メルマガの開封率を高めるには、どのような件名にすればいいのでしょうか。
読者の悩みや不満を解消できそうなキーワードを入れたり、件名を一目で理解できる文字数にすることで、メルマガの開封率が高まります。
そこで、メルマガの件名を書く前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、開封率を高めるメルマガの件名を書く3つのコツをご紹介します。
【参考文献】 ネット集客での売上に直結する 見込み客リスト(メールアドレス)の集め方・使い方
望月高清 (著) 2014年
1. 開封率が高まるメルマガの件名
メルマガを開封率を高めるためには、3つのポイントを押さえてメルマガを作ります。
- 16文字以内にする
- 読者の悩みや不満を書く
- 件名は本文の内容と一致させる
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 文字数
次の文章のうち、一目で、その内容を理解できるのはどれでしょうか。
- 請求書の金額について連絡ください (16文字)
- おはようございます。今日は、いい天気ですね。 (22文字)
- 再来週のお打ち合わせを、誠に申し訳ありませんが、延期させてください。 (34文字)
テレビ局などで字幕を作る人によると、16文字までなら、負担を感じずに理解できるそうです。
そのため、16文字以内に抑えたいところです。
1.2 キーワード
件名に、読者の悩みや不満を解消できそうなキーワードを入れておくと、その悩みに困っている人が、開いてくれる可能性が高まります。
そして、キーワードを考えるときには、書き手が主張したい情報という視点ではなく、読者の行動や気持ちを考えて、つくる必要があります。
例えば、「お客様が得られる価値」や「知りたい情報」を伝える必要があります。そのときに重要な視点が、「誰にとって、どういう価値を得られるか」という視点です。
この「誰にとって」という視点がぼやけてしまうと、他人事のように思われます。
例えば、電動自転車のキャッチコピーをつくる場合、
毎日使うものだから、快適な電動自転車
という表現よりも、
子育てママに朗報!登り坂でもラクラク電動自転車
のほうが、お買い物や幼稚園の送迎などのときでも役に立つと
子育て世代のママに価値が伝わると思います。
【参考記事】 ・ 伝えたいことが伝わる!メルマガタイトル&キャッチコピー232!
1.3 メルマガの件名と本文の関係
件名を工夫して、なんとか読んでもらえるようとしても、本文と内容にギャップがあったら、読者はがっかりするでしょう。
メールのタイトルで過大な表現をすると、メール開封前に受信者の期待値が高まり、メールの内容を読んでがっかりします。
信頼性のあるメルマガを作りたいのであれば、内容をしっかり要約したタイトルにする必要があります。そういった意味で、本文を書いた後に、タイトルを再考することをオススメします。
まとめ
本記事では、メルマガの件名に求めるコツを3つご紹介してきました。
大切なことは、「読み手がどう感じるか」という視点を組み込んで、件名を作ることです。
毎日大量の届くメルマガのなかから、読者が開く気になるメルマガの件名を作る一助になれば光栄です。
なお、メルマガの書き方に興味がございましたら別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ メルマガ書き方講座 ~商品を売れる記事を書く4つの鉄則~
・ メルマガの書き方 ~かんたんに書ける!8つの例~
・ メルマガのネタを探す方法!8つのヒントで旬なネタを書く
ご参考になれば幸いです。
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Writer/編集者: 松田康