転職をするときに、おすすめされるのがdodaです。求人数の多さや、企業からオファーが届く仕組みが魅力で、多くの転職希望者に利用されています。
しかし、ネット上には「dodaのエージェントはやばい」といった声も見られ、サービスに対する不安を感じる方もいるようです。
この記事では、dodaの評判を詳しく検証し、特徴やメリット・デメリットについて紹介します。
dodaの特徴と問題点を理解したうえで、利用するかどうかを判断してください。
dodaはやばいのか。3つのデメリット
dodaは転職サイトとして知られていますが、ネット上では「エージェントがひどい」や「ブラック企業ばかり紹介される」といった声も見受けられます。
実際にdodaを利用する際には、こうしたデメリットを理解しておくことが大切です。主なデメリットとして、以下の3つが挙げられます。
それぞれを詳細にご紹介します。
デメリット1 おすすめされる求人の質にムラがある
dodaでは、エージェントが最初にすすめてくる求人の質にばらつきがあり、あまり質の高くない求人を紹介されることもあるようです。
転職活動してわかったこと
・リクルートエージェントは求人数が多いがサポートは・・・
・DODAは担当エージェントより採用エージェントを頼るのが◎
・同じ転職エージェントでも担当者によって求人が変わる
・転職エージェントが最初に勧めてくる求人は基本ヤバめ— ブラック|メーカー界隈初心者 (@black_tensyoku) September 6, 2024
私も実際にdodaに登録をして、紹介される案件を確認したところ、大体10%が興味のある案件でした。多くの案件は、希望と異なる職種や年収を下回っていたため、あまり惹かれませんでした。
デメリット2 書類選考の通過率が低め
口コミでは、dodaを利用しても書類選考に通りにくいという声が多く見られます。
例えば、同じ求人でリクナビエージェントで応募すると書類通過したものの、dodaでは書類選考で落ちたというケースもあるようです。
転職エージェントって担当者もそうだし、会社によっても対応は全然違う。
同じ企業の選考で、dodaではエージェントではない企業担当者が書類選考でお見送りにしたけど、リクナビエージェントでは書類選考通過して最終面接まで行ったことあるし。— タツキ (@altair_tt831) October 4, 2024
dodaエージェント経由で書類落ちしたとこマイナビ転職でスカウト来てたんやけど😇
— 白河@転活中 (@shirakawasanze) July 8, 2024
dodaめちゃくちゃ書類選考で落ちるの笑ってしまった。他のエージェントだと通るのにのパターンは相変わらずだなぁ。
やっぱJACが一番良いわ。
両面型でサポートも手厚いしね。サブにパソナとか使う感じかも。リクエーは個人的に好きじゃ無いから使わない。 https://t.co/dAT6JPzx6C— 腹黒人事Oさん (@jinzispirits) June 27, 2024
終活したので、総括。転職サイトはdoda、dodaX、ambi、ビズリーチの4社を主に使用。1番企業からスカウトが多かったサイトはambiだと思う。ビズとdoda Xはヘッドハンター>企業スカウトだった。dodaはエージェントがやる気なさすぎて連絡が遅いし、書類の通過率も1番悪かった。
— 中村くん@転職つらい (@karin_11300) August 14, 2024
そのため、dodaを利用して書類選考が通らない場合は、他のエージェントの利用を検討するのも一つの手です。以下に、dodaと同じような転職エージェントをまとめました。それぞれのエージェントの特徴やメリット・デメリットも参考にしてください。
転職エージェント | 特徴 | メリット | デメリット |
リクナビエージェント | 幅広い求人 | 書類作成、面接対応など丁寧 | サポートの期間が短い |
マイナビ転職 | 若手向け求人 | 未経験OKの求人もある | 経験者向けが少なめ |
JAC Recruitment | 外資系に強い | ハイクラスが多い | 一般職には不向き |
パソナキャリア | サポートに定評 | 丁寧な対応 | 案件の数が少なめ |
ビズリーチ | スカウト型 | ヘッドハンティングが豊富 | スカウトの質にばらつき |
デメリット3 対応が悪い担当者がいる
口コミでは、dodaはエージェントによって対応にムラがあるという指摘が見られます。
例えば、「dodaのエージェントは若くて頼りにならなかったが、他の転職サイトで出会ったエージェントは信頼できた」というコメントや、「連絡がほとんど来なかった」という声もあります。
より希望業界特化の転職サイトのエージェントさんに会って、今日お話してきた…!
dodaのお姉さんはまだまだお若い感じの方だったから、ずっと大丈夫かな〜って心配があったけど、今回のお兄さんは結構頼りになりそう🙏🏻
前、内定頂いた企業さんのこと知ってた😂今度はブレずにやり抜くっ💨— ほわモネ (@ayatoab) October 9, 2024
dodaエージェント、応募依頼して1ヶ月立つのに未だに先行準備から一切動かないんだけどこんなもん? トータル何ヶ月掛かるのよこのペース。他のエージェントとかサイト使った方がいいんかな。面談の印象は良かったんだけどなぁ
— 青黒 (@aoguro_nvl) September 18, 2024
JACリクルートメント
→エージェントのやる気凄いので言った年収の案件は持ってくる(たまに明らかミスマッチもある)ビズリーチ
→企業とダイレクトにやりあう場所でエージェントは無視doda
→担当者が完全にマッチしたと判断するか企業からのオファー以外通らない。— masa某 (@masabow23F) June 17, 2024
リクルートエージェントびっくりするくらい即レスなのにdoda全然連絡ないな
— セクシュアルヴァイオレットはらださよこ (@NEOHARADADX) August 19, 2024
このように、担当者によっては十分なサポートが得られないこともあるため、対応に不満がある場合は、担当キャリアアドバイザーの変更を申請することを検討しましょう。
◆ 担当キャリアアドバイザー変更の申し込み画面
名前や生年月日、会員ID、電話番号、キャリアアドバイザー名、満足度、変更理由を登録することで変えてもらえます。変更理由欄には、以下の選択肢があります。
- 提案・連絡の頻度が少ない
- 提案・連絡の内容に不満
- 紹介される求人件数が少ない
- マッチした求人が紹介されない
- その他(フリーコメント欄にご記入願います)
このような理由で変更申請が可能です。
担当者の対応に満足できないと感じたら、早めに変更申請を行うことが大切です。キャリアアドバイザーとの相性は転職活動に大きな影響を与えるため、遠慮せずに依頼してみましょう。
なぜdodaを使うべきか? 3つのメリット
dodaにはいくつかのデメリットがありますが、同時にメリットもあります。案件の豊富さや、充実したサポート体制などがその一例です。ここでは、おもなメリットを3つご紹介します。
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。
メリット1 サポートが良い場合もある
口コミの中には、dodaのエージェントがしっかりと対応してくれたという意見もあり、親身にサポートをしてくれた点を評価する声が見られます。
ありがとー!!面接苦手すぎてもう受けたくない😂
dodaをメインにマイナビもチラチラ見てたかな🤔 dodaはエージェントが自分に合った求人を紹介してくれるから、自分で探すのが面倒な人におすすめ!
マイナビはその補完で使ってて、人気の求人とか自分で探したい人におすすめかな!— noll-なる-@サーコス10/20 (@Noll0930) October 9, 2024
エンエージェント、とにかく電話が多くてキツイ……仕事中もかかってくるからビックリする。。。DODAのエージェントは電話を急にはしてこないし、事前にメールで「◯日◯時からお電話大丈夫ですか?」って聞いてきてくれるから仕事のジャマにならない。転職希望者の都合も考えてほしい。#転職活動記録
— ユウキ@公務員辞めてから5年目 (@ex_koumu_yuuki) February 20, 2024
ちなみに転職決まったエージェントはdodaさんです( *・ω・)ノ
マジちゃんとやってくれましたわ!— おのごん@代表戸締役 (@onogon_tojimari) October 8, 2024
リクルートエージェントで書類落ちした求人に、dodaから応募してみたら最終面接まで進んだので、志望度高い企業は複数の媒体からアプライした方がいいと思う。エージェント内で振るい落とされるのもったいない
— 広報さん (@casandayo) September 14, 2024
【DODA選考報告】
• 応募→17社
• 書類選考中→2社
• 面接予定→2社諦めずに応募し続けたら、書類選考通り始めた❗️
「とにかく応募数を増やせ」
っていうDODAエージェントのアドバイスは正しいかも🤔書類落ちまくってて凹んでたけど、諦めなくて良かった…#転職 https://t.co/n2PpSft3T9 pic.twitter.com/Lh0NrUnL8j
— ユウキ@公務員辞めてから5年目 (@ex_koumu_yuuki) January 23, 2024
dodaのエージェントは、職務経歴書の添削やアドバイスを行い、転職活動を手厚くサポートしてくれます。
職務経歴書の改善や、面接対策、求人の提案など、エージェントの力量によって転職活動の成果が左右されることもあります。
希望する業界や職種に合ったサポートを受けたい場合、dodaのエージェントは大きなメリットともなります。
メリット2 転職対策コンテンツが充実
dodaは、履歴書の添削や転職対策に役立つコンテンツが豊富で、スムーズに転職活動を進められる点が魅力です。
口コミでも、転職対策のコンテンツが充実している点が評価されています。
ガチで使ってよかった転職サイト
・リクルートエージェント
→求人数がとにかく多い・doda
→転職対策のコンテンツが充実・ビズリーチ
→登録するとスカウトが届く・AMBI
→高年収の求人が探しやすい・オープンワーク
→企業の口コミがわかる神サービスそして僕が一番重宝したのは…
— よしぎ|大転職時代の生き方 (@happyyoshigi) July 28, 2024
個人的におすすめな転職サイトの使い分け
Openworks等の口コミサイト
→情報収集doda等の総合型エージェント
→履歴書添削Ms-Japan等の特化型エージェント
→自分が応募できそうな求人見極めビズリーチ等のスカウト型エージェント
→申込、面接練習— 人の倍やって半人前 (@mihaeru77299292) October 2, 2024
無事転職活動終了したけど、10社くらい転職サイト登録してみた中でdodaが良かった。というか決まった。indeedはあかん。応募して4,5社くらいは職業紹介?エージェント?から連絡来た。正社員を薦めてくれるエージェントなら上手く使うのはあり。30代でハイクラスじゃない女性はdodaおすすめ。
— びび (@ppibiko) June 1, 2024
実際にdodaを利用をして、特に役立ったのが、8種類の職務経歴書のサンプルです。
自分に合ったサンプルを選んでダウンロードし、そのフォーマットに沿って書くことで、職務経歴書を簡単に作成できます。
また、dodaには「レジュメビルダー」という便利なツールもあります。
質問に答えていくことで職務経歴書が自動で作成されます。
入力した情報が表形式でまとめられるため、効率的に経歴を整理できるのが特徴です。
ただ、個人的には、Word形式のサンプルの方がレイアウトを自由にカスタマイズできるため、使いやすかったと感じました。
メリット3 案件数が豊富である
dodaは、豊富な案件数を誇り、口コミでもその点が高く評価されています。
リクルートエージェントが一番システムとして完成されてる感あるな
UI/UXも良い
誤操作で応募してしまいやすいとこ以外は良しdodaも早めに登録しておけばよかったな…
リクルートエージェントに無い企業が多いし、収入高めのも多い印象マイナビは案件少ないイメージ
— cryptocat@組み込みエンジニア (@cryptocat_miner) March 8, 2023
実際にdodaで求人を調べてみると、59,856件もの案件が掲載されています。また、「志向に近い求人」「希望条件に合った求人」「経験が活かせる求人」など、自分に合った条件での検索もできます。(2024年10月18日時点)
さらに、スカウトサービスに登録することで、自分の経歴にマッチした求人のオファーを受け取ることができます。
実際にオファーを開封してみたところ、経歴をしっかりと分析した上での提案があり、驚かされました。希望の仕事内容とは異なりましたが、提案力が高いと思います。
dodaが向いている人・向いていない人
dodaをおすすめできる人と、そうでない人を以下に整理しました。
◆ dodaが向いている人
- 履歴書の作成や面接対策など、転職対策をしっかり行いたい人
- 諦めずに応募を続けられる粘り強さがある人
- 忙しい仕事の合間でも、転職活動を進めたい人
◆ dodaが向いていない人
- すぐに転職を希望する人(エージェントの連絡が遅い場合がある)
- エージェントのサポートの品質を重視する人(対応にムラがある)
- 書類選考を確実に通過したい人(書類通過率が低いという口コミがある)
dodaの登録手順
最後に、dodaの登録方法をご紹介します。
まず、dodaの公式サイトにアクセスし、名前、メールアドレス、パスワードを登録します。
誕生年を選びます。
性別を選びます。
お住まいのエリアを選びます。
連絡先を入力します。
最終学歴を選びます。
卒業区分を選びます。
現在の勤務状況を選びます。
転職回数を選びます。
直近の勤務先会社名を回答します。
業種を回答します。
職種を選びます。
年収を入力します。
以上で、入力は終わります。「同意して会員登録をする」を選びます。
エージェントサービスを利用するため、引き続き情報を入力します。郵便番号を入力します。
勤務先の会社名の公開する、公開しないを選びます。
希望の勤務地を選びます。
希望の職種を選びます。
会員登録が完了すると、案件が紹介されます。「興味なし」「気になる」を回答します。
全部で5つほどの案件を紹介されます。
まとめ
この記事では、dodaの評判や実際のところどうなのかを検証し、dodaの特徴やメリット・デメリットをご紹介しました。
おさらいをすると、dodaのデメリットは3つあります。
- おすすめされる求人の質にムラがある
- 書類選考の通過率が低め
- エージェントにより対応に差がでやすい
dodaのメリットは3つあります。
- サポートが良い場合もある
- 転職対策コンテンツが充実
- 案件数は豊富である
そのため、dodaが向いている人は以下のような方です。
- 転職対策をしっかり行いたい人
- 複数の求人を比較しながら、転職を進めたい人
dodaが向いていない人は次のような方です。
- 転職を速く進めたい人
- 書類選考の通過率に重きを置いている人
なお、転職活動は個々の状況により異なるため、自分に合ったサービスを選ぶことが重要です。いくつかの転職エージェントとの比較表を作っておりますので、あわせてご検討ください。
転職エージェント | 特徴 | メリット | デメリット |
doda | 求人数が豊富 | 転職サポートが充実 | 書類選考の通過率が低い |
リクナビエージェント | 幅広い求人 | 書類作成、面接対応など丁寧 | サポートの期間が短い |
マイナビ転職 | 若手向け求人 | 未経験OKの求人もある | 経験者向けが少なめ |
JAC Recruitment | 外資系に強い | ハイクラスが多い | 一般職には不向き |
パソナキャリア | サポートに定評 | 丁寧な対応 | 案件の数が少なめ |
ビズリーチ | スカウト型 | ヘッドハンティングが豊富 | スカウトの質にばらつき |
なお、自己分析の仕方やコンピテンシー診断に興味のある方は、別記事をご覧ください。
【参考記事】
・ コンピテンシー診断・性格診断ツールおすすめ6選(無料、登録なし)
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Writer/編集者: 松田康