転売をするときに、おすすめの仕入先として、どのようなサイトがあるのでしょうか。
国内の卸問屋から仕入れる方法もあれば、海外(米国や中国)から商材を仕入れる方法もあります。さらに、1点から購入できるサイトや、無在庫で転売できるサイトもあり、多種多様です。
そこで、転売を始める前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、転売におすすめの仕入れサイト15選をご紹介します。
転売におすすめの仕入れサイト15選
転売におすすめの仕入れサイトを選ぶには、次の5点を確認します。
- どのようなジャンルの商材があるか。(アパレル、雑貨、美容、家電、食品、家具)
- どの国から仕入れているか。(国内、米国、中国、韓国)
- 会費はかかるか。(月額費用、入会費)
- 個人でも利用できるか。
- 直送に向けたサポートがあるか。
上の視点から、おすすめの仕入れサイトをご紹介します。
- Netsea
- スーパーデリバリー
- グッズステーション
- ザッカネット
- Topseller
- 卸の達人
- THE 直行便
- PandaHall
- CHINAMART
- アリババ
- AliExpress
- Amazon.com
- Yahoo!ショッピング
- 楽天市場
- Qoo10
それぞれを詳細に説明します。
1. Netsea
小売店や個人が、問屋から商品を仕入れられます。4,800社の卸売り業者が登録をしており、アパレルや雑貨、美容や健康グッズ、家具、インテリア雑貨、家電や食品なども購入できます。
ファッションで調べたところ、498,831件の商品が販売されています。(2023年10月31日時点)
アクセサリーで調べたところ、145,570件の商品が販売されています。
インスタグラムで販売できる商品や、大口の割引できる商品や、消費者へ直送できる商品などを特集しています。無料で会員登録が行なうことで、各商品ページで、商品の人気度、卸売価格、直送の可否、画像転載の有無を確認できます。
2. スーパーデリバリー
1,500社以上の卸売業者から、100万点近い商品を仕入れることができます。
アパレルやバッグ、靴や雑貨、食器やキッチン用品、食品や家具・インテリアグッズなどを購入できます。75%近い商品が1点から購入できるため、急な在庫補充にも使えます。
取引をしたい場合には、希望の企業に取引の申請を行います。出展企業から取引可能という回答をもらった段階から、卸価格が表示され、取引を開始できます。
なお、月額料金は2,000円かかります。
3. グッズステーション
Amazonで商品を販売するときに便利なサイトです。
AmazonのFBA(配送システム)に対応しており、商品を仕入れる際に、「FBA配送希望」と伝えることで、検品から梱包、Amazon倉庫への発送を行ってくれます。(1商品の手数料は20円)
登録費や月額も無料で、厳しい審査なども特になく、かんたんに利用できます。ユーザ登録をすることで、卸売価格が閲覧できます。
扱っている商材としては、ホーム&キッチン、ホビー、スポーツ&アウトドア、カー&バイクが半分を占めます。
【参考記事】 ・ ネットショップの初心者におすすめ!グッズステーションの5つのメリット
4. ザッカネット
2,000社強の事業者から、インテリア雑貨やテーブル雑貨、家具や食器、キッチン家電、文具やおもちゃ、ガーデニング用品、食品や菓子、飲料などを購入できます。
ジャンルを選ぶことで、登録されている卸売りサイトや問屋が閲覧できます。
会員登録(無料)をすることで、卸価格を見ることができ、商談や商品の仕入れが行えます。ビジネスを目的として利用する方であれば、個人でも登録できます。
5. Topseller
在庫リスクを負わずに、商品を仕入れることができるサイトです。商品点数は30万点あり、梱包作業や発送業務に関する人件費も掛かりません。
フードやドリンク、バッグ、財布、腕時計、指輪、ネックレス、帽子、家電やスキンケア、ダイエット器具やスポーツ用品など幅広く取り扱えます。
ユーザーを登録した後、カテゴリー毎にアイテムを調べられます。
また、商品の利益率や在庫の有無で探せます。
また、楽天やYahooショッピング、Makeshop、カラーミーショップなどネットショップ作成ツールともデータ連携をする機能があります。
◆ Makeshopとの連係画面
受注されたデータをもとに、発注ができます。転売をする方にとって、おすすめのサイトです。
【参考記事】 ・ トップセラーの使い勝手と評判!使い方、送料、利益率など紹介
6. 卸の達人
テレビやネットで話題の商品を取り扱っています。ダイエット食品やドリンク、スキンケアやヘアケア、健康サプリメントや健康グッズ、日用品や生活雑貨などを購入できます。
1点から商品を購入できたり、エンドユーザーに直送してくれます。
7. THE 直行便
中国のECサイトから商品を仕入れて、検品、顧客への直送ができるサービスです。中国ECサイトの商品検索やリサーチに特化しており、日本語で対応してくれます。
サービスの概要がYouTubeに掲載されていたので、ご紹介します。
THE 直行便の会員登録をすることで、無料で、商品の検索機能が利用できます。会員登録画面で、メールアドレスを入力し、メールアドレスに届いた認証コードを入力します。
商品の仕入れ方として、エンドユーザーに直送する場合には、D2Cを選びます。
中国のECサイトが一覧で表示され、輸入で取り扱いたいサイトへ訪問します。
中国ECサイト(1688、タオバオ、Tmall)の商品を日本語で検索できるツールが利用できます。
各ECサイトで商品を選ぶと、THE直行便のシステム内に登録でき、商品を購入できます。
さらに、Amazonや楽天の掲載の類似商品を検索できます。
サービスは、月額1,980円から利用できます。
8. PandaHall
中国のEC通販で、ビーズやアクセサリー、天然石、チェーン、ワイヤー、リボン、工具などを仕入れられます。
人気のカテゴリーを見ることで、トレンドにあった商品を探せます。
気に入った商品を見つけたら、商品の仕様や価格、納期、カスタマーレビューを確認します。
9. CHINAMART
中国最大のインターネットショッピングサイトであるタオバオの商品を、日本語で購入できるサイトです。
タオバオの出品者は中国語しかわからない方が多いため、実際に商品を購入するときに、いろいろとトラブルが起きる可能性があります。
その点、CHINAMARTは日本語で商品を購入できるため、安心できます。商品を購入するときは、カテゴリーから商品を選び、カートに追加、決済をすることで買えます。
10. アリババ
世界最大級のB2Bマーケットです。家電や衣料品、包装グッズやアクセサリー、時計、ジュエリーなどを仕入れることができます。また、商品の画像で商品検索することもできます。
TOPページは日本語で表記されていますが、一部の商品ページなど英語で表記されている箇所もあるため、英語アレルギーのない方のほうが便利です。
商品を比較できるツールが用意されており、簡単に商品のスペックや値段を比較し、検討できます。
11. AliExpress
アリババグループが保有するショッピングサイトです。ファッションや電化製品、腕時計やバッグ、玩具などを購入できます。
商品ページも日本語で表示されており、顧客のレビューも日本語翻訳されています。なお、商品の価格は米ドルで表示されています。
国際配送にも対応していますが、サポート窓口は英語なので、注意が必要です。
12. Amazon.com
米国最大手のショッピングモールです。電化製品やファッション、キッチン用品やペット用品、アウトドア用品やおもちゃなどが販売されています。
商品を検索後、「ship to Japan」というマークのついている商品を選ぶことで、日本に配送してくれる商品を選べます。基本的には、日本のアマゾンと同じ画面構成なので、使いやすいです。
なお、アマゾンジャパンとは別のアカウントを作る必要があります。
13. Yahoo!ショッピング
日本を代表するショッピングモールです。51万という店舗が出店しており、2.7億個の商品を販売しています。
ファッションや腕時計、アクセサリー、食品、ドリンク、お酒、家電、スマホ、カメラ、日用品、スポーツ、アウトドア用品、ペット用品、DIY、工具などを購入できます。
24時間限定タイムセールや、半額&ポイント消化セールなど、様々なキャンペーンを行っています。当日配送の「きょうつく」、翌日配送の「あすつく」などのサービスもあります。
14. 楽天市場
店舗数48,000店、2億6000万点の商品を販売している日本を代表するショッピングモールです。ファッションやインナー、キッズ・ベビー、スポーツ用品、家電や食品、ドリンク、雑貨、キッチン用品を買うことができます。
24時間タイムセール、お買い物マラソンなど、1年を通じて、様々なキャンペーンを行っており、格安で商品を購入できます。
15. Qoo10
eBayが運営しているショッピングモールです。レディーズの服やバッグ、財布、帽子、手袋、眼鏡、サングラス、傘、シューズ、腕時計、スキンケア商品、メイク道具、ダイエットグッズ、ドローン、スマホケースなど様々な商品を購入できます。
仕入れ価格を下げる方法
前章までで、転売におすすめの仕入れサイトをご紹介しました。なお、仕入れ価格を下げる方法として、ビジネス向けのデビットカードを利用する方法があります。
◆ デビットカード (GMOあおぞらネット銀行)
GMOあおぞらネット銀行が発行するビジネス向けのデビットカードです。毎月、利用額の1%がキャッシュバック(※)されるので、仕入れ価格を低減できます。
実店舗での利用だけでなく、ネットショップでの決済にも対応しており、カードに記載の番号と有効期限を入力するだけでクレジットカードと同様に購入できます。
※ 一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます。
まとめ
本記事は、転売におすすめの仕入れサイトをご紹介しました。
おさらいをすると、求める内容によっておすすめのサイトが変わります。
求める内容 | おすすめのサイト |
幅広いジャンルを仕入れたい | NETSEA、スーパーデリバリー |
中国から仕入れたい | THE 直行便、CHINAMART、アリババ、AliExpress |
無在庫で販売したい | NETSEA、TopSeller |
Amazonで販売したい | グッズステーション |
なお、個人で仕入れができる問屋や輸入ビジネスについては、別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ 仕入れサイト・卸売サイトの比較!おすすめの14のサイトをご紹介【個人可】
・ 個人で輸入ビジネスを始める手順!起業や輸入販売の仕方を解説!
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Writer/編集者: 松田康