WADAXは、法人向けのレンタルサーバーですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
月額1,188円で、20GBのSSDを利用できます。セキュリティ対策が強く、セコムの不正侵入防御システムが導入されています。また、年中無休で電話によるサポートを受けられます。
一方で、自動バックアップを利用するためには、追加費用が発生する点は注意が必要です。そこで、WADAXを利用する前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事は、WADAXの使い勝手と評判をご紹介します。
1. WADAXのメリット
WADAXのメリットは5つあります。
- セキュリティ対策が充実している
- 365日電話によるサポートがある
- 複数のデータベースを利用できる
- 高速SSDを採用している
- ドメインを取得できる
それぞれを詳細にご紹介します。
1.1 セキュリティ
WADAXは脆弱性診断や、不正侵入防御システム、Dos/DDoS攻撃、Webのウイルスチェックなどセキュリティに対する対策が手厚いです。
ハッキングやDoS攻撃から防ぐために24時間365日監視しているだけでなく、定期的にセキュリティの脆弱性診断をしています。
◆ 脆弱性診断
- ポートスキャン(TCP1~65535番ポートなど)
- サーバアプリ(Web、メール、FTP、DNS、SSH等)の脆弱性診断
- ホストの脆弱性(設定上の不備、サーバアプリの不要な機能のチェック等)
1.2 365日電話サポート
WADAXは土日を含めて365日電話のサポートを受付けています。また、平日は夜10時まで受付けています。
レンタルサーバーのなかには、電話のサポートがなく、メールによる問合せのみの場合があります。また、電話のサポートがあっても、平日のみの場合が一般的です。
WADAXは正月やお盆にも対応できる体制となっており、安心してサーバーの運用を委託できます。
1.3 データベース
WordPressやEC-CUBEを利用する場合には、MySQLでデータベースを作成する必要があります。WADAXは、全てのプランでデータベースを作れます。
なお、テスト環境を作りたい場合には、複数のDBが作成できるプランのほうが便利です。
プラン | ブロンズ(TypeB) | シルバー(TypeS) | ゴールド(TypeG) | プラチナ(TypeP) |
データベース数 | 1個 | 10個 | 20個 | 30個 |
1.4 SSD
WADAXは高性能なSSD(ソリッドステートドライブ)を採用しています。
通常のハードディスクは回転するディスクにデーターを読み書きするのに対し、SSDはUSBメモリーと同じように内蔵しているメモリーチップにデータを読み書きします。
そのため、通常のハードディスク(15,000rpm)より性能が40~50倍向上しています。
1.5 ドメイン
WADAXでは、ドメインを取得することもできます。WADAXで取得できるドメインの種類と取得費用、更新費用をご紹介します。(2018年12月26日時点)
ドメインの種類 | 取得費用 | 更新費用 |
.co.jp、.ne.jp、.ed.jp .ac.jp、.gr.jp、.or.jp |
5,400円 | 3,780円 |
汎用.jp | 3,780円 | 3,780円 |
.com、.net、.org、.info、.biz | 1,620円 | 1,620円 |
.shop | 4,298円 | 4,298円 |
.ws、.bz、.cc | 5,142円 | 5,142円 |
2. WADAXのデメリット
前章では、WADAXのメリットをご紹介しました。次に、評判と異なり、WADAXのデメリットをご紹介します。
- 料金はやや高め
- バックアップはオプション費用が必要
それぞれを詳細に説明します。
2.1 料金
WADAXは4つの料金プランがあります。
プラン | ブロンズ(TypeB) | シルバー(TypeS) | ゴールド(TypeG) | プラチナ(TypeP) |
月額料金 | 1,188円 | 1,944円 | 2,808円 | 3,888円 |
容量(SDD+HDD) | 20GB | 50GB | 100GB | 150GB |
データベース数 | 1個 | 10個 | 20個 | 30個 |
ドメイン数 | – | 10個 | 20個 | 30個 |
電話のサポート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
最低でも月1,188円の費用がかかりますので、コストを抑えたい方は他のレンタルサーバーの検討も
したいところです。
ご参考までに同等のスペックで、他のレンタルサーバーの料金もご紹介します。
サーバー名 | エックスサーバー | ヘテムル |
プラン名 | X10 | ベーシック |
月額 | 900円~ | 800円~ |
ディスク容量 | 200GB | 200GB |
ドメイン数 | 無制限 | 無制限 |
データベース | 50個 | 70個 |
電話のサポート | 〇 | 〇 |
【参考記事】 ・ ヘテムルの使い勝手と評価!便利な点と不便な点を徹底解説!
2.2 バックアップ
WADAXは、下のFAQの通り、バックアップを自力で行う必要があります。
【出典】 WADAXのFAQ
なお、バックアップオプションを購入することで、コントロールパネルからの操作で、HTMLやイメージデータ、データベースのバックアップを、別サーバーに保存できます。
バックアップデータの世代管理も行えますし、自動バックアップを行うタイミングも設定できるため便利なサービスです。なお、バックアップオプションの費用は次の通りです。
プラン | ブロンズ(TypeB) | シルバー(TypeS) | ゴールド(TypeG) | プラチナ(TypeP) |
月額料金 | 216円 | 540円 | 1,080円 | 1,620円 |
まとめ
本記事は、WADAXの使い勝手と評判をご紹介しました。なお、他のレンタルサーバーに関する情報は別記事でまとめています。
【参考記事】・ 法人向けレンタルサーバーの徹底比較!料金表付き
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Writer/編集者: 松田康