
Xserver VPS for Windows Server
7. シンクラウドデスクトップ for FX
エックスサーバーVPSのシステムをベースに、FXに特化した自動売買専用のVPSです。FXの自動売買に欠かせない「MT4」や「MT5」の高速な処理に特化したサービスです。
CPU性能や約定速度、メモリの処理速度、ディスクアクセス性能において、他社のFX自動売買専用VPSサービスを上回ることを売りにしています。
◆ 料金プランとスペック(税込)※ 2024年9月13日時点
プラン | お試し | スタートアップ | スタンダード | プレミアム |
月額費用 | 3,250円~ | 4,030円~ | 6,250円~ | 9,361円~ |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
CPU | 2 | 3 | 4 | 8 |
メモリ | 2GB | 3GB | 5GB | 10GB |
SSD | 80GB | 150GB | 200GB | 300GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2022
- 回線速度: 10Gbps共用
- プランの変更: 未公開
- 電話によるサポート: 〇
- 自動バックアップの機能: ない
- お試し版: 〇
8. Indigo for Windows Server
NTTPCコミュニケーションズが提供するWindows VPSです。メモリ1Gから32Gまでのプランがあり、全プランでSSDを採用しています。月額902円から利用できます。
Windows ServerのリモートデスクトップのSALライセンスを利用することで、月額1,050円からリモートワークの環境を導入できます。
◆ 料金プランとスペック(税込)※ 2024年9月13日時点
月額費用 | 902円 | 1,740円 | 3,410円 | 6,840円 | 13,690円 | 27,390円 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB |
CPU | 2 | 3 | 4 | 6 | 8 | 10 |
SSD | 50GB | 100GB | 200GB | 400GB | 800GB | 1600GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2019 、Windows Server 2022
- 回線速度: 100Mbps~1GBps(プランにより変動)
- プランの変更: 非公開
- 電話によるサポート: ない
- 自動バックアップの機能: 〇
- お試し版: なし
9. さくらのVPS
さくらのインターネット株式会社が運営しているVPSサービスです。全プランSSDを搭載し、ハイスペックなWindowsサーバーを利用できます。
セキュリティソフトがプリインストールされているため、安心感があります。
◆ 料金プランとスペック(税込)※ 2024年9月13日時点
プラン | W1G | W2G | W4G | W8G |
月額費用 | 1,210円~ | 2,219円~ | 4,488円~ | 8,975円~ |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
CPU | 2コア | 3コア | 4コア | 6コア |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB |
HDD | 50GB | 100GB | 200GB | 400GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2022、2019 Datacenter Edition、Windows Server 2016 Datacenter Edition
- 回線速度: 100Mbps 共有回線
- プランの変更: 不可
- 電話によるサポート: あり
- 自動バックアップの機能: ない
- お試し版: あり
【参考記事】 ・ さくらのVPSの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
10. 使えるネット
使えるねっと株式会社が運営するVPSです。FXに特化したVPSサービスもあり、国内実績はNo.1を誇ります。
◆ 料金プランとスペック(FX専用のVPSの場合)※ 2024年9月13日時点
プラン | ゴールド | プラチナ |
月額費用 | 7,920円~ | 10,340円~ |
初期費用 | 2,200円 | 2,200円 |
メモリ | 4GB | 8GB |
SSD | 100GB | 200GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: 未公開
- 回線速度: 未公開
- プランの変更: 未公開
- 電話によるサポート: ある
- 自動バックアップの機能: あり
- お試し版: なし(ただし、30日間返金保証あり)
11. SPPD仮想Windowsデスクトップサービス
株式会社プレイングネットワークが運営する仮想Windowsのデスクトップサービスです。FXの自動トレードソフトMeta Trader 4がインストールされているため、すぐに操作することができます。
◆ 料金プランとスペック(OSがWindows Server 2016の場合)(税込)※ 2024年9月13日時点
プラン | ベーシック | パワフル | エクセレント |
月額費用 | 2,560円 | 3,730円 | 4,840円 |
初期費用 | 1,650円 | 1,650円 | 3,300円 |
メモリ | 2.5GB | 4GB | 6GB |
SSD | 60GB | 100GB | 100GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2016
- 回線速度: 270Mbps 共有回線
- プランの変更: 可能
- 電話によるサポート: ない
- 自動バックアップの機能: ない
- お試し版: なし
【参考記事】 ・ SPPDレンタルサーバーの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を解説
12. GMO VPS
GMOクラウド株式会社が運営するVPSサービスで、Windows サーバーを利用できます。
サーバーの稼働率を99.99%と保障しており、障害が発生した場合は、月額利用料の10%が返金されるなど、安心感のあるVPSサービスです。Pleskを使えるなど、サーバーの管理も簡単です。
◆ 料金プランとスペック(税込)※ 2024年9月13日時点
プラン | 1GB | 2GB | 4GB | 6GB | 8GB | 12GB |
月額費用 | 858円~ | 1,408円~ | 2,618円~ | 5,038円~ | 7,238円~ | 11,528円~ |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
CPU | 2コア | 3コア | 4コア | 5コア | 6コア | 7コア |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 6GB | 8GB | 12GB |
HDD | 50GB | 100GB | 200GB | 400GB | 600GB | 800GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2016 Standard x64、Windows Server 2008 R2 Standard x64、Windows Server 2008 R2 Enterprise x64
- 回線速度:100Mbps 共有回線
- プランの変更可否:上位プランの変更のみ可能
- 電話によるサポート: あり
- 自動バックアップの機能: ない(バックアップオプションの購入で可能)
- お試し版:あり
【参考記事】 ・ GMOのVPSの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
13. ウィルネット
Microsoft SQL Server を利用できるWindows VPSです。また、全プランでSSDが利用できます。さらに、Pleskコントロールパネルなどを選ぶこともできます。
◆ 料金プランとスペック(税込)※ 2024年9月13日時点
プラン | VZW3-10 | VZW3-20 | VZW3-30 | VZW3-40 | VZW3-50 | VZW3-60 |
月額費用 | 2,200円 | 3,520円 | 6,160円 | 12,100円 | 23,100円 | 45,100円 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
CPU | 2コア | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア | 10コア |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB |
HDD | 50GB | 100GB | 200GB | 400GB | 800GB | 1,600GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows server 2019 Datacenter、Windows server 2022 Datacenter
- 回線速度: 非公開
- プランの変更: 非公開
- 電話によるサポート: 非公開
- 自動バックアップの機能: 非公開
- お試し版: 非公開
14. WIN-VPS.com
2007年からサービスを始めている老舗の海外のVPSサービスです。Windowsだけでなく、LinuxなどのVPSも提供しております。さらに、24時間の技術サポートを受けられます。
格安ですが、ホームページは全て英語表記のため、英語に自信のある方向けのサービスです。
◆ 料金プランとスペック※ 2024年9月13日時点
プラン | Wood | BRONZE | SILZER | GOLD | PLATINUM |
月額費用 | $2.95 | $7 | $15 | $50 | $75 |
CPU | 1,000MHz | 2,000MHz | 8,000MHz | 14,000MHz | 20,000MHz |
メモリ | 1,024MB | 6,144MB | 12,288MB | 18,432MB | 24,576MB |
HDD | 100GB | 900GB | 1200GB | 4,200GB | 6,000GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows 7/8/10/2003/2008/2012/2016
- 回線速度: 未公開
- プランの変更: 未公開
- 電話によるサポート: あり(国際電話)
- 自動バックアップの機能: 未公開
- お試し版: なし
15. TIME4VPS
リトアニアにあるWindows VPSサービスです。OSは、Windows Server 2019と2016を利用できます。英語表記なので、注意が必要ですが、クレジットカードやPayPalなどで決済できます。
◆ 料金プランとスペック※ 2024年9月13日時点
プラン | windows2 | windows4 | windows8 | windows16 |
月額費用 | 15.03Euro | 21.53Euro | 31.93Euro | 59.23Euro |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB |
HDD | 40GB | 60GB | 80GB | 160GB |
◆ 基本情報
- 利用可能なバージョン: Windows Server 2019, 2016
- 回線速度: 2TB~
- プランの変更: 非公開
- 電話によるサポート: ない
- 自動バックアップの機能: ない
- お試し版: なし
まとめ
本記事は、Windowsを利用できる国内、海外のVPSを比較し、その違いをご紹介しました。
おさらいをすると、VPSに求めることにより、おすすめのVPSが変わります。
求めること | おすすめのVPS |
格安のVPSを使いたい | ABLENET VPS、Indigo、ConoHaのVPS |
MT4を使いたい | ABLENET VPS、お名前ドットコムデスクトップ、Winserver、使えるネット |
短期間だけ使いたい | ConoHaのVPS、カゴヤのVPS |
自動バックアップを利用したい | お名前ドットコムデスクトップ、Indigo |
海外のVPSを使いたい | win-vps.com、TIME4VPS |
電話によるサポートを受けたい | ConoHaのVPS、お名前ドットコムデスクトップ、Winserver |
なお、他のVPSサービスについては別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ GMOのVPSの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
・ お名前.comのVPSの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を解説!
・ カゴヤ(KAGOYA)VPSの使い勝手と評判!
・ ServersMan@VPSの使い勝手と評判!
・ さくらのVPSの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
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Writer/編集者: 松田康
ワールドプレスと仮想デスクトップ両方使いたいのですが、どちらのサーバーがおすすめでしょうか?
記事をご覧頂き、ありがとうございます。
ご利用の形態にもよりますが、料金を踏まえるとABLENETがオススメかと思います。
そして、仮想デスクトップを利用するので、Win1~4のプランから選びます。
なお、利用するときには、鮎瀬様が管理者となり、OSのみをインストールした状態で引き渡されます。
そのため、WordPress等の運用に必要なソフトウェアのインストールや設定は、鮎瀬様が行って頂く必要があります。
お試し版もあるので、一度操作性などを確認することをおすすめします。