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カフェを開業する流れ!開業に向けた12のステップと基礎知識

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カフェを開業するには、どのような作業ステップで進めればいいでしょうか。

店名を決める。物件を取得する。内装を工事する。備品や什器をそろえる。メニューを検討する。開業届けを出すなど、開業までに多くの作業があります。

そこで、開業までの流れを整理し、開業前に知っておきたい基礎知識をまとめました。

本記事では、カフェを開業するための12の作業のステップをご紹介します。

【参考文献】 はじめての「カフェ」オープンBOOK お店やろうよ!(1) (お店やろよう!シリーズ)
       バウンド (著) 2005年

 

カフェを開業する流れ

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カフェを開業するためには、次の12の作業が必要です。

  1.  お店のコンセプトを決めます
  2.  店名を決めます
  3.  メニューを検討します
  4.  物件を探します
  5.  開業に必要な申請をします
  6.  内装に関わる設備や備品を用意します
  7.  設計・施工会社に依頼します
  8.  什器や備品を購入します
  9.  豆や茶葉、食材を仕入れます
  10.  食器や消耗品を購入します
  11.  看板やチラシを作ります
  12.  ホームページとSNSでオープン前から情報発信します

それぞれのステップをご紹介します。

 

1 お店のコンセプトの決め方

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カフェを始めるにあたり、「なぜ始めたいのか?」理由を明確にしておきます。そして、その理由がお店のコンセプトに繋がってきます。

自分がやってみたいお店のイメージをふくらませるために、例えば5つの視点で考えてみます。

  •  どんなひとたちに来てもらいたいか。(例 カップル、女性がひとり、家族連れ)
  •  どこでカフェを始めたいか。(例 住宅街、駅前、オフィス街、商店街)
  •  どんなメニューを提供したいか。(例 手作りスイーツ、コーヒー)
  •  どんな価格で提供したいか。
  •  どんな演出をしたいか。(例 店舗の大きさ、内装、家具)

上記コンセプトを文字に書きだしたりすることで、イメージが具体的になり、全体を統一するコンセプトが考えやすくなります。

 

2 店名の決め方

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カフェをオープンするにあたり、お店の名前を決めます。お店の名前を決めるときには、お店のコンセプトや特徴などを表し、それを見ただけで印象がスッと頭にはいるような店名がつけたいところです。

次の3つのポイントを守って、名前を決めます。

  •  見ただけで、どんなお店かイメージできる
  •  読みやすい
  •  商標登録されていない

お店の名前が、他のお店で商標として登録をされていると、後々トラブルになる場合もあります。そこで、商標の状態をチェックするようにします。

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特許情報プラットフォーム

お店の名前を入力して、「検索」をクリックすることで、商標として登録されていないかなどをチェックできます。

 

3 メニューの決め方

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カフェを開業するために、メニューを検討する必要があります。カフェを営業するにあたり、厨房はどうするか、器具はどうするかなど初期費用に大きな影響を与えるためです。

メニューを決めるときには、例えば、次のような手順で検討します。

  1.  メニューを考える
  2.  コストや手間などを考えて、絞り込んでいく
  3.  知人や友人に試食をしてもらい、感想を聞く
  4.  メニューを決めて、レシピにまとめる

コストは、ドリンクなら原価率は10~15%、料理なら原価率は20~25%くらいがいいと言われます。800円のランチであれば、原材料費が200円前後です。

近くにある競合店の価格などを調べて、どの価格帯であれば売れやすいのかをチェックします。

 

4 物件の探し方

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お店の立地は、お店の集客に大きな影響を与えます。また、簡単に変えることができないのも立地です。そのため、1年くらいかけて慎重に物件を選びます。

気になる候補地は、実際に歩いて、雰囲気や交通量、家賃相場などを調べてみます。さらに、物件を具体的に選ぶときには、どんな人の利用が見込めそうか、周辺にどんな施設があるかなどを、平日、週末、昼、夜に分けて、何回も足を運んで調べます。

オフィス街にあるためビジネスマンが来やすい、あるいは幼稚園が近くにあるのでママたちに利用されやすいなど、実際にその街を歩いてみることで分かります。

なお、物件を決めるときのチェックポイントを別記事でまとめています。

【参考記事】 店舗物件の探し方!物件を決めるときの21のチェックポイント

 

5 開業に必要な申請の仕方

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お店を開業するときに忘れがちなのが、必要な資格の取得営業許可の申請です。

カフェを開業するために、1店舗に最低1人、食品衛生責任者、調理師、製菓衛生士、栄養士のいずれかの資格取得者が必要となります。都道府県などの自治体や保健所などが開催する講習を受講すれば取得できますので、早めに申込みます。

さらに、飲食店の営業許可を取得するためには、次の4つのステップで申請します。

  1.  保健所へ相談(所轄の保健所へ相談。衛生基準に合致する設備等を確認)
  2.  既定の基準に合格する店舗を作る(図面をもって、保健所へ行きます)
  3.  申請書類の提出と検査日を決める(保健所に申請書類を提出し、検査日の相談)
  4.  保健所担当者が立ち合いで検査実施し、営業許可が下ります。

さらに、事業を始めるすべての人は、税務署に開業届けを出します。個人でカフェを営業する場合は、「個人事業の開廃業等届出書」を事業開始日から1か月以内に提出する必要があります。

開業に関する届け出の仕方は別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ 個人事業主の開業届!必要書類の入手先、提出先、期限などの知識

 

6 設備や備品を洗い出し方

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内装に関わる設備や備品を洗い出します。どこに何が必要かがイメージできることでお店のレイアウトを決めやすくなります。

◆ 厨房に必要な設備と備品

  •  シンク・浄水設備
  •  ドリンク用機器
  •  冷凍冷蔵庫
  •  食器棚、器具保管庫
  •  作業台
  •  換気扇
  •  製氷機
  •  ガスコンロ
  •  オーブン
  •  電子レンジ

◆ 客席に必要な設備と備品

  •  テーブル
  •  椅子・ソファ
  •  カウンター

◆ 会計・その他で必要な設備と備品

  •  レジスター
  •  ショーケース
  •  電話・FAX
  •  パソコン

上記リストを参考に、どんな設備や備品が必要か洗い出しをして、置き場所やレイアウトをイメージしてみます。

 

7 設計・施工会社へ依頼の仕方

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物件が決まって保健所に営業許可の相談をすると同時に、設計・施工会社を選びます。

レイアウトを決めつつ、設計図を作成してもらいます。その設計図を保健所の担当者にチェックしてもらい合格をもらえるまで何回も作りなおします。設計図が完成したら、施工業者に依頼をして工事を始めます。

設計・施工会社にも得意分野があるため、カフェの経験が豊富な業者に依頼をすることがポイントです。できれば、その設計事務所が手掛けたカフェに実際に見に行って確認をしてみます。

 

8 椅子やテーブル、調度品を選び方

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インテリアはお店の雰囲気を決定づけるため、家具選びはカフェ作りの醍醐味です。椅子やテーブル・調度品の買い方を4つほど洗い出しました。

◆ 購入方法

  •  街のショップ(量販店、ホームセンター)で購入する
  •  リサイクルショップなどで購入する
  •  インターネットを利用する
  •  リース会社を利用する

4つほど方法がありますが、実際に手にとってその使い勝手を判断するのが一番です。

もちろん、初期投資を抑えるために、リースを利用する方法もあります。ただし、長く使えば割高になる場合もあります。よく検討をしたいところです。

 

9 豆や茶葉、食材の仕入れ方

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お客様に満足頂ける料理を提供するためには、仕入れが重要です。地元の業者から仕入れるのか、あるいは専門の業者から仕入れるのかなどを検討する必要があります。

仕入れ先を見つけるには、次の5つの方法があります

  •  地元のスーパーなどで仕入れる
  •  卸売市場・大手業者から仕入れる
  •  産地の農家へ出向いて仕入れる
  •  カフェオーナーなどの知り合いから紹介してもらう
  •  インターネットで探す

地元のスーパーで仕入れる方法であれば、自分の目で鮮度が確かめられ、いつも新鮮なものをすぐに買うことができます。また、卸市場であれば安く大量に仕入れることができます。ただ、少量の仕入れができないことが多いです。

なお、保存のきく加工食品などは、インターネットやカタログ通販を利用する案もあります。また、好みのコーヒーを出しているカフェに、仕入れ先を教えてもらえるか聞いてみるなどの方法も有効です。

 

10 食器や消耗品の購入の仕方

食器やカトラリー、ペーパーやペーパーフォルダーなどの必要な備品や消耗品を準備します。のちのち補充がしやすいように、安定した購入先を見つけておくことが大切です。

食器については、満席になった場合の人数と予備の分で準備をします。業務用の食器を扱う専門店であれば、まとまった数をそろえやすくなります。

消耗品の一覧をリストアップしました。抜け漏れなく準備を始めます。

◆ 消耗品

  •  食器
  •  カトラリー
  •  紙ナプキン
  •  コースター
  •  ストロー
  •  おしぼり
  •  トレイ
  •  メニュースタンド
  •  伝票
  •  傘立て
  •  時計
  •  ラップ
  •  衛生手袋
  •  ペーパータオル
  •  まな板
  •  トイレットペーパー
  •  掃除道具
  •  観葉植物
  •  花瓶
  •  ゴミ箱
  •  固定電話・FAX
  •  懐中電灯(停電や清掃用)

 

11 看板やチラシ、ショップカードを作り方

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看板や、チラシ、ショップカードなどを作ります。自分のセンスとお店のコンセプトを表現して、お店をアピールします。

お店の看板を作るときには、どのようなアピールをするのか考えます。

  •  屋上看板 (遠くからでも気付く)
  •  壁面看板 (店名の看板など)
  •  そで看板 (歩行者向けにアピール)
  •  スタンド看板 (店舗の入り口などに設置)

また、チラシを作るときには、その作り方や送り方を別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ チラシの作り方!客を集めるチラシを作る3つのポイント
       ・ 反響のでるチラシを作る!テンプレートを上手に使うコツ
       ・ ダイレクトメールのデザインに必要な5つの知識
       ・ ダイレクトメールの書き方!お客様の心をつかむ5つの方法

 

12 ホームページとSNSでオープン前から情報発信

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ホームページやSNSを利用して情報を発信します。ホームページはお店の雰囲気やメニュー、営業時間、アクセスなどを具体的に伝えます。

また、SNSにお店のアカウントをつくり、開店に向けてお店を作り上げていく様子などをアップすることで、オープンを盛り上げることもできます。

飲食店のホームページの作り方は別の記事でまとめています。

【参考記事】 ・ 飲食店のホームページの作り方!初心者でも無料で作れる方法

また、口コミサイトにも登録し、アピールします。無料で登録・アピールできるので、ぜひ登録してください。

 

まとめ

本記事では、カフェを開業するための流れを12のステップに分けてご紹介しました。なお、飲食店の開業前のチェックポイントや開業費用について別記事でまとめています。

【参考記事】 ・ 飲食店の開業前のチェックリスト!失敗しないための31のポイント
       ・ 飲食店の開業資金はいくら必要か。開業費用を削減する6つの方法

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