昨今は、多くの方がメールアドレスをお持ちになっているため、
訃報をメールでお知らせすることが増えてきました。
当記事では、訃報をメールでお知らせする場合の留意点と文例をご紹介します。
訃報をメールでお知らせする場合の留意点
1. 記載する内容
5W1Hを意識して、次の5点を記入致します。
- なくなった方の名前
- 日時 (通夜、葬儀の日時)
- 場所
- 葬儀の形態(仏式、神式など)
- 喪主の氏名、連絡先
※ 死因は必ずしも記載する必要はありません。
2. 通知するタイミング
通夜、葬儀に参列される方には葬儀前日までですが、亡くなってから葬儀までの日数は
限られていますので、できるだけ早く伝える必要があります。
3. 事前に行いたい準備
メールを送る相手をリストアップしておきたいです。
生前中に、ご本人にお願いして、訃報を通知する方を リストアップしていただきましょう。
次の3つに分類するといいでしょう。
- お通夜または葬儀に参列いただきたい方
- 葬儀後にお知らせする方(できれば参列いただきたくない方)
- 知らせる必要のない方
こうすることで、伝え忘れを防げます。
文例1 ~ 葬儀前の通知 ~
件名
〇〇 〇〇逝去のお知らせ
本文
老母〇〇 〇〇が、久しく病気入院中のところ養生かなわず、今朝午前〇時〇分逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んで通知申し上げます。
追って、通夜及び告別式は下記のとおり仏式にて執り行います。
1. 通夜
◯月◯日 午後◯時より
東京都〇〇区 〇〇 〇ー〇ー〇 の自宅にて 地図は下記URLをご覧ください
http://URL
2. 葬儀・告別式
◯月◯日 午後◯時〇分より午後〇時〇分まで
東京都〇〇区 〇〇 〇ー〇ー〇 の〇〇斎場にて 地図は下記URLをご覧ください
http://URL
3. 喪主
鈴木 太郎
ーーーーーーーーーーー
鈴木 太郎
Mail: sample@sample.com
住所: 東京都〇〇区 〇〇 〇ー〇ー〇
TEL: 〇〇ー〇〇〇〇ー〇〇〇〇
文例2 ~ 葬儀前の通知 ~
件名
〇〇 〇〇逝去のお知らせ
本文
老母〇〇 〇〇が、久しく病気入院中のところ養生かなわず、
今朝午前〇時〇分逝去いたしましたので取り急ぎ、ご報知申し上げます。
生前は多年ご懇親を賜り、かつ病中も数度お見舞いくださり、
誠にありがとうございます。
老母はいつも、全快後は御礼を兼ねてお伺いせねばと申しておりましたが、
一昨日より容体急変し、医師の治療にもかかわらず、今朝眠るようにして瞑目いたしました。
なお、近親者にて通夜をすませた後、葬儀は〇月〇日〇時より、自宅にて仏式で執り行います。
葬儀・告別式
◯月◯日 午後◯時より
東京都〇〇区 〇〇 〇ー〇ー〇 地図は下記URLをご覧ください
http://URL
喪主
鈴木 太郎
ーーーーーーーーーーー
鈴木 太郎
Mail: sample@sample.com
住所: 東京都〇〇区 〇〇 〇ー〇ー〇
TEL: 〇〇ー〇〇〇〇ー〇〇〇〇
まとめ
訃報のお知らせでは、速く、正確に、伝えるべき人へ伝えることが重要です。
亡くなったあと葬儀までの間の日数はなく、気が動転しがちですが、早めに伝えましょう。
なお、訃報の連絡をはがきで送る場合には、別記事にまとめています。ご参考になれば幸いです。
【参考記事】・ 死亡通知 ~書き方と6つの文例(葬儀前の通知、密葬、社葬)~
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Writer/編集者: 松田康