アスメルは老舗のステップメール配信システムですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
画面のデザインがシンプルで、初心者でも簡単にステップメールを作れます。さらに、無制限にシナリオを作れたり、読者登録フォームに登録する項目も自由に変更できます。
一方で、お試し版がないため、操作性をチェックしたい場合には、マニュアルを見るなどの工夫が必要です。そこで、アスメルを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、アスメルの使い方、料金、機能と評判をご紹介します。
1. アスメルの便利な点
アスメルの便利な点は、6つあります。
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 操作性
ステップメールは、複数のメールを、決められた順番に、決められたタイミングで送れます。
例えば、1通目で「自己紹介」、2通目で「よくある悩みの紹介」、3通目で「解決策の提示」、4通目で「自社商品の紹介」といったように、話の流れ(シナリオ)を作って、メールを送れます。
アスメルでは、ステップメールの作り方はかんたんです。
まずシナリオを作ります。具体的には、ステップメール新規作成画面で、シナリオ名、送信者、送信者メールアドレス、配信回数(赤枠)を登録します。
そして、作られたシナリオをもとに、個々のメールの文面を作っていきます。送信するメールの種別(テキストメール、HTMLメール)を選び、件名、本文を入力します。
1.2 複数のシナリオ
アスメルは、複数のシナリオを作れます。
他のステップメールのなかには、1つのシナリオしか作れないシステムもあります。しかし、アスメルは複数のシナリオを作れるため、今後、メール講座を2つ以上作る場合には便利です。
さらに、一つのシナリオが終わった後に、他のシナリオへ移行することもできます。たとえば、メールの書き方講座(初級)の次に、メールの書き方講座(上級)という具合に移行できます。
1.3 メルマガ
アスメルは、ステップメールで集めた読者に対して、メルマガを送れます。
なお、メルマガを送るときには、メールの種別(テキストメール、HTMLメール)、件名、本文を入力します。
HTMLメールでは、エディター機能もあるため、かんたんにHTMLメールを作れます。
1.4 読者が登録する項目
アスメルは、ステップメールに読者登録をしてもらう段階で、読者に登録してもらう項目(メールアドレス、名前など)を自由に設定できます。
一般的に、読者にメールアドレスや名前、電話番号、住所、会社名、役職などを入力してもらえます。ただし、読者に登録してもらう項目が増えれば増えるほど、読者登録者は減ります。
そのため、最低限、名前とメールアドレスのみ登録してもらう方法もあります。
1.5 料金
他のメール配信システムでは、読者登録数に応じて、利用料金が変動します。例えば、VPS-NEOの場合には、次の通りです。
また、メール商人の場合の料金表も次の通りです。
しかし、アスメルの場合には月額3,333円で無制限に読者登録数を増やせます。そのため、読者が今後増加する可能性が高い場合には、お手頃の価格でステップメールを配信できます。
1.6 電話のサポート
ステップメールを利用するときに、操作の仕方が分からない場合など、電話で質疑応答をしながら問題を解決していきたいところです。
しかし、メール配信システムのうちでは、メールでのサポートのみで電話でのサポートを受付けない場合があります。
その点、アスメルは電話でのサポートを受付けているため、助かります。
2. アスメルの不便な点
前章では、アスメルの便利な点をご紹介しました。次に、評判とは異なり、アスメルの不便な点を
ご紹介します。
それぞれを詳細にご紹介します。
2.1 セグメント配信
セグメント配信とは、読者のうち、ある属性に合致した人のみを絞り込んでメールを送る機能です。たとえば、女性の読者にのみメールを送ったり、30代以上の方にのみメールを送れます。
残念ながら、アスメルでメルマガを送るときには、セグメント配信には対応していません。
個々のシナリオに登録されている読者に、メルマガを送る機能はありますが、任意の条件で読者を絞り込んで、その読者だけにメールを送ることはできません。
⇒ 「以前は対応していなかったのですが、現在は、セグメント配信にも対応している」旨、
アスメルの担当者様より情報をいただいております。(2018年6月18日加筆)
2.2 お試し版
メール配信システムのなかにはお試し版を利用できるシステムがあります。しかし、アスメルにはお試し版はありません。
そのため、実際の操作性などを確認するときはマニュアルなどを見て、判断することをオススメします。
まとめ
本記事は、アスメルの使い勝手と評判をご紹介しました。
おさらいをすると、アスメルのメリットは6点あります。
- ステップメールの作り方がわかりやすい
- シナリオを複数作れる
- メルマガを送れる
- 読者に登録する項目を自由に設定できる
- 料金は手頃である
- 電話のサポートを受付けている
一方、デメリットは2点あります。
- メルマガはセグメント配信はできない
- お試し版はない
他のステップメールシステムとの比較や、ステップメールの書き方などを別記事でまとめています。
【参考記事】 ・ ステップメールの比較・選び方
・ ステップメールの作り方と書き方
・ ワイメールの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
・ VPS-NEOの使い勝手と評判!便利な点と不便な点を徹底解説!
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Writer/編集者: 松田康