BASEでイラストを販売するには、どのような方法があるのでしょうか。
絵画、原画を売る方法や、デジタルコンテンツとしてダウンロード販売する方法、イラストをTシャツやマグカップのようなグッズに印刷して販売する方法もあります。
そこで、BASEでイラストを販売しているショップの事例を紹介しつつ、BASEでネットショップを開設する手順や商品の登録方法、商品ページの作り方をまとめました。
本記事は、BASEでイラストを販売する方法と、ショップを作る手順をご紹介します。
BASEでイラストを販売するメリット
BASEはプログラミングやWebデザインの知識がなくても、簡単にネットショップを作れます。無料で始めることができ、イラストを販売している方も多いです。
BASEでイラストを販売するには、次の3つの方法があります。事例を含めてご紹介します。
- 絵画、原画を売る
- デジタルコンテンツを売る
- イラストを印刷して、グッズで売る
◆ 絵画、原画を売るショップの事例(ショップ名 necodake 様)
(出典) necodake
猫をテーマにした絵画を販売しています。
(出典) necodake
シダの鉢に座る猫のイラストを額装販売しています。
◆ デジタルコンテンツを売るショップの事例(ショップ名 tiny design Store 様)
(出典) tiny design Store
デジタルイラストをダウンロード販売しています。
WEB制作や印刷物(販促ツール、PowerPointなど)に使えるイラスト素材を販売しています。
(出典) tiny design Store
◆ イラストを印刷して、グッズで売る 事例(ショップ名 msk by msk 様)
(出典) msk by msk
ペット関連のイラストやカレンダー、ポスターなどを販売しています。
(出典) msk by msk
名前やアイコンを追加できるトートバッグを販売しています。
以上の事例を踏まえながら、BASEでイラストを販売する手順をご紹介します。
BASEでイラストを販売する手順!7つのステップ
BASEを使ってイラストを販売する手順をご紹介します。
それぞれを詳細に説明します。
1. BASEに登録する
まず、BASEの公式サイトにアクセスし、「無料でショップを開設する」をクリックします。
メールアドレスとパスワード、URLを入力し、「今すぐ無料ではじめる」をクリックします。
上記の誓約書に同意するにチェックを入れ、「利用を開始する」をクリックします。
右上の「ショップ設定」をクリックし、「運営に関する情報」をクリックします。
特定商取引法に基づく表記に基づき、ショップの基本情報を登録します。個人か法人、名前を登録します。
住所を登録します。なお、住所を非公開にする場合には、「非公開にする」を選びます。非公開にすると、BASEの住所が表示されます。
電話番号を登録します。連絡先を非公開にするときは、「非公開にする」を選びます。
代金のお支払い確定後、何日以内に発送するかを登録します。なお、ダウンロード販売する場合には、「決済後、ダウンロードして頂けます」といった内容を記載します。
決済方法を登録します。あと払いやクレジットカード決済などを選びます。
ショップの情報を登録します。右上の「ショップ設定」から「ショップ情報」をクリックします。
ショップ名やショップの説明を登録します。ショップのコンセプトや作品の特徴などを登録します
2. ショップの初期設定
ショップの大まかなデザインを決めていきます。BASEはデザインをゼロから作るのではなく、デザインのテンプレートを使って、ネットショップを作っていきます。
まず、メニュー画面から「デザイン」を選びます。
「AIでオリジナルデザインを作成する」を選びます。
どんな商品を販売しますか?と質問されるので、商品のジャンルを選びます。(例 アート)
どんな雰囲気のショップですか?という質問に回答します。(例 シンプルな)
「AIが最適なデザインを作成しました」と表示されるので、「このデザインをカスタマイズする」を選びます。
ネットショップが作成されます。デザインを編集するときは、デザインの編集画面を利用します。
3. 商品を登録する
次に、商品を登録していきます。メニューで「商品管理」から「商品を登録する」を選びます。
商品名や商品画像を登録します。
商品説明や価格を登録します。
登録を終えると、商品が一覧画面に表示されます。
商品を追加した後に、デザイン編集画面を確認すると、登録された商品が表示されます。
また、次のような商品ページが出来上がります。
4. カテゴリー分け
商品をカテゴリー分けしたい場合には、「カテゴリ管理」Appを追加する必要があります。メニューから「Apps」を選びます。
キーワードで「カテゴリ管理」と入力して、検索ボタンを押します。
カテゴリ管理をクリックします。
インストールをクリックします。
「大カテゴリ追加」をクリックします。
カテゴリを追加していきます。
商品ページに戻り、登録した商品をカテゴリーに分類できます。
カテゴリー分けされると、カテゴリ名をクリックすると、そのカテゴリの商品が表示されます。
5. デジタルイラストを売る
BASEでデジタルイラストを販売するときは、デジタルコンテンツ販売アプリを使うことで、イラストをダウンロード販売できます。
まず、メニューから「Apps」を選びます。
キーワードで「デジタルコンテンツ販売」と入力して、検索ボタンを押します。
デジタルコンテンツ販売をクリックします。
インストールを選びます。
商品管理画面から商品管理をクリックし、商品を登録するをクリック、デジタルコンテンツを選びます。
商品名や画像を登録します。
商品説明で、商品の特徴を入力して「説明文を提案してもらう」をクリックします。
AIが商品の説明文を作るので、問題なければ「この提案を説明文に追記する」を選びます。
デジタルコンテンツとして「ファイルを登録」し、カテゴリーを選びます。
商品を登録できると、次のような商品ページが出来上がります。
6. イラストを印刷して、グッズとして売る
BASEは、Tシャツ、マグカップ、ステッカー、バッグ、文房具など、イラストを印刷して、グッズとして販売できます。
具体的には、オリジナルプリント.jpというサービスと連携して、商品を販売します。
Tシャツ、ポロシャツ、タオル、キャップ、トートバッグ、マグカップ、タンブラーなど、様々なオリジナルグッズが作成できます。
オンライン上でデザインを作成・編集できるツールがあり、簡単にグッズを作れます。
BASEで注文を受けると、オリジナルプリント側に注文情報が連携され、発注できます。商品の注文が入るごとに自動的に印刷・発送されるため、在庫を持たずに商品を売れます。
連携をするには、BASEのアプリ画面で「オリジナルプリント」と検索をし、オリジナルプリント.jpをクリックします。
「設定を編集する」をクリックします。
なお、オリジナルプリント側の設定も必要となります。詳細な設定方法はYouTubeに解説動画がありますので、ご覧ください。
7. 販促活動をする
総務省の調査によると、Instagramの利用率は20代が70%、30代が60%、40代が48%、50代が40%と他のSNS(X 旧、Twitter、Facebook)より高い傾向にあります。
【出典】総務省 令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
イラストの販売をするときに、InstagramやTwitterで作品を定期的に投稿し、情報発信をすることは欠かせません。
BASEはInstagramとの連携ができます。BASEで出品している商品とInstagramをタグ付けすることで、Instagram上で商品を販売できます。
タグ付けができると、Instagramで商品を販売できます。
連携をするには、Appsから「Instagram」で検索をすることで、Instagram販売というアプリを選びます。
Instagram販売アプリのページで、インストールを選びます。
具体的な手順については、BASEのホームページに詳細に記載されているのでご覧ください
【参考記事】 ・ Instagramで販売を始めよう!「Instagram販売 App」の使い方を徹底解説
まとめ
BASEでイラストを販売する手順をご紹介しました。おさらいをすると、BASEでイラストを販売する方法は3つあります。
- 絵画、原画を売る
- デジタルコンテンツを売る
- イラストを印刷して、グッズで売る
また、BASEは次のような手順でイラストを販売できます。
- BASEに登録する
- ショップの初期設定をする
- 商品を登録する
- 商品をカテゴリー分けする
- デジタルイラストを売る
- イラストを印刷してグッズとして売る
- 販促活動をする
BASEは無料でネットショップを開設して、イラストの販売ができます。まずは、どんな風に使えるかチェックをしてみることをおすすめします。
なお、イラストの販売方法については、別記事でまとめています。
【参考記事】 イラストや絵を販売できるサイト!おすすめの18のサイトをご紹介
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Writer/編集者: 松田康