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起業の資金はいくら必要か?開業費用の相場と、費用を削減する7つの方法

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起業して起動に乗るまでには、いくらの資金が必要でしょうか。

日本政策金融公庫総合研究所によると、開業費用の平均値は1,205万円でした。回答者の1割が2,000万円以上と答える一方で、3割の方が500万円未満と答えています。

また、9割の企業が開業費用の節約に取り組んでいます。では、どのような節約方法を取り入れているのでしょうか。

本記事は、起業の費用の相場と、その費用を削減する7つの方法をご紹介します。

【参考文献】カラー版 マンガでわかる 個人事業の始め方
      糸井俊博 (監修) 2015年

 

起業に関わる資金の相場と開業費の節約方法

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日本政策金融公庫総合研究所の「2015年度新規開業実態調査」(*1)によると、開業費用の平均値は1,205万円といわれています。

ただし、回答者の1割が2,000万円以上かかったと答える一方で、3割の回答者が500万円未満と答えています。

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【出典:日本政策金融公庫総合研究所 2015年度新規開業実態調査 】

また、9割の企業開業費の節約に取り組んだようです。
そこで、代表的な節約術を7つご紹介します。

  1.  設立費用(印紙代)を削減する
  2.  名刺チラシショップカードを自作する
  3.  ネットを活用する
  4.  中古品を購入する
  5.  無料サービスを活用する
  6.  居抜き物件を利用する
  7.  レンタルオフィスを利用する

それぞれを詳細にご紹介します。

*1:日本政策金融公庫総合研究所 2015年度新規開業実態調査

 

1 会社の設立費用(印紙代)

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株式会社の場合、一般的な会社設立費用が約25~30万円程度発生します。

◆ 会社設立に必要な費用(内訳)

  •  定款認証印紙代 : 4万円(*1)
  •  定款認証手数料 : 5万円(*2)
  •  登録免許税 : 資本金の1,000分の7(*3)
  •  司法書士または行政書士報酬 : 10~15万円前後

◆ 費用の節約方法

1. 電子認証をすることで、定款認証の印紙代(40,000円)を削減します
  電子認証ソフトを持っている会社設立の代行業者に依頼し、設立費用を削減できます。

2. 自力で定款や登記申請書などを作成します。
  定款や登記申請書を自力で作成し、司法書士・行政書士への報酬額を削減できます。
    (定款のサンプル) 法務局のホームページ 

*1: (参考) 国税庁のホームページ
*2: (参考) 日本公証人連合会のホームページ
*3: (参考) 国税庁のホームページ

 

2. 名刺、ショップカード、チラシ

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開業するにあたり、名刺やショップカード、チラシは必要です。

  •  名刺
  •  ショップカード
  •  チラシ

名刺は、事業内容をお客様に知らせるために欠かせないツールです。ショップカードやチラシもお店に来たお客様に配ったり、商品と同封して届けることでお客様に覚えてもらえます。

◆ 費用の節約方法

名刺やショップカード、チラシを自作することで費用を削減できます。

【参考記事】 ・ 名刺のテンプレート5選!パワーポイントで簡単に作る方法!
       ・ チラシの作り方!お客様を集めるチラシを作る7つのステップ
       ・ ハンドメイド作家必見!ショップカードの作り方

 

3 事務用の印鑑

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事業用の印鑑は、会社間の取引で重要な役割を果たします。個人事業の場合、個人用の認印で済ませる方もいますが、安全性の観点から事業用の印鑑は作っておくことをオススメします。

必要になる印鑑は、3つです。

  •  実印 (不動産売買、自動車の売買契約などで使用)
  •  角印 (注文書、請求書、領収書で使用)
  •  銀行印 (預金の引き出し、口座振替の手続きなどで使用)

事業用の印鑑は、行政書士や司法書士を介して購入すると高くなる場合があります。

◆ 費用の節約方法

印鑑の通販サイトで安く買えます。会社設立3点セット、4点セットを選べば、実務で使うハンコは一通り用意できます。

 (例) ハンコヤストアドットコム 激安印鑑のはんこプレミアム

 

4 中古品

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開業をするときには、様々な機器を購入する必要があります。

  •  事務用の備品 10万円
  •  パソコンの購入費 10万円~15万円
  •  厨房設備などの設備購入費 100万円~

◆ 費用の節約方法

収益に目途が立つまでは、中古品を購入します。 新品に比べ安く商品を購入できますが、耐久性に不安があるので、注意が必要です。

【対象となる機器】 厨房の設備、デスク、パソコン

◆ 中古品を購入する方法

中古品をインターネットで購入する方法があります。実際に手に取れないというリスクはありますが、格安でそろえることができます。

(例) 厨房の設備の場合 中古厨房機器.net デスクの場合 オフィスバスターズ
    パソコンの場合 ショップインバースWEB本店

 

5 ホームページ

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開業するにあたり、自分の事業のホームページを作ることは大切です。最近は、大抵の人はインターネットでお店や商品を探します。そのときにホームページが無ければ、お客様を集めることができません。

ホームページの制作にはお金がかかります。

  •  ホームページ制作費: 業者に依頼する場合、20万円以上
  •  レンタルサーバ費用: 月額 1,000円
  •  ドメイン代: 年額 1,000円 

◆ 費用の節約方法

無料で作れるホームページ作成サービスを利用します。ホームページの制作費とレンタルサーバの費用を削減できます。お勧めのサービスとしては、JimdoWixが挙げられます。

両サービスを使って、無料でホームページを作る方法を下記記事にまとめています。かんたんに作れますので、自力で挑戦してみてください。

【参考記事】 ・ 集客できるホームページの制作の秘訣
       ・ ホームページの作成料金!相場・流れ・費用の抑え方などの基礎知識

 

6 居抜き物件

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通常、店舗を借りて開業する場合には、物件にもよりますが800~1000万程度の費用が発生します。 費用の内訳は次の通りです。

  •  保証金 300~400万
  •  前家賃・礼金 100万円
  •  設備購入費 200万円
  •  内外装工事費 200万円

◆ 費用の節約方法

居抜き物件を利用します。 居抜き物件とは、前のテナントが使用していた内装や厨房設備、什器、机、いす等が残っている物件です。 居抜き物件を利用することで、開業費用を節約できます。

◆ 居抜き物件を探す方法

居抜き物件専門の不動産サイトもあるので、ぜひ希望にあう条件の物件がないか探してみてください。

居抜き物件専門の不動産サイトの例 居抜き物件.com

 

7 自宅・レンタルオフィス

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開業するにあたり、どこで開業するかは重要なテーマです。 事務所を開設するには、場所にもよりますが、数十万単位の費用が発生します。

  •  家賃
  •  敷金・礼金・保証金
  •  仲介手数料
  •  内・外装工事費

◆ 費用の節約方法

  1.  自宅で開業します
    ネット販売や在宅ビジネスなどで店舗が要らない業種であれば、自宅で開業することでオフィス代を削減できます。住所が公開されるため、セキュリティが気になる場合があります。
  2.  レンタルオフィスを利用します
    オフィスを複数の人で利用することで、安い賃料で利用できます。 デスクや電話、プリンタ、会議室などが備えられています。賃料や水道光熱費などの固定費が安くて済む一方で、内装やスペースや設備の変更が難しくなります。 

◆ レンタルオフィスの探し方

レンタルオフィスを利用する場合には、大手のレンタルオフィスの提供会社などから探せます。

(大手のレンタルオフィスの例) Regus  レンタルオフィス.com

 

まとめ

本記事は、起業の資金はいくら必要かという相場をご紹介しました。その後、開業費用を節約する7つの方法をご紹介しました。開業の費用をおさえることで、資金繰りにトラブルが起こることを回避できます。ぜひ、7つの方法を挑戦してみてください。

なお、開業時にやっておきたい作業や、開業届けの出し方などを別記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。

【参考記事】 ・ 起業前のチェックリスト! 絶対に準備しておきたい12のこと
       ・ 独立・開業時の経理術! いつ、なにをすればいいのか?

 

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