オールインワン決済端末を比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。
「オールインワン決済端末のどれを選べばよいかわからない」「費用や機能の違いが知りたい」という方も多いはず。
本記事では、人気の4機種(PAYGATE・アルファポータブル・EPARKペイメント・PayCAS Mobile)を「機能」「費用」「使いやすさ」で比較し、端末の選び方をご紹介します。
本記事は、オールインワン決済端末おすすめ4選と、その選び方をご紹介します。
決済端末の選び方
オールインワン決済端末を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう。
- 決済手数料: コストを抑えられるか。1.9%~など安い水準の端末か。
- 決済方法の種類: クレジット、電子マネー、QRコードなどに対応しているか。
- 初期費用・月額費用: 初期費用や月額費用は無料で使えるか。
- 使いやすさ・携帯性: スマホのように操作しやすいか、持ち運びやすいサイズか。
- サポート体制・審査: トラブル時のサポートや、審査は通りやすいか。
- レジ連携や印字機能: POSレジとの連携、レシート印字などの機能があるか。
上記ポイントを踏まえて、人気の4製品をご紹介します。
2. オールインワン決済端末の比較
オールインワン決済端末である「PAYGATE」「アルファポータブル」「EPARKペイメント」「PayCAS Mobile」を比較・検証しました。
それぞれの視点で、おすすめの商品をご紹介します。
2.1 決済手数料で比較
各サービスの手数料を比較しました。手数料の水準やプログラム適用条件によって変動があるため、実際の契約前に確認が必要です。
決済手数料の安さで比較をすると
端末名 | 最安手数料(条件付き含む) |
PAYGATE | 1.98%~ |
アルファポータブル | 1.90%~(VISA/MASTER 限定) |
PayCAS Mobile | 2.48%~(中小事業者応援プログラム) |
EPARKペイメント | 2.0% |
2.2 初期費用・月額料金で比較
導入時のコストや月額費用を比較しました。初期費用が無料であることや、端末代0円などは導入しやすくなります。
初期費用や月額料金で比較をすると
端末名 | 初期費用 | 月額費用 |
PAYGATE | 無料 | 3,300円 |
アルファポータブル | 0円~ | 0円~ |
PayCAS Mobile | 0円~ | 1,980円~ |
EPARKペイメント | 無料 | 無料 |
費用を抑えて導入したい方には、EPARKペイメントやアルファポータブルがおすすめです。
2.3 使い勝手・機動性で比較
操作性の良さや、屋外利用、持ち運びやすさなど「現場での使いやすさ」を比較しました。
使いやすさで比較をすると
端末名 | 使いやすさ |
PAYGATE | 使いやすく、屋外でも利用可能。レジ機能あり |
アルファポータブル | 電源ケーブルやネット回線が不要。屋外で使いやすい |
PayCAS Mobile | タッチパネルがわかりやすい。屋外決済OK。 |
EPARKペイメント | 据え置き型なので、携帯はしにくい |
3. おすすめ決済端末を比較
おすすめ決済端末をご紹介します。
3.1 PAYGATE(ペイゲート)
PAYGATE(ペイゲート)は、スマレジが提供するオールインワン型の決済端末で、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応 しています。
プリンターやカードリーダーを内蔵し、1台で決済からレシート発行までできます。さらに、サイズは184mm×84mm×58mm、重量は455gと持ち運びや設置が簡単です。
さらに、スマレジのPOSレジと連携することで、レジ機能を搭載し、端末1台でレジ計算から決済まで完結できます。
クレジットカードの場合には、読み取り後、支払方法をタップし、支払回数を選びます。
売上票発行をタップし、お客様控え、加盟店控え、カード会社控えと売上票が印刷されます。
なお、通信環境として、Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)および4Gに対応しているため、屋外での利用にも耐えられます。
◆ 基本情報
- 決済手数料: 1.98%~
- 初期費用: 無料(端末費用: 39,600円) ※ キャンペーン期間中のため、無料
- 月額費用: 3,300円
- サポート体制: 365日対応のサポートサイトや電話窓口があり
- 重量: 455g
3.2 アルファポータブル
アルファポータブルは、Android OS搭載のオールインワン型キャッシュレス決済端末です。
タッチパネルで操作でき、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。wechatペイやアリペイなど多様な決済手
また、プリンターが内蔵されており、領収書や販促用のレシートを出力できます。そのため、レシート印刷機など、他の機器との連携がいらず、レジ周りがすっきりできます。
決済をするときは、電源を入れ「決済」を選びます。金額を入力し「クレジット」を選びます。
カードを挿入し、暗証番号を入力すると認証が開始され、印刷されたお客様控えレシートをお渡しすると、決済が完了します。
通信環境として、Wi-Fi、4Gにも対応しているばかりか、電源ケーブルやネット回線がなくても使えます。そのため、屋外や移動販売でも利用できます。
さらに、月に1回~4回まで、事業形態に合わせて振込してもらえるため、資金のやり繰りが楽になります。
◆ 基本情報
- 決済手数料: 1.90%~ ※ご案内内容によりVISA/MASTERのみ 2.48%~ ※導入応援プログラム実施中 3.24%~
- 初期費用: 無料~
- 月額費用: 0円~
- サポート体制: 24時間対応の電話窓口があり
- 重量: 440g
3.3 PayCAS Mobile
PayPay株式会社が提供するマルチ決済端末で、1台で30種類以上の決済ブランドに対応しています。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済を利用でき、持ち運び可能なオールインワン端末です。
QRコードを読み取るカメラや、カードを通す磁気カードリーダー、タッチ決済、差し込み型のリーダーが用意されています。
プリンター内蔵でレシート印字が可能なほか、大画面のタッチパネルでスマホ感覚の操作性も特徴です。
また、「中小事業者応援プログラム」を利用すると、端末費用0円、手数料2.48%~で利用できます。
◆ 基本情報
- 決済手数料: 2.48%~
- 初期費用: 無料
- 月額費用: 1,980円~
- サポート体制: 未公開
- 重量: 462g(出典: PayCasとは)
3.4 EPARKペイメント
飲食店向けに特化したキャッシュレス決済サービスで、導入費用・端末代・月額料金がすべて無料(0円)で始められるのが特徴です。
据え置き型で見た目がスッキリしており、暗証番号の入力も他人に見られにくい仕様で、スタッフがお客様に背を向ける必要がありません。
タッチ決済にも対応しており、また電子サインにも対応しています。EPARKの予約管理システムと連携もでき、クレジットカードや電子マネー、QRコード(PayPay)に対応しています。
◆ 基本情報
- 決済手数料: 2%
- 初期費用: 無料
- 月額費用: 無料
- サポート体制: 未公開
- 重量: 約956 g(JT C60)
まとめ
本記事では、オールインワン決済端末の人気4製品を比較し、その違いを紹介しました。
おさらいをすると、オールインワン決済端末を選ぶ際のポイントは、費用・機能・使いやすさの3つが鍵となります。
- 費用を重視する方には、初期費用・月額費用が0円から導入できる「EPARK ペイメント」や「アルファポータブル」がおすすめです。
- POSレジを導入したい方は「PAYGATE」がおすすめです。
- また、屋外や移動販売など、持ち運びやすさを重視する方には、軽量かつ電源不要で使える「アルファポータブル」や「PayCas Mobile」がおすすめです。
それぞれの端末にメリットがありますので、ご自身の業態や店舗のニーズに合ったものを選んでください。
なお、簡易レジに興味のある方は、別記事もご覧ください。
【参考記事】 ・ 簡易レジアプリおすすめ4選!イベントやフリマに便利!無料で使う方法
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Writer/編集者: 松田康